Cafe de Kerm ~毒味ブログ~

物言いにも、珈琲にも、もれなく毒が混入している可能性が無いこともないです。

音声通話って本当に要らないの?

2010-11-15 19:59:30 | Thinkings

私は携帯電話を二つ持っていますけれど、iPhoneの用途のほとんどはデータ通信が主。要するに、電話としての用途は二の次です。文字もタッチパネルとは言えQwertyキーボードで打ちやすいですしね。

ところが、もう一つのauの携帯電話はデータ通信をさっぱり使いません。というよりも、使えません。邪魔なのでez-webの契約すら切ってあるのです。auのガンガントークサービスをフルに使って、限られた人と話すため「だけ」の端末になったiida misora・・・多少大きくなってもBluetooth対応端末にしておけば良かった、と思ったのは買ってから数日後でした。

さて、「音声通話のためだけに携帯電話を持つ」というのは、少々時代に逆行している野かも知れません。というのも、テキストメッセージがすさまじい勢いで世の中を浸食しているから。携帯メールは便利だし、TwitterにFacebook、モバゲーにgree・・・もはや携帯電話の音声通話はタダのオマケなのでしょうか?

音声電話は死んだ TechCrunch

陳腐さでは負けるが手書きの手紙以上に面倒な電話の通話は、しばらくの間は郷愁の念に賛美されるだろうが、コミュニケーション手段としては色あせてきている。2008年には、利用度数でテキストメッセージが音声通話を越え、それ以来われわれはテキスト主体のコミュニケーションの支配する世界に住んできた(ありがとうTwitter)。

音声通話の衰退ぶりにはこういう記事まで出てくる始末。この「死んだ」というのは「衰退している」という表現と言うことですが、その事実は日本もアメリカも変わらないらしく、日本のコメント欄にも賛同者がたくさんついています。

しかし、au携帯の音声通話に「縛られている」私からすれば、日本の携帯電話キャリアが提供している魅力的な音声通話プランが無くならない限り、音声通話が必要以上に衰退することは無かろうとも思う訳です。あと、内線電話の楽さ加減はメールよりも上だと個人的には思っています。

いや、もちろん、私も「仲間内での緊急を擁しない連絡」にはメールをさっくり使っています。そのためのiPhoneですしね。しかし、世の中には「メールよりも電話の方が手っ取り早い」と思っている人は、ギークの想像以上に多いのですよ。
だから、未だに固定電話やFAXが生きながらえているように、携帯電話から音声通話が消えるのはもう少し先だと思うのです。



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