黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『砂楼に登りし者たち』獅子宮敏彦(東京創元社)

2005-05-08 | 読了本(小説、エッセイ等)
どことなく貧相に見える牛に乗り、弟子・永田徳二郎を連れて諸国を旅する小柄な老人……天下一の名医の呼び声も高い、残夢。そんな彼等が遭遇する謎の数々。
伝説のままに、合戦の最中に密室から消失した姫の謎『諏訪堕天使宮』、不可能な状況での刺殺の謎『美濃蛇念堂』、忍者集団の死闘の裏に潜むからくり『大和幻争伝』、そして残夢自身の消失事件『織田涜神譜』。
室町幕府崩壊前夜、諸国を放浪する伝説の医師の名推理。

ちょっとツッコミどころは満載な気はしますが、それなりに楽しめるかと(笑)。

<05/5/8>