『月色光珠 暁の野に君を想う』岡篠名桜（集英社）

季節は夏。没落した家の再興を夢見て弟・子朝と共に上京し、長安の天花茶館で働く少女・周琳琅の元に、北の地に住んでいた母・秦桂珂と幼なじみの馮生がやってきた……しばらく都に滞在するという母と、都で医師になる為の勉強をするという馮生。しかし、そんな彼には別の目的もあった。それは、亡くなった義父の遺した銀灰色の珠の正体と昔世話になった医師・沈雲の行方を探すことだった。
そんなある日、馮生が何者かに襲われるという事件が起き……

シリーズ2作目。
前作を読んで今後活躍するのかなぁと思われた弟は完全に脇役(笑)。
有さんと琳琅との中は進展したようなしてないような…馮生が2人の関係にもうちょっと絡んでくれるとおもしろかったと思うのですが;

<07/1/10>