kikoがスタート

2005年8月にスタートしました。
私が観た(見た)、感じた、覚書き、気になることを書いてます。(^^ゞ

探訪 ノスタルジア 2回目 熊本県・江戸時代のアーチ 「霊台橋と通潤橋」

2012年02月26日 | 探訪 ノスタルジア

毎日新聞2月13日(月) の夕刊に掲載されていた記事は
「探訪 ノスタルジア 2回目」 熊本県の霊台橋と通潤橋でした。
文・写真  松井 宏員 記者 


長年、水害にもびくともしなかった 「霊台橋 (れいだいきょう)」 は
1847年に架けられた、高さ16m、長さ90mの国指定重要文化財です。

緑川に架かる霊台橋は、橋の根元を補強するために積まれた副石垣が2段
構えになっており、緑川流域には約80もの石橋が残っているそうです。

その理由は、細川藩の施策で農村が潤い、橋を架ける経済的なゆとりがあり
大昔の安蘇山の大噴火により加工しやすい熔結凝灰岩を利用し、石工の技術
があるこの辺りの石工さんが架けたという、堅牢な条件が揃っていたそうです。


下を流れる五老ヶ滝川にアーチが映る 「通潤橋 (つうじゅんきょう)」 で
この橋は通行のためでなく、水を通す橋で 「潤いを通す」 という名のように
1854年に、白糸台地へ水を送るために地元の有力者が架けました。

高さが約21mもあるのは、水の便が悪い台地の人々を救い、田んぼを
灌漑(かんがい) するために開けられるからでした。

橋の中央には放水口があり、昔は通水管に詰まった泥などを取り除くために
放水していたそうです。 橋の上部には3本の石管が通っています。

∽∽∽∽∽∽∽      ひとりごと        ∽∽∽∽∽∽∽

霊台橋も通潤橋も、中国の古典の言葉から命名されたそうです。
江戸時代の石橋が緑川流域に約80も残っているのには驚きですね。

明日の月曜日に、毎日新聞の夕刊で 「探訪ノスタルジア 第4回目」 が
掲載されるので、次は何処を紹介されるのかとても楽しみです。

次回の掲載は27日ではなくて、3月5日(月)の間違いでした。 (^^ゞ

~~~~~~~  今日の誕生花  日比谷花壇より  ~~~~~~~
花名 : ミズバショウ        花言葉 : 決心
葉がバショウの葉に似ているので、この名前になりました。 白いのは
花ではなく仏炎苞で、本当の花は中心部の黄色いところについています。
コメント
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