kikoがスタート

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京都・本願寺「愛嬌たっぷりの天の邪鬼(あまのじゃく)」

2018年09月24日 | 京都

本願寺のみどころ 「天の邪鬼」 です。


本願寺御影堂 (ごえいどう) 正面の左右ニ箇所にある約150cm 四方の
天水受けを、四方四隅の下で各4人・計8人の 「天の邪鬼」が支えています。


その天の邪鬼は身長が約38cm なのに比べて、顔の大きさが縦15cm
横17cm というほぼ二頭身のずんぐりとした姿が特徴で


膝に手をつく者


胸の前で手を合わせている者など姿はまちまちで愛嬌たっぷりです。


御影堂が再建された1636 (寛永13) 年から
ずっと天水受けを支え続けてきました。


見れば見るほど、愛嬌ある「天の邪鬼」 です。

よく似ているようですが、
こうして見ると、少しづつ違うのが分かります。


仏教では人間の煩悩を表す象徴として、四天王や執金剛神に踏みつけられて
いる悪鬼をいいます。 “ひねくれた性格でへそ曲がり” “ つむじ曲がりの人”
を指して言うことが多いですが、京都では 「お変さんな人」 とも言うようです。

本願寺さんの天の邪鬼は、こんな愛嬌のある 「天の邪鬼」 でした。
もし行かれたら、忘れずにこの8人の天の邪鬼に逢ってきて下さい。
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