国元で新たに剣術指南役を選ぶことになり、その候補として挙げられた苅谷甚十郎は、かつて世話になった江戸の谷口道場に2度目の剣術修行にやってきた……腕前には申し分ない彼だが、生来の怖がりであることにケチをつけるものがおり、その決着を半年後の試合で決めることになった為だ。
道場に行く前に、兄弟子・辻村鉄之助の元に顔を出した彼は、百物語怪談会に代わりに出て欲しいと頼まれる。
和泉屋という商人から誘われたのだが、彼はその2日後に果たし合いをすることになっており、その直前に夜通し起きていなければならない百物語に参加するのは体力的に難しい。おまけに怪談好きの師範代・平松左門にまで断られてしまったのだという。
かくして参加することになった甚十郎。参加者は、場所を提供している商人・万屋と和泉屋の他は、何故か浪人者ばかり。
明け方までかかり、百物語を話し終えた彼らだったが、その後和泉屋は姿を消し、甚十郎が忘れた紙入れを取りに戻った浪人・高志忠蔵が殺されて……
酒と怪談が好きで、滅法腕がたつ浪人・平松左門が活躍する時代物ミステリシリーズの第2作……だと思われますが、1作目は読めてません;(何故か1作目は地元図書館に入らなかったので…)
そちらが読めてたら、もう少し楽しめたかなぁという気がしなくもないので、折をみて読んでみたいと思います(笑)。
<08/9/19>
道場に行く前に、兄弟子・辻村鉄之助の元に顔を出した彼は、百物語怪談会に代わりに出て欲しいと頼まれる。
和泉屋という商人から誘われたのだが、彼はその2日後に果たし合いをすることになっており、その直前に夜通し起きていなければならない百物語に参加するのは体力的に難しい。おまけに怪談好きの師範代・平松左門にまで断られてしまったのだという。
かくして参加することになった甚十郎。参加者は、場所を提供している商人・万屋と和泉屋の他は、何故か浪人者ばかり。
明け方までかかり、百物語を話し終えた彼らだったが、その後和泉屋は姿を消し、甚十郎が忘れた紙入れを取りに戻った浪人・高志忠蔵が殺されて……
酒と怪談が好きで、滅法腕がたつ浪人・平松左門が活躍する時代物ミステリシリーズの第2作……だと思われますが、1作目は読めてません;(何故か1作目は地元図書館に入らなかったので…)
そちらが読めてたら、もう少し楽しめたかなぁという気がしなくもないので、折をみて読んでみたいと思います(笑)。
<08/9/19>