いよいよ明日にはお彼岸も明けますね。
今年のお彼岸は前半は雨模様でしたが、昨日くらいからは青空が出はじめ、一気に秋の冷たい空気が流れ込んできました。
ここ数日、お寺付近では朝は12度くらいに気温が下がり、今までの残暑を考えると、これだけ寒暖の差が激しいと体調を崩す人も増えるだろうな・・・と心配しています。
秋の空になると急に空気に透明感が増して、空も高く、すんで見えます。
加えて日が短くなってきますから少しずつ哀愁も高まります。
この秋の季節には人間の「攻撃性」という本能が高まると言われています。秋は実りの季節ですが、冬に備えて食料を蓄えなければいけなくなるため、生き残るために奪い合いが生じる、というのが発想元の理論になります。
これは中国で生まれた古典の中の教えのひとつですが、今の中国の対応をみていると何故か教えとダブってしまいます。