黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

塩キャラメルとミルクチョコ@サンカントピュール

2009-04-29 | スイーツ
 塩キャラメルのソースがかけられた中は、ミルクチョコのムース(上の方はちょっと違うっぽい)。
 中に、スポンジが入っていて、土台はクッキー。
 上に載ってるのは、ビターチョコと、フランボワーズと、生クリーム。

 サンカントピュール:新潟(新潟)

安田ヨーグルトのタルト@サンカントピュール

2009-04-29 | スイーツ
 ヤスダヨーグルトのムースの中心にはオレンジが少々。その下はまったりとした食感のチーズ、土台はサクサクなタルトです。周りにまぶされているのは、細かいパイ生地。
 上には、ホワイトチョコ、オレンジ、ブルーベリーなどが載ってます。

 サンカントピュール:新潟(新潟)



『ミサキラヂオ』瀬川深(早川書房)

2009-04-29 | 読了本(小説、エッセイ等)
21世紀半ば。地元の人々から<ミサキ>と呼ばれる半島の小さな港町。
演劇人くずれの水産加工会社社長が、タンカーと接触した持船の保険金が入ったのをきっかけに、小さなFMラジオ局<ミサキラヂオ>を開局する。
観光物産市場<メルカード・デル・プエルト>の事務員・タキ青年がDJを務めるそこで流されるのは、売れない歴史小説家兼土産物屋店主の自作の朗読、高校教師の選曲するマニアックなクラシック、若妻を迎えたばかりの寡黙な農業青年の詩の朗読。
高級老人ホームやラブホテルなど手広く事業を展開する、中年実業家にして演歌作詞家・天満翔平は自分が作詞した演歌を流し、ひきこもりの髪の長い女はあらゆる媒体から取り入れた音をコラージュし、独自の音楽を作り上げる。
熱心な投稿常連の少年、ラジオネーム『第三の猫』と名乗る高校2年生は、何故か地域によってずれる放送の法則を見つけだそうと走り回る。
奇しくも、同じ日に同じ市民病院で生まれ、体重身長もほぼ同じで名前もよく似た、ワタナベユーミとワタナベユミ。
しかし性格は真逆な彼女たちは、一度は別れるが、ユーミの転校により同じクラスに。そんな彼女たちもそれぞれにラジオに関わるように。
ミサキラヂオ開局5周年を記念した<ミサキうみフェス2050>が行われた“夏”、リスナーだった青年の死を悼む“秋”、髪の長い女の音楽が映画に使われ、歴史小説家の作品が文学賞の候補に選ばれ熱狂する“冬”……

新たなラジオ局の存在によって何かが変わった海辺の町。そこに起こったささやかな奇跡…的な話。
それぞれのキャラクタたちの話が交互に描かれ、群像劇のような感じ。
設定は近未来ですが、SF的要素はあまりないです(電波がずれるあたりだけ?)

<09/4/29>