黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『まほろ駅前多田便利軒』三浦しをん(文藝春秋)

2006-04-02 | 読了本(小説、エッセイ等)
東京のはずれに位置する“まほろ市”。その駅前で、ひっそりと便利屋を営む青年・多田啓介。
正月3日。多田は仕事からの帰り道、高校時代の同級生で変人と有名だった、行天春彦に再会する。成り行きで事務所に彼を泊める事になったが、その後居着いてしまい……。
一方、多田にチワワの世話を依頼していた佐瀬家が夜逃げ。その娘・マリの行方を追った二人は……『多田便利軒、繁盛中』、
チワワの引き取り手を探していた多田たち。そこに名乗りをあげたのは、自称コロンビア人娼婦・ルル。今一つ納得できない多田は……『行天には、謎がある』、
小学四年生の少年・由良の塾の送迎を依頼された多田。ある日、バスの中でたまたま由良を見かけた多田は、由良の不審な行動を目にして……『働く車は、満身創痍』、
炎天下、バスの運行状況を確認していた多田は、熱中症で倒れてしまう。そこを通りかかった女性に助けられるが、彼女は行天を探していた。一方、ルルのルームメイト・ハイシーはチンピラ・ヤマシタに付き纏われていて……『走れ、便利屋』、
由良の住むマンションで、夫婦の刺殺体が発見され、その高校生の娘・園子は行方不明。その友人・新村清海は、多田たちが以前知り合った星のつてで、彼女を追うマスコミからの身辺警護を依頼され……『事実は、ひとつ』、
木村家の納屋の片付けを依頼された多田。そこに、木村夫婦の様子を聞かせてほしいという青年・北村周一が現れる。彼は、木村夫婦が生みの親であるといい……『あのバス停で、また会おう』連作短編的長編(?)。

おもしろかったです♪
是非続編が読みたいですvv
行天のビジュアルイメージは、オダジョーかなという気が(笑)。

<06/4/2>


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