Cafe de Kerm ~毒味ブログ~

物言いにも、珈琲にも、もれなく毒が混入している可能性が無いこともないです。

今こそサウンドに投資するタイミング

2010-04-28 23:00:54 | Weblog

 こういう新製品の記事を見ると、変な話、まだ市場として成立しているんだと言うことを再認識している感じ。

クリエイティブ、PCIeサウンドカード「Sound Blaster X-Fi Titanium HD」 マイコミジャーナル

クリエイティブメディアは、PC用サウンドカード「Sound Blaster」のハイエンド向け新モデルとして、X-Fi Xtreme Fidelityオーディオプロセッサ搭載のPCI Express x1サウンドカード「Sound Blaster X-Fi Titanium HD」を発表した。発売日は2010年5月中旬。価格はオープンだが、同社直販サイトでの価格は19,800円。

 そう、サウンドカードです。このノートPC全盛のご時世にサウンドカード?なんていう感覚を、なんとなーく自分も持っていることに逆に驚きます。グラフィックカードだと全然そんなこと思わないのに・・・

 PCの設計をする上で、真っ先に削られるのがサウンド周りという勝手な印象があります。現に自作の世界でも、ビデオカードは別に買っても、サウンド周りはマザーのオンボードで十分という場合が多いようです。某自作雑誌においても、まれにサウンド周りの特集記事が組まれることがあっても、自作例にサウンドカードやユニットが含まれることはまずありません。

 と言うわけで、今更サウンドカードなんて・・・という事をちらりと思ってしまったわけですが、いやいや、逆に今こそサウンドカードなのかも知れません。

 別にUSBのオーディオユニットでもいいのですけど、iPodやウォークマンの”母艦”としてPCが使われる事が多々ある現状において、今あるPCの音質を上げることは、自宅の音楽環境をグレードアップさせることに直結するわけですよ。
 例えば、最近のテレビはPC入力を持つ物が多いですから、ノートPCをテレビに繋いで大画面でYouTubeやニコニコ動画を利用できますが、その時にテレビのスピーカー(>ノートPC内蔵のショボイスピーカー)もジャックできます。USBオーディオユニットを介せば、さらに音質を上げた状態で、お手軽なジュークボックスとして楽しむことも出来るでしょう。
 「据え置きのオーディオプレイヤーがPCしかない」なんていう家庭ももはや珍しくないでしょうから、今こそ音質に投資して、快適なオーディオ生活を満喫してみるのも良い選択肢ではないでしょうか。別にコンポを買い足すよりも、スペース効率も費用対効果もずっと高いはずです。

 1万円前後のちょっと高級なヘッドフォンが売れている今ですから、次に「ちょっと高級なサウンドカード&USBオーディオ」が来ても全然おかしくないはず。ノートPC用に「スピーカー+USBオーディオ」のスタイリッシュなセットを一万円前後で売り出せば・・・それこそiPod用スピーカーのノリで、むしろiPod用のドックも付けて・・・きっと需要はあると思いますが、どんなもんでしょ?Boseさんがやると高くなっちゃうでしょうから、オンキヨーさんが素直にやらないでしょうかね?


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2 コメント

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サウンドカードはYMF754が今でも一番好きです (ぴえとろ)
2010-04-29 23:32:46
昔から思っていたのですが、こういった高級サウンドカードはどういった人が購入するのでしょう・・・。
PCの中にアナログ部突っ込んで高音質ですと言われても、原子炉の中で防護服着て折鶴折ったけど少ない被爆量で折れましたとか言われてるのと同じようにしか感じません。外でやればいいじゃないかー。

スペースの問題で音質に妥協してこの値段を払うのか、
はたまた原子炉の中で折られた鶴に美を感じるのがマニアなのか。
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あなたの身近にも買っている人はいるのです (kermount)
2010-04-30 23:08:28
ちなみに、私はUSBオーディオを使ってます。オンキヨーのSE-U33GXVです。安くてそこそこいい音でステキですね。

サウンドカードも高い物はオーディオカードと名前が変わるらしいですが・・・真空管アンプやA級アンプ、スタックスのイヤースピーカーに魅力を感じる人には、同じように魅力的に感じるのでは?
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