Cafe de Kerm ~毒味ブログ~

物言いにも、珈琲にも、もれなく毒が混入している可能性が無いこともないです。

ベッドサイド・ネットデバイスに最適解? Eee PCから2万円弱の新製品

2009-10-31 23:07:10 | Weblog

 私の父や、職場の上司といった年代の方々が抱えている共通の問題として「老眼」というものがあります。遠くのものは良いのですが、近くの、特に本や新聞を読むことが非常に苦痛になるらしいのですね。
 そこで、彼らの何割かがやっている対策として、「老眼鏡をそこかしこに置いておく」というものがあります。老眼鏡って、それほど個人向けのカスタムが必要ないのか、100円ショップで売られているものでも短時間ならば対応できてしまうことも多いみたいなんですね。ですから、家の中の使いそうな所にばらまいておくことで、いつでも困らずさっと使えるというわけです。

 何でこんな話をするかと言いますと、ネットデバイスでも同じような使い方がしたいなあ、と思ったからなんです。具体的には、ベッドサイドにおいて就寝前の読書代わりにネットをみれたら良いなあと。さすがにデスクトップPCを持ち運ぶわけには生きませんし、ある程度のスペックの汎用性のあるノートは、就寝前限定で使うにはいささか重い。
 と言うわけで、どこでも使えて本当に気軽に使え、ベッドサイド限定にしても惜しくない価格(ここ重要)のネットデバイスをここ数年ずっと探してきました。

 そんなわけで、お値段控えめのネットデバイスを見かけると割と見境無く取り上げてきましたが、ここで新たな情報が飛び込んできました。

ASUS、2万円以下のEee PC「高峰」を来年Q1発売・Android 採用? engadget

留まるところを知らないノートPC価格競争のなか、火付け役の一人であるASUSのCEO Jerry Shen氏が今度は6000台湾ドルのEee PCを来年第1四半期に発売すると発言しています。日本円にそのまま換算すると1万7000円以下。Shen氏いわくこれは同社の「秘密兵器」で、 AtomではなくARM系チップを採用したEee PC高峰(Eee PC Peak?)と呼ばれているもの。

 CPUがARM系で、OSにAndroidを搭載するかもしれないと言うことで、位置づけ的にはXP搭載のPCネットブックのような汎用機のローエンド版ではなく、ネット閲覧+メディア再生・ただしシャープのネットウォーカーやiPhoneよりはPCライクという所でしょうか。
 サイズはほぼネットブック準拠でディスプレイの解像度も確保されていそうで、Flashのバージョンアップに伴い、ネットを見るだけならば必要十分の性能を持ち合わせているように思えます。

 さて、すばらしいのは価格で、なんと円換算で1万7000円だとか。先ほど名前を出したネットウォーカーが最安3万5千円程度ですし、ネットブックの最安もだいたいその程度ですので、現行機種の約半分の価格で市場投入と言う事になります。これなら、失敗覚悟で買っても後々の傷は浅そうです。
 ・・・なんだか、一昔前にWindows CE機を各社がこぞって出していたときの価格破壊感のような既視感を感じました。

 また、この機械は3G端末内蔵ではないし、EeePCブランドと言うことで日本でも発売が期待できると言う意味でも、現状もっとも期待できるベッドサイド・ネットデバイスじゃないでしょうか。
 こういうガジェットの記事を書いたときにいつも思うことなんですが、日本のメーカーもこう言うのをやれば良いのに・・・どうしても、過度な小型化とか高機能化とかそっちの方に行っちゃうんでしょうね。あ、でも、ネットウォーカーとかVAIO type P、LOOX Uはステキだと思いますよ?あと、VAIO Xも。


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2 コメント

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ウェブもMHFも。 (A.H.O.)
2009-11-03 12:44:10
枕元にデスクトップPC、フルキーボード、モニタが置いてあり、寝そべってPCを使う(っていうかその体勢専用)人も世の中には居るんでさぁ。
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その体勢だと (kermount)
2009-11-03 20:49:52
腰痛と背筋には気を付けてくださいね。
ぎっくり腰は怖いですぞ?
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