kikoがスタート

2005年8月にスタートしました。
私が観た(見た)、感じた、覚書き、気になることを書いてます。(^^ゞ

京都・特別公開で見ることができなかった「東寺 五重塔の内部」

2018年08月17日 | 京都
 
東寺の五重塔が特別公開されるのを知り行ってきました。
2014/1/10(金)~3/18(火)  9:00~16:00(受付終了)


日本一高い木造 「国宝 五重塔(ごじゅうのとう)」です。
(塔内は撮影禁止)

高さ54.8mは木造塔として日本一の高さを誇ります。826年(天長3)に
空海が創建に着手しますが、完成したのは空海没後の9世紀末でした。

約50年を要する難工事でしたが、僅か4年後には落雷によって焼失し
その後も雷火や不審火で4回焼失し、現在の塔は1644年(寛永21)に
3代将軍 徳川家光の寄進で建てられた5代目です。


初層内部は、折上子組格(おりあげこぐみごう)天井とされ
長押(なげし)等にも全面に、極彩色の文様が装飾されていました。


そして、大日如来に見立てた心柱を囲んで
東向きに・・・・・・・・・・・・阿閦如来 (あしゅくにょらい)
北向きに・・・・・・・・・・・宝生如来 (ほうしょうにょらい)
南向きに・・・・・・・・・・・阿弥陀如来 (あみだにょらい)
西向きに・・・不空成就如来 (ふくうじょうじゅにょらい)
の、金剛界四仏が安置されています。 (東(入口)→北→南→西(出口))

※外から見るだけの五重塔は、特別公開で入ることができましたが
ここも写真は禁止で、一階部分を一周してきました。

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※昨日の続き「ぶっちゃけ寺3時間」で、五重塔の最上級までの内部を
見ることができたので、非公開の五層内部の一部をここに残します。


この入口は、以前に行った特別公開の時と同じ東側の入口です。


中央の心柱(しんばしら)は、最上部まで伸びる五重塔の要です。


一番下の層には、空海が持ち帰った釈迦の骨「仏舎利」が埋葬されています。


二層目に向かっていますが、二層目の入り口はこんなに狭いです。
西郷さんは身長1m80cmで体重が100kgあったそうですが


この階段を、五層目まで上がられたと思うと大変だったでしょうね。


五重塔の内部です。


階段の上から見ています。


上層部分の心柱です。


五層目の出入り口です。


これが、五重塔の五層目から見える景色です。


西郷さんが、鳥羽・伏見の戦いで五重塔の五層に登って
戦況を確認したと言われています。

今は建物しか見えませんが、以前はお茶畑だったそうで
遠くまで見渡せたのですね。


西郷さんが勝利祈願をしたと言われる「立体曼荼羅」の講堂も見えています。

特別公開でも入れるのは一層目、写真を撮る事もできなかったので
もう~見ることは無いと思っていたので、良いものを見せてもらいました。

ゲストの高橋英樹さんが「五重塔を上がったと聞いたことが無い」と言って
チョッと羨ましそうでしたが、良いなぁ~と感じる瞬間ですね。(^^ゞ
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