この間、私がjoojooを買ったことを覚えておられるでしょうか?実は、今うちにあるjoojooは二台目で、1台目はすでにシンガポールに送り返してあります。そう、一台目は初期不良で、充電が突然出来なくなってしまったんです。送り返すときに、わざわざ名古屋のキンコーズまで出向いたときは面倒の極みでしたよ・・・FedExさん、岐阜近郊にもキンコーズを出店してくれるとうれしいです・・・
面倒と言えば、joojooの注文から返送までの一連の連絡についてもそうでしたね。というのは、シンガポールとのやりとりは当然英語。私は生粋のネイティブジャパニーズスピーカーですから、読むならまだしも、英語で文章を組み立てるのは大の苦手。仕方が無いので、翻訳サービスを使ってざっくり翻訳し、表示された翻訳文を手直しして利用するというたどたどしい方法をとるしかありませんでした。
中々使い慣れていない言語で文章を書くというのは難しいもの。しかも文法的に正しいものを、となればなおさらです。そこで、「ある程度使える状態まで持って行った後」の手助けをするツールが紹介されていましたので報告します。
タイプしている間にリアルタイムで英語をチェック/修正してくれるAIType TechCrunch
AITypeは、ある言語を話せるし理解できるけど、そのルールや慣習については自信がない、という人のためのツールだ。たとえば、英語で文章を書く外国人は、語順を間違えたり、不適切な言葉を使うことが多い。AITypeは、ユーザが今何を書こうとしているのか、つねに予測して先回りして候補語を出すから、知らない人が見ていると、英語の達人がすらすらと文章を書いてるように見えるだろう。
要するに、日本で言う携帯電話の予測変換機能みたいなもの。それが「あり得ない単語や言い回し」を排除し、文法的に正しい文章を作る「手助け」をしてくれるというわけです。
しかしながら、これは全く持ってカンペキではありえません。予測変換機能を使い慣れていると分かると思いますけれど、ある程度その言語になれていて、次に来る単語一覧から使いたい単語を正しく取捨選択できる能力は最低限必要になるからです。要は、英語に全く不慣れな人間には宝の持ち腐れであると言う事を示しています。
日本語の回りくどい言い回しをそのまま英語に直訳してもうまくいかないように、英語には英語のスタンダードな表現方法があります。また、今回紹介したAITypeは言うに及ばず、翻訳サービスもとんでもない訳をはき出すことがよくありますし・・・つまりは、英語に関してはテクノロジーよりも自分自身がある程度使えるようにならないとってことでしょうかね。
・・・少しは勉強するかなあ。