黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『空の欠片 魂葬屋奇談』九条菜月(中央公論新社)

2007-01-18 | 読了本(小説、エッセイ等)
公立王青高校に通う相原深波は、平凡を自認する男子高校生。
ある日、クラスメイトで、仲の良かった少女・須藤楓が三階の音楽室の窓から落ち、亡くなった事を知った日、自分にしか見えない謎の少年・ユキに出会う。
“魂葬屋”だという名乗る彼の仕事は、事故や殺人などにより割れてしまった魂の欠片を元通りにしてあげること。
彼から、楓の魂の欠片が行方不明であることを聞かされた深波は、ユキから頼まれ、彼の仕事を手伝うことに…。
そして欠片の行方を探す手がかりとして、彼女を付き落とした犯人の捜索に乗り出す深波たちだったのだが……

魂についての設定とかはおもしろかったです。
文章も読みやすい感じ……雰囲気は何となく若木さんのオーラバ(初期)とかを思い出させる感じ?
……それにしても、登場人物紹介や口絵にまで大きく扱われている死神・連夜……めちゃめちゃ登場場面が少ないのですが;

<07/1/18>