昨日の記事、河井次郎展 第1章~第3章 の続きです。
生誕120年記念本の表紙になっているのは、小間絵原画 (挿絵) でした。
2010年に生誕120年を迎えたことを記念し、陶芸、木彫や家具調度品、真鍮製のキセル
文筆や書の作品と、自筆のノートなど180余点が展示されていました。
第4章 生 命
第5章 造 形
展示会場出口付近で、足を止めて何かを書き留められている数人の姿がありました。
それは・・・
饗応不尽 (きょうおうふじん)
無数のつっかい棒で支えられている生命
時間の上を歩いている生命
自分に会い度い吾等
顧り見ればあらゆるものから歓待を受けている吾等
この世へお客さまに招かれている吾等
見つくせない程のもの
食べきれないご馳走
このままが往生でなかったら
常光浄土なんか何処にあるのだろう
河井寛次郎 (昭和41年秋)
1973年(昭和48年)2月1日に、「河井寛次郎記念館」 が開館されています。
記念館では、京都市東山区五条坂の旧宅、及び登り窯が公開されていますので
詳細は 河井寛次郎記念館のホームページ ←をクリックしてご覧下さい。
∽∽∽ ひとりごと ∽∽∽
河井氏の周りには、高島屋の川勝堅一氏、棟方志功氏、濱田庄司氏、柳宗悦氏 ・・・と
素晴らしい人の周りには、素晴らしい人が居られますね~ 諺にもありますが 「類は友を呼ぶ」
素晴らしい人と出会うには、先ず自分自身が素晴らしい人間になることですね。 (^^ゞ
~~~~~~~ 今日の誕生花 日比谷花壇より ~~~~~~~
花名 : ナスタチウム 花言葉 : 勝利
燃えさかる緋・黄・橙色の花をつけるナスタチウムは、ハーブの一種として知られています。日本には
江戸時代に観賞用として渡来しましたが、欧米では古くから食べる薬として利用されてきました。