本日18時30分、H2Aロケット7号機が打ち上げ成功しました。
H2Aロケット7号機の打ち上げ成功NikkeiNet
19時05分には、気象観測衛星ひまわりの後継衛星を起動に無事投入成功し、これでアメリカから衛星を借りるという悲しい事を終わらせることができます。
昨年の11月12日の記事で打ち上げ再開を報じてから早2ヶ月と10日あまり、一つ胸のつかえが取れた重い魔です。
今までのH2Aロケットの失敗によって、技術水準を含めた日本の宇宙開発は著しく評価を下げてきました。一度の打ち上げに、顧客にとってもサービス提供側にとっても莫大な費用がかかるロケットの打ち上げにおいて、「ロケットの信頼性」こそが最重要課題です。
乱暴な言い方をすれば、「ロケットとは衛星軌道上にものを投げあげる為の物」でありそれ以上の価値などありません。それ以上の価値がないにも関わらず、それに信頼性を見いだせなかった今までの日本の宇宙開発は、スタートラインから遠ざかっていた、むしろ「スタートラインに着いていなかった」とも言えると思います。
それが今夜、日本の宇宙開発はようやく、「もう一度」スタートラインに着くことができ、「再度」第一歩を踏み出すことができたのです。
技術大国として成り上がってきた我が国も、最近は海外製品に押され気味。そんな今こそ、技術のシンボルである「宇宙ロケット」は必要なのだと思います。技術者としての誇りを取り戻すためにも。
例え回り道でも、例え金にならなくても。きっとその先には何かがあるはずなんです。
H2Aロケット7号機の打ち上げ成功NikkeiNet
19時05分には、気象観測衛星ひまわりの後継衛星を起動に無事投入成功し、これでアメリカから衛星を借りるという悲しい事を終わらせることができます。
昨年の11月12日の記事で打ち上げ再開を報じてから早2ヶ月と10日あまり、一つ胸のつかえが取れた重い魔です。
今までのH2Aロケットの失敗によって、技術水準を含めた日本の宇宙開発は著しく評価を下げてきました。一度の打ち上げに、顧客にとってもサービス提供側にとっても莫大な費用がかかるロケットの打ち上げにおいて、「ロケットの信頼性」こそが最重要課題です。
乱暴な言い方をすれば、「ロケットとは衛星軌道上にものを投げあげる為の物」でありそれ以上の価値などありません。それ以上の価値がないにも関わらず、それに信頼性を見いだせなかった今までの日本の宇宙開発は、スタートラインから遠ざかっていた、むしろ「スタートラインに着いていなかった」とも言えると思います。
それが今夜、日本の宇宙開発はようやく、「もう一度」スタートラインに着くことができ、「再度」第一歩を踏み出すことができたのです。
技術大国として成り上がってきた我が国も、最近は海外製品に押され気味。そんな今こそ、技術のシンボルである「宇宙ロケット」は必要なのだと思います。技術者としての誇りを取り戻すためにも。
例え回り道でも、例え金にならなくても。きっとその先には何かがあるはずなんです。