Cafe de Kerm ~毒味ブログ~

物言いにも、珈琲にも、もれなく毒が混入している可能性が無いこともないです。

こだわりのキーボード

2008-11-23 23:24:19 | Thinkings

 以前からたびたび話題にしてきましたが、世の中にはキーボードに対してこだわりを持っている人は、結構な数が存在するようです。私の職場はIT系でもなく、事務用に支給されているのもノートPCばかりですので、そういうところを発揮できるのはせいぜいマウスくらい。あんまり熱く語ると引かれる可能性が高いです。・・・いや、私の周りにはSEが結構な割合で存在しているのですが、彼らがキーボードにこだわっているというのはあんまり聞いたことがないですねえ。

 かくいう私は、ここ数年間はずっとMicrosoftのエルゴノミクスキーボードを使っています。ハの字に真ん中から分かれている、なかなかインパクトのある面構えのアレなんですが、私の部屋に入った友人には必ず「使いやすい?」と聞かれますが、慣れると存外に楽なんです。タイピングの癖も強制的に直されますしね。このように左右が分かれているキーボードでは他にKINESIS社の製品がありますが、ちょっとお高いですので・・・いつかは使ってみたいものです。

 ところで、キーボードへの究極のこだわりが生んだキーボードと言えば、Happy Hacking Keyboardというものがあります。Windowsキーが無いのは当たり前として、ファンクションキーはおろかカーソルキーすらそぎ落とし、キー配列まで見直すというこだわりぶり。この「異端児」とも言えるキーボードを作るきっかけとなったのが、和田英一氏です。

“キー坊”にならなかったHappy Hacking Keyboard ITmedia

 とにかく自分の理想のキーボードが欲しかった同氏ですが、その熱意でもってPFU社を動かし、かつ傑作と言われるHHKを作り上げたところは、もうすさまじいとしか言いようがないですね。

 もちろん、HHKが万人受けするかと言えば、私は自信を持って「NO」だと言えます。私もキーが少なすぎて使おうとは思いません。ただ、元記事にある、

お使いのキーボードにもよりますが「Scr Lock」というキーがあるかと思います。さて、このキーが何をするためのものか即答できますか?

この後には「ころころ変わるキー配列、何とかならない?」という趣旨の内容が続くわけですが、私の場合はそこまでころころ変わるほど仕様歴が長くありませんので、むしろHHKにつながる「使わないならいらなくない?」という方向のですが、そのあたりはわかるような気がします。
 改めてキーボードを見てみると、使わないキーや、むしろあると邪魔なキーとかが案外あるものです。くだんのScrLockキーとか確かに全く使いませんもの。・・・そのほかの右上の方にあるキーは意外に使っていて、むしろ驚いたんですが。

 自分が使わないキーのキートップは外してしまう、という人もいますけれど・・・私の理想的なキー配列を考えると、普通の日本語配列で、スペースキー横の「無変換」「変換」「カタカナ・ひらがな」キーが無いものでしょうか・・・ローマ字でしか使わないので激しくいらないです。その分スペースキーが長いキーボード、どこか作ってくれないものでしょうかねえ。