kikoがスタート

2005年8月にスタートしました。
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京都・蹴上インクラインの「ねじりまんぽ」

2022年11月19日 | 京都
「蹴上インクラインを歩く」のつづきです。

ねじりまんぽ

ねじれが入口から見えています。

まんぽ=古い言葉でトンネルのことで「ねじりまんぽ」は
レンガのアーチが螺旋状に積まれたトンネルです。


インクラインを歩いている時に見えていたのは
南禅寺側の「ねじりまんぽ」の上部分でした。


トンネルは、インクラインの重さに耐えるように作られ
正式名は「斜拱渠(しゃきょうきょ)」と言うそうです。


他でも、鉄道線路とその下の道路や川が斜めに交差する場合には
「アーチ部を斜めにねじって」積まれているそうです。


煉瓦がねじれてるのがわかります。
この「ねじれ」が、インクラインの重さに耐えていたのです。


トンネル内に入ると・・・不思議な感じがします。


トンネルを抜けるとトンネル西口(三条通)にありました。

トンネル西口の扁額「勇観奇想(ゆうかんきそう)」

入口上部には「見事な眺めと優れた考え」という意味の
第3代 京都府知事の北垣国道氏が書かれた扁額です。

トンネル東口の扁額「陽気発処(ようきはっするところ)」

「精神を集中して物事を行えば、どんな困難にも打ち勝てる」
という意味が書かれています。


私は「ねじりまんぽ」を見たくて来ましたが
三条通から南禅寺に抜ける歩行者用の「ねじりまんぽ」は
多くの人に利用されているトンネルでした。

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