地下6メートルの迷路のような空間には、剣闘士やライオンやヒョウ
などの猛獣を収容していた地下が丸見えになってます。
コロッセオは命の取り合いだけでなく、ローマ皇帝は市民に娯楽を与える
ことで、治世の安定を図ろうとして、初めは競技場にローマ水道より引いた
水を張り動物を放ち、神話の世界や海戦の様子を再現して、多彩なイベント
を主催した施設だったそうです。
通路では聞きなれない言葉が飛び交っていましたが、日本の方とも出合う
ことがあって 「どこから来られたのですか?」 「写真撮ってくれますか?」
と、言葉を交わす場面もあり就職が決まった大学生の方が卒業旅行で来ら
れてました。 (一番楽しい時ですね~)
通路に、当時の様子を表現しているレリーフがありました。
人々に身分制度を意識させて帝国の秩序を保つために、コロッセオの
観客席は身分によって、一階席は元老院と議員、二階席は騎士、その上が
一般市民、最上階は市民権を持たない人にと、分けられていました。
これも・・・皇帝の巧みな統治術だったそうです。
この後は、初めにご紹介したコンスタンティヌスの凱旋門の前を通って
奥の方に見える、古代ローマの中心地だった 「フォロ・ロマーノ」 に
向かいま~す。
~~~~~~~ 今日の誕生花 日比谷花壇より ~~~~~~~
花名 : ストケシア 花言葉 : 追想
原産地は北アメリカ南部です。先が枝分かれした特徴的な花びらで
初夏から咲き始めます。日本には大正初期に導入されて普及しました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます