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「北海道山日和」

【長期使用レビュー】ミズノ ウェーブリベリオンプロ

2024-02-14 17:38:03 | ランニングシューズ

今回はランニングシューズのレビュー。

 

昨年(2023年1月2日)に発表されたミズノのスーパーシューズ『WAVE REBELLION PRO』だ。

と言うのも昨年末(12月)に『WAVE REBELLION PRO2』が発売された。

プロだけでなく、ウェーブリベリオンシリーズ全部が刷新され、特にPRO2とFLASH2は大幅にアップデート、

初代よりも注目が集まっている。実際、私のまわりでも初代の時よりPRO2を履いている人が目立つ。

私も春以降のレース用シューズはPRO2を考えているので、その前に初代の長期使用レビューをしておこうと思った次第。


※写真はMIZUNOホームページより

私は写真のように2023大阪マラソンに合わせて発売された「KAKIZOME PB Pack」を購入した。

2023大阪マラソンエキスポのミズノブースで試し履きをさせてもらった。ただ履くだけではなく

本当に短い距離だが走ってみて「これはフルマラソンに良いかもしれない❗️」というのが

ファーストインプレッションで、購入することを決めた。

 

『これはフルマラソンに良いかもしれない❗️』

と感じた理由を挙げてみる。

1️⃣ 自然と前に進む・・・次の一歩がスムーズに出る

2️⃣ レース後半も足が残りそう

 

本題に行く前に、ウェーブリベリオンプロのスペックをおさらいしてみる。


ウェーブリベリオンプロ 重さ             

26.5cmで212g。(ただし個体差なのか、スケールの誤差が出たのか右は203gだった)

メーカー発表は27cmで約215g。

 

ウェーブリベリオンプロ ミッドソール素材       

KAKIZOMEカラーの場合は少し分かりずらいが、2種類のミッドソール素材を使用している。

上の写真のミッドソール部分で、上半分ところが「ミズノエナジーライトプラス」、

下半分部分が「ミズノエナジーライト」、その間に入っているのがミズノウェーブと呼ばれるプレートで

ウェーブリベリオンプロの場合はカーボンファイバー入りのナイロンプレート(いわゆるカーボンプレート)。

ミズノ発表によると、新開発のミズノエナジーライトプラスは、同社の従来ソール素材(U4ic)比で、

柔らかさで62%アップ、反発性が25%アップ、一方下層のミズノエナジーライトは柔らかさで22%アップ、

反発性が35%アップとのこと。

そしてこの2つのミッドソール素材でカーボン入りプレートをサンドイッチしている。

そのプレートも工夫があり、剛性を出すために表面をハニカム構造を採用し、さらに中間部を折り曲げている。

 

ウェーブリベリオンプロ ミッドソールの形状・厚さ   

ウェーブリベリオンプロの象徴的な特徴でもあるのがこのミッドソールの大胆な形状と厚さだろう。

公認のソールの厚さはロードレースでは40mm以内となっているが、測定する位置はというと、

内測で後から12%と75%の位置で計測する。

正確な測り方ではないが、特に踵部分についてはギリギリクリアしているという感じ。

そして注目すべきは中足部だ。ゆうに50mmを超えている。(もちろんイリーガルではない)

また踵骨の前側(土踏まずの後)あたりから踵にかけてソールが大胆にカットされている。

 

ウェーブリベリオンプロ アウトソール         

アウトソールはミズノのレース仕様シューズでは定番の「G3ソール」だ。

よく見てみると、前足部と中足部より後ろでパターンのグリップパターンの形状が違っている。

前側は🔸といった菱形をしていて、蹴り出しをサポートするような形状に対し、

後ろに行くにつれて楕円形のようになり、よりスムーズな接地と体重移動となるような設計だ。

また軽量化を図るためソールの中央部を大胆にくり抜いているのも大きな特徴。

Onでもあるあるの石ころが挟まる可能性もコースによってはあるのかもしれないが、

これまでは運良く一度もない。

ウェーブリベリオンプロ アッパー           

アッパーはエンジにアードメッシュが採用されている。

足を入れた感触は良く、優しく柔らかなで、通気性も良い。アシックスなどに採用されている

モーションラップアッパーなどと好みは分かれると思うが、フィット感で言うならこちらの方が好みだ。

アッパーではないがシューレースが少し短いと感じる。そして素材も最近のアシックスやナイキのような

凹凸構造をしたシューレースを採用してもらえると安心感が向上すると思う。

ウェーブリベリオンプロ サイズ感           

サイズ感だが、ミズノも他のメーカーも大体が26cmでいいのだが、ウェーブリベリオンプロは

試し履きをした時に26cmではジャストサイズだったのでミズノのスタッフに相談したところ、

シューズの特性上重心が前よりになりやすいため、ハーフサイズあげた方が良いとアドバイスされ

26.5cmにした。結果的に正解だった。普段のサイズ選びの基準次第だが、ハーフサイズあげている

方が多いような印象だ。

 

さて本題だ。

1.自然と前に進む・・・次の一歩がスムーズに出る。

2.レース後半も足が残りそう

この二つは上記のミッドソールの形状・厚さで少し触れたが書いたが、これこそがミズノ独自のソール構造でもある

「スムース・スピード・アシスト」で説明ができる。

最初に足を入れて立った時の印象は「背が高くなった?」と感じるような、中足部の突き上げ感だ。

そしてただ立っているだけ、または歩くだけではこのシューズは「履きづらい」印象しか残らないだろう。

履いてただ立っているだけの時は、少し前傾気味か、最もミッドソールの厚い中足部の上に重心を置き、

体幹を安定させないと後ろによろけるような不安定さがあるが、一度走り出すとそれまでが嘘のように安定する。

というか、自然と前に足が出る感覚になる。シューズで走らされているような感じだ。

 

私の走り方は概ねミッドフット(中足部)着地(フォアフット(前足部)で接地を初めるが)だ。

🔴部分の接地から一番重心がかかる🟢の位置に来た時に、この一番ミッドソールの厚い部分でグッと

前に押し出してくれる感じという表現になる。

実際スムース・スピード・アシストは下の写真のように下腿三頭筋(ふくらはぎの筋肉)の負担を軽減させる

のが特徴だ。

私が持っている他のメーカーのシューズ(この場合はナイキヴェイパーフライネクスト%2020)と

ウェーブリベリオンプロで説明する。

🔴が作用点、🔵が支点(くるぶしに当たる)、🟢が力点となる。支点と力点の距離はどちらも同じ。

🔴作用点と🔵支点の距離が遠いと力点にかかる負荷が大きくなる(ふくらはぎに負荷がかかる)。

反対に短いと負担が小さくなる。

この写真で説明した🟢ぶぶんでグッと前に押し出されるというのは、このふくらはぎに負荷がかかる前に

サポートしてくれていると理解している。

このシューズでこれまで約270kmほど走った。レース用なので本番直前の履き慣らしとレースのみの使用だが

フルマラソン2回(2023洞爺湖マラソン、2023つくばマラソン)、53km(利尻島一周マラソン)1回、

ハーフマラソン2回(フードバレーとかち、栗山マラソン)だ。

運悪くというか2023年は膝の調子が良くなく、タイムを追うようなレースができたのはハーフの栗山マラソン(1時間23分台)

とつくばマラソン(ギリギリサブスリー)だ。

スムース・スピード・アシストはふくらはぎへの負担を軽減すると書いたが、これを履いたからといって

ふくらはぎが攣ったりしないかと言えばそうではない。あくまで軽減だ。

つくばマラソンの時は実際残りの5kmからふくらはぎが攣り始め、最後の3kmは我慢のレースとなったが、

この時はスムース・スピード・アシストの恩恵が受けられたと思っている。

足が攣り始めたなと感じたところから着地位置を特に意識した。一番サポートをもらえる中足部(一番厚いところ)に

意識を持っていくことで負担を最小限に抑えられたように感じる。

またレース全般に言えることだが、足を置く位置が安定するとずっとその動きが続けられるような感覚がある

シューズだと感じる。

ヴェイパーフライだと前後左右に自由度が大きい分、常にコントロールしていないといけない感じだが、

ウェーブリベリオンプロは前へのガイドが強いといった印象だ。

 

ウェーブリベリオンプロ まとめ           

ウェーブリベリオンプロを表現すると、

「反発がすごいシューズというより、G3グリップの恩恵もありながらしっかりと地面を捉え、脚を回してくれる」

ロングディスタンス用シューズという感じだろうか。

私も反発という点ではヴェイパーフライや他のメーカーのシューズの方が感じるし、速く走れるんじゃないかと思う。

フォアフットでしっかりとフルマラソンを走り切れる人は少し物足りないと感じると思うが、

一番厚い中足部で接地した時の心地よさは他のスーパーシューズにはない感覚だ。

では踵よりで接地する人が使えないかと言えばそうとも言い切れない。

踵が大胆にカットされていて特殊なシューズのように感じるかもしれないが、そうではない。

踵着地といっても足関節を大きく背屈させて踵の後ろよりで着地する人は稀だろう。だいたい人の踵着地は着地というより

足裏(踵下)で接地を開始し、徐々に足裏をローリングさせて体重を前に移動するのではないだろうか。

踵があるシューズだと、特に最近は安定させるために前後左右にミッドソールが張り出しているものが多いので、

踵部分が先に接地するようになっているが、実際に体重が乗り込み始めるのは、ウェーブリべリオンプロでいう

踵のカットされた位置くらいからだ。

私も試してみたが、踵よりで接地を開始すると中足部の最厚部でコロンと前に気持ちよく押し出してくれるので

とても心地が良い。

プロはサブ2.5クラスのランナー向けという謳い文句だが、タイムで言うとサブスリー前後、サブ3.5くらいの

ランナーのフルマラソン用シューズととしてとてもマッチするのではないかと。

ただしやはりある程度のスピード(キロ5分以内くらい)を維持できるランナー、またはそれより遅くても

重心を前気味にキープできるのであれば使えると思う。

今は2世代目が発売され、サイズが残っていればネットなどで安く手に入るものもあるかもしれないので

ぜひ試してほしいと思う。

実際に履いたレースのYoutubeはこちら。

つくばマラソン

https://youtu.be/nTasAnS5WL0

利尻島一周悠遊覧人G

https://youtu.be/LWbLWbCCtP0

フードバレーとかちマラソン

https://youtu.be/OmWrKTcvTaQ

 

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