Cafe de Kerm ~毒味ブログ~

物言いにも、珈琲にも、もれなく毒が混入している可能性が無いこともないです。

フリーなOffice、バージョンアップ

2005-08-31 00:53:30 | PC
 以前にも記事にした、OpenOffice.org Ver.2がbeta2にバージョンアップしました。

 OpenOffice.org

 Officeと言えば、今やデスクワークでは欠かせない・・・と言いますか、書類のシェアまで考えると、もはや必須とも言えるソフトです。しかしながら、最初からプリインストールされているものは良いですが、自作PCユーザーやバンドルされていないメーカー製PCを買った場合は、家に会社の仕事を持ち込もうとすると、どうしても環境を整備しなくてはなりません。
 しかし、導入コストは馬鹿になりません。
 OfficeXP Personalでも3万円以上という高めの価格設定は、購入を躊躇させるには十分な価格ですが、無いと仕事にならないのも事実・・・

 そんな場合にOpenOffice.orgは魅力的な選択肢ですね。もちろん、これに年間1,980円有償サポートをつけたStarSuiteでもよろしいのですが、価格だけ見ると圧倒的です。
 各サイトの批評を見てみても、普通に使う限りは全く問題ないレベルまで互換性は保たれており、「家で仕事の続きをする」「プライベートな書類を作る」用途ならば、わざわざ高価なMS Officeを買わなくても対応できるでしょう。

 しかし、EXCEL VBAに関しては「互換性は全くない」という問題があったり、「シートの名前に使えない文字がある」など、まだ完全とは言えない部分がそこそこ残っています。このあたりに目をつぶれるかどうかで、使えるか使えないかの評価は全く変わってきますね。

 最近はソフトウェアも二極化が進んでいるように感じます。
 ソースネクストに代表される「廉価」ソフトウェア、そしてPhotoShopや件のMS Office等の「高価」なソフトウェアです。
 その中の「廉価」の中でも究極とも言える「無料」のOpenOffice。これからも進化を続けるのでしょうが、私はディープなPCユーザーだけでなく、一般のユーザーにももっとアピールしていく戦略をとっていってもらいたいです。まずは一定のシェアを持つこと。そうすることで初めて、選択肢としての意味を持つはずだから。

 ムック形式かポケットリファレンスの様な形でROM付きの本でも出てないのかな?・・・と思ってたら11冊ほど出ているようです。店頭で見たこと無いなあ。
 小冊子付きDVDケースサイズ、1,000円弱で、コンビニや書店のレジ脇で売ったら結構おもしろいと思うんですけどね。どうせOfficeと一緒だから説明書なんてみんな読まないでしょ。

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2 コメント

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Unknown (たる)
2005-09-03 00:33:56
ExcelVBAに互換性がないと仕事の続きもできんのです



というか実際の開発環境を運用環境に近づけないと意味がないので

たとえ100%互換だったとしても使えないなぁ

OpenOfficeで、と最初に注文が来ない限りは…



あとこの話には全く関係ないけどAccess2003には死んでほしいと思いました
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開発の場合 (kermount)
2005-09-03 21:08:23
実際にアプリを開発する場合はそうかも知れませんね。



事務仕事で書類作ったりするには十分でも、それ以上をお求め用とするとなかなか使えないものです。



 openofficeで、というお仕事は、もっと知名度が上がらないと無理でしょうね。

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