黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『短歌のための文語文法入門』今野寿美(角川書店)

2013-06-18 | 読了本(小説、エッセイ等)
多くの短歌を引用しつつ、短歌のための文語文法、活用形などをわかりやすくかつ詳しく紹介した一冊。

とてもためになるのですが、ほとんど古文の授業のような趣き…(眠気を誘う/笑)。

<13/6/17,18>

フルーツミルキー@ドゥレザン

2013-06-16 | スイーツ
 ミルキーレザン(苺のショートケーキ)のフルーツバージョン。
 いちご、メロン、洋梨、オレンジ、ブルーベリーが使われています。
 ミルキーレザンはいちごのみでしたが、こちらはいろいろなフルーツを使っているのでカラフル。

 ドゥレザン:新潟(三条)

『聖なる怠け者の冒険』森見登美彦(朝日新聞出版)

2013-06-16 | 読了本(小説、エッセイ等)
一年ほど前から京都の街に現れた。虫食い穴のあい旧制高校のマントに身を包み、かわいい狸のお面をつけて困っている人々を助ける<ぽんぽこ仮面>。
そんな彼が跡継ぎに目をつけたのが、仕事が終われば独身寮で缶ビールを飲みつつ「将来お嫁さんを持ったら実現したいことリスト」を改訂することが唯一の趣味である、社会人二年目の小和田君……京都郊外の某化学企業の研究所につとめている青年だが、筋金入りの怠け者である。
そんな小和田君はある朝目覚めると、小学校の校庭に縛られていて、ぽんぽこ仮面から跡を継ぐようにといわれてしまう。
一方、ぽんぽこ仮面の存在を追う、探偵事務所でアルバイトをしている女子大生・玉川さんは、小和田君がその跡継ぎだと知ると付きまとい始める。
そんな中、何故か街中の皆が、ぽんぽこ仮面を捕まえようとし始め……

久々の新刊。
京都の街を舞台にした、ある土曜日のお話です。
あの辺とかその辺とかの別のお話ともちょっとリンクしてますね。
いつもの如く、ゆるく脱力系。蕎麦が…(笑)。

<13/6/15,16>

『おやすみラフマニノフ』中山七里(宝島社)

2013-06-14 | 読了本(小説、エッセイ等)
愛知音大に通う音大生・城戸晶は、ヴィルトゥオーソ科四回生。実家からの学費の援助が期待できなくなり、貧乏な彼は学費支払いのためバイトに明け暮れる。
大学では十月に定期演奏会が行われることになり、そこには理事長で名ピアニストである柘植彰良が参加することが決まっており、音楽関係者の注目も浴びやすい場。
そこにメンバーとして参加することができれば、狭き門である音楽関係の就職にも優位に立てると、色めき立つ学生たち。
さらにそのコンサートマスターになれば、準奨学生の扱いになり、滞納分している前期分もも延期になり後期は免除支払いに猶予ができるという特典がつくことから、晶は亡き母の願いの為に懸命に頑張る。
その後、何とかその座を射止め、第一ヴァイオリンとして参加することになった晶は、理事長の孫娘でもあるチェロ奏者・柘植初音らとともに練習に励んでいた。
ところがその最中、初音が演奏会で使用する予定だった大学秘蔵のストラディバリウスのチェロが密閉された保管庫から消失。
さらに、柘植が演奏するはずだったピアノが破壊され、彼らの身に次々に不可解な事件が…。メンバー内に不協和音が流れる中、臨時講師であるピアニスト・岬洋介がその解決に乗り出して……

シリーズ第2弾。といっても岬以外の登場人物はほとんど変わってますが。
前作同様、(今回はラフマニノフの)音楽がとても聴きたくなりますね~。

<13/6/13,14>