「浄圓暮鐘(じょうえんのぼしょう)」が詠まれた、浄圓寺 さんです。
この坂なので「希望者だけ・・・」と言ってましたが
尻込みしていた人も、元気?に坂をあがっていきました。
2011年2月に来たことがありますが、その時のお話では
浄圓寺 さんは
浄土宗西山禅林派の寺院で文永6年(1269)に、浄音上人によって創建されました。浄音上人は、京都本山禅林寺(永観堂)第17世を務めた人物です。元は芥川河畔(浄蓮河原)にあったが、延宝年間(1673~1681)に水害があり、元禄16年(1703)に当地に移されました。
坂をあがると、下から見えなかった階段が目の前に
左の道は、車が通れるようになっていました。
浄圓寺さんの高い階段を上って、山門から見た「原盆地」です。
浄圓寺さんは、こんなに高いところに建っているのです。
原集落では家は高いところに建て、低いところは畑や田んぼにしていました。
原八景の一つ「浄圓暮鐘(じょうえんのぼしょう)」が詠まれた鐘楼
第二次世界大戦時の昭和十八年(1943)に供出され
その以後は鐘楼がありませんでした。
これは檀信徒の浄財により鐘楼が平成20年に新しくされた、現在の鐘楼です。
平成23年(2011)の「宗祖法然上人800年大遠忌法要」の
記念事業として、山門、土塀、本堂等も、きれいに改修されてました。
見た目より急な坂を、みんな頑張りました!
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