黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『ゴーストハント 2 人形の檻』小野不由美(メディアファクトリー)

2012-04-22 | 読了本(小説、エッセイ等)
先の事件で知り合ってから三カ月。心霊現象の調査事務所・渋谷サイキックリサーチ(SPR)でアルバイトをしている、女子高校生・谷山麻衣。
事務所の所長は、顔は良いが無愛想な渋谷一也。麻衣は彼にナルというあだ名をつけ、呼んでいる。
そんなある日、森下典子という女性が依頼にやってきた。曰く、自宅の様子がおかしく、誰もいないはずの部屋から壁を叩く音がしたり、床を踏み鳴らす音がするのだという。
ちょうど麻衣の通う学校が夏休みに入った日であり、彼女がオフィスを訪ねてきた三日後。森下邸に出かけたナル、助手のリン、麻衣の三人は、そこで先の事件で知り合った元高野山の僧侶・滝川法生と巫女・松崎綾子と鉢合わせしてしまい、一緒に仕事をすることに。
森下家は、典子の兄・仁が仕事で海外に長期出張中で、その妻・香奈と前妻の娘・礼美、仁の妹・典子の四人家族。お手伝いさんの柴田が通いで来ている。
どうやらおかしな状況が起こり始めたのは、この家に越してきてから。前の持ち主から譲り受けた古い洋館だが、特にいわく謂われは見つからない。庭の手入れの為にたびたび出入りしているという曾根老人は、何故か礼美の様子を窺っている。
調査を開始した麻衣たちだったが、次第にエスカレートするポルターガイスト現象に見舞われ……

シリーズ第2弾。「悪霊がホントにいっぱい!」のリライト。
うん、まさに“ホントにいっぱい!”……だったね;と思い出す(遠い目)。

<12/4/21,22>


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