11月28日に最初の発送があった裁判員候補者通知。最近は郵便局も日曜日に営業しているようですので、続々と候補者の元へ届いているみたいです。この通知が届いた場合、来年の5月から一年間の間、裁判員候補者としてリストに載り続けることになります。
私のような立場の人間がこういっちゃ何ですが、正直なところ呼び出されたくないというのが本当のところ。で、実際のところ、候補者になってしまったらどれくらいの確率で裁判に行かなくてはならないのでしょうか?
【裁判員制度】候補者通知届いた人の2人に1人呼び出し msn産経ニュース
来年の裁判員裁判に向けて各地裁の裁判員候補者名簿に記載され、最高裁から通知を受け取った人が、実際に候補者として裁判所に呼び出される確率を共同通信が30日試算したところ、全国平均で2・2人に1人という結果が出た。裁判所別では、長野地裁本庁や仙台地裁などの名簿記載者は、ほぼ全員が呼び出される確率となった。
ということで、候補者になった場合は心の準備は必須。「当たらなかったらラッキー」位の確率みたいです。ではそもそも候補者になる確率はといいますと、地域によっても違いますが、全国平均で362分の1だとか。ただ、この何分の1というのがくせ者でして、まず当たらない、ではなく、これくらいの確率なら何年に一回かは回ってくる位に考えておいた方が良さそうです。詳しくは「誕生日のパラドックス」でググると近い解説が出てきます。
候補者通知、届いた方もそうでない方も、心の準備と辞退条件くらいは覚えておいた方が良さそうですよ。
誕生日のパラドックスは人間の直感と理論値のギャップのことのようなので、362分の1という理論値が出ているならそれは素直に受け止めても良いかなぁと。
自分は毎年362分の1の抽選が行われていると思えばいいと言うことならば、そうかもしれない。・・・じゃあ、元記事の5、6年に一回回ってくると言うのは何だったんだろ?