Cafe de Kerm ~毒味ブログ~

物言いにも、珈琲にも、もれなく毒が混入している可能性が無いこともないです。

オイルショック再び?

2004-09-25 00:11:55 | Weblog
 今日は、本当に、頭がイタイです。
 比喩とかそんなんじゃ無くって、普通に頭が痛いです。どうやら風邪を引いてしまった様子。良かった、私はバカじゃないようです。
 冗談はおいておいて、季節の変わり目なので、体調には注意してくださいね。

 では、今回は、来るべき冬のお話を。

 ところで最近は、本当にガソリンが高いですよね。
 去年の今頃は、確か100円切っていたような気がするのですが・・・
 そんなわけで、よく遠乗りをする人ドライブが趣味な人など、車を日常の足に使っている人にとっては、つらい日々が続いています。かく言う私もその一人ですが、今までは、四千円あればだいたい満タン入っていたのに、今となっては五千円という現実に少々辟易気味です。

 しかし、ガソリンはまだ、車に乗る人だけがダメージを受けること。しかしこちらはそうはいきません。

灯油の国内在庫29%減

 灯油の国内在庫量が低水準に落ち込んでいる。石油連盟が24日発表した週次統計によると、18日時点の石油会社の在庫は339万2000キロリットルとなり、前年の同時期を29.4%下回った。(中略)
 石油各社は「急ピッチで灯油の生産比率を上げており供給不足の懸念は全くない」としている。(中略)海外でも灯油在庫は少なく、輸入は困難な状況。冬場の最需要期を控え、9月末までに400万キロリットルまでの在庫積み増しが必要とされるが、達成できない可能性もある。


 石油会社が「心配は全くない」と言っても、心配なのが人のサガ。
 特に灯油価格が高騰することになれば、一番困るのが北国の方々。暖房に灯油を使っている家庭は多く、使用量が多くなる冬場ともなれば、価格上昇がそのまま家計に跳ね返ってくるのは自明の理。その中でも年金生活をなさっているお年寄りなどにしてみれば、死活問題にもなり得ると言っても、過言ではないでしょう。

 東北、甲信越地方でなくとも、ほとんどの地域で石油ストーブの恩恵にあずかっているでしょうから、そこだけに絞っても、大きな金銭的損害が出るのは間違いないでしょう。なにしろ、「一般家庭」で「日常的」に使われている燃料なんですから。

 ポピュラーな消費物の不足は、もっとも痛手を被るものです。
 まだ確定ではないにしろ、「灯油が高くて、ストーブが使えない」なんて状況に陥ったら笑い話にもなりません。イラク戦争の爪痕を早く癒して、石油が安定供給される日が一日も早く来るのを祈るしか無いんでしょうかね。

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