kikoがスタート

2005年8月にスタートしました。
私が観た(見た)、感じた、覚書き、気になることを書いてます。(^^ゞ

投下訓練目的の模擬原爆で「18都府県に49発投下 400人以上が犠牲」

2023年08月09日 | Weblog
今年は、広島と長崎に原爆投下されてから78年です。
太平洋戦争末期に米軍が原爆の投下訓練目的で落とした「模擬原爆」は、18都府県に49発投下され400人以上が犠牲になりました。



写真はお借りしました。


模擬原爆の時は
たった1発の大型爆弾によって、死者7人、重軽傷者73人、倒れた家485戸、被災者1645人の被害が出ましたが、当時の人々は知る限りの大型爆弾ということで「1トン爆弾」が投下されたと話していたそうです・・・。

でもこの爆弾は
1トン(2000ポンド)どころか「5トン爆弾」(1万ポンド)で、しかも原子爆弾を投下するための模擬原子爆弾で、これを使って原爆投下の実地練習をしていたのがわかったのは1991年でした。

その延長線上に・・・
広島や長崎の悲劇があった現実を忘れてはならない。


広島県  平和都市記念碑

「安らかに眠って下さい  過ちは繰返しませぬから」


長崎県  平和祈念像

「右手は原爆を示し
    左手は平和を、顔は戦争犠牲者の冥福を祈る」


ワシントンでは次のような電報が交わされていたそうです。
「第509部隊は…日本に対する一連の空襲を始めた。その目的は搭乗員を目標地域と最後の任務遂行のための戦法に慣れさせ、又一方日本人に高い高度を飛ぶB29の小編隊を眺めることに慣れさせるためである。」

米国は広島、長崎に続く準備を進めていたのは確実なことで
日本が降伏しなければ3つ目の原爆投下があったそうです。
コメント (2)
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