千手院のBlog

タイトルそのまま・・・お寺の紹介・生活日記!冬期は墓地の積雪状況もアップしています。

ちょっと心配・・・

2016年02月20日 | Weblog
昨日は東京のお檀家さんのご葬儀に行きました。

梅の花が咲き誇る穏やかなお天気の中、常にふるさとの浦佐を大切に思い続けてくれた方・・・。ご家族の心のこもったご葬儀でした。

今日は御祈祷と心配事相談で終了。
ほっと一息ついていたら、Iさんから手作りのお豆腐が届きました。



昔ながらの本当にギューッとお豆がつまったお豆腐です。お豆もそうですが裏山から引いている天然の清水を使ったお豆腐は本当に美味しいのです。
このIさんは手作りをした時には、いつもお寺にお供えしてくださる信心篤いお方です。

ご本尊さまにお供えし、あとは有り難く、美味しくいただきました。
このような本物の味を幼い頃から知っているからでしょうか、Iさんのご子息は東京の有名ホテルの料理長をつとめるほどになっているのです。



さて、浦佐毘沙門堂も3月3日の裸押合大祭まであとわずか。
境内でも急ピッチで作業が進められています。今年は雪が少ないので雪を運び入れたようです。ある程度雪がないと怪我などが心配ですから、主催する実行委員の方々もさぞ大変だと思います。頭が下がります。

ただ少し気になる点もあります。
今は便利になって重機の力を借りることでじつに効率的に作業が進められます。反面、重機の力が強すぎて、これでは境内のお堂や長廊下、またたくさんの石塔など、重機に押される雪の圧力や勢いで痛みやゆがみの度合いも昔とは比べものにならないだろうなぁ~と感じています。昔は雪を入れるにしても全部手作業でしたから、お堂にも石塔にも優しい雪の入れ方でした。このお祭り、そして毘沙門堂が浦佐の中心としてこれからも何百年と受け継がれていくために、お堂、石塔の傷みをできるだけ最小限にする必要はあると思います。

また千手院の若造が生意気を言っているな。先ずは自分のことを先にやれ!
そんな声が聞こえてきそうですが、千手院が管理している古山門が毘沙門堂境内にあることもありますが、やはり毘沙門様あっての千手院だと心しているつもりなので、余計なことを心配してしまうのです。

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