いや~、今朝は冷え込みました。人から聞いた話ですが、外気温マイナス10度とか・・・。
少しでも水が流れているところはガチガチに凍り付き、空気中の水分も凍って、木々にはとても綺麗な結晶がまとい、一冬に何回かお目にかかれる光景が広がりました。
凍ったところも、良く見ると色々な模様が広がっていて結構面白いものですよ~。
今日は、午前中にFMゆきぐにの収録があり、橋本アナウンサーがお寺に来て下さいました。
南魚沼市が提供する『心の時間』が、毎週水曜日、お昼の12時30分から5分間流されます。宗派を問わず、色々なお寺の住職達が、色々なお話をする番組ですが、私の担当が1月29日(水)から3回ありまして・・・、もし良かったらお聞き下さい。FM76.2メガヘルツです。
日々の生活の中で、ほんの少しでも参考になることがあればうれしいです。
あとになって気づいたのですが、橋本アナウンサーの写真を撮らせてもらえば良かったな~・・・と。うっかりでした。
午後からは浦佐毘沙門堂境内にある古山門の雪下ろしに行きました。
何だこれは~、と雪のない地域の方は思うかも知れません。
屋根には約1mの雪があります。今は雪国の住宅はほとんどが、雪は自然に屋根から滑り落ちるようになっていますが、毘沙門堂のような古い境内地の中に建つ、この古山門はなかなかそうはいきません。
古山門から振り向くと毘沙門堂・・・このお堂は屋根を銅板で葺いてあるためほとんど雪が滑り落ちていますが、先端部分にはこんもりと雪が張り付いています。
あなどるなかれ・・・画像で見ると大したことないようですが、実際は1m近い雪が屋根から落ちずに張り付いています。
暖気になって滑り落ちてくれれば何の心配もいらないのですが、このままの状態が長く続くと、屋根を傷める心配があるのです。
この辺が、雪深いお寺の建物を守っていくために、地道な努力が求められるところかも知れませんね。
同じに新潟県内でも、海沿いのお寺は、このような心配はほとんど要りません。
古山門の雪下ろしが終わった後の1枚!
なんだ~、たいして変わっていないじゃないか・・・と思われるかも知れません。
屋根の雪下ろしは、雪を残しておかないといけません。
全部下まできれいにしすぎると、今度は自分が滑って下に落ちてしまいます。また、スコップやスノーダンプで屋根を痛めてしまうと、せっかくの雪下ろしが何の意味も持ちません。雨漏りなどおこしたらとんでもないことになってしまいますから、こうやっておくのが雪国の屋根の雪下ろしです。
夕方には越後三山がなんと綺麗なことか・・・。
こんなにお天気が良い日は、雪下ろしをしつつ、自然と鼻歌がでてしまいます。
そして、ラジオ収録の内容はこれで良かっただろうか・・・、自問自答をしながら、夜の時間を過ごしています。
今日はこれまで!明日は明日の風が吹く!!!