毘沙門様の裸押し合い大祭が終了しました。
土曜日で、天気が良く、しかも暖かかったので、ものすごい数の参拝があったようです。私はお護摩修行で堂内に勤めているので外の様子が詳しく分かりませんが、露天がたくさん並び、暖かかったので外でかじか酒を楽しんでいらっしゃる方も多かったと聞きました。よかったです。
というわけで、お祭りが終わった深夜の1枚。
あたりは静まりかえり、大ローソクが威厳をもって堂内に飾られています。
この裸押し合い大祭・・・もの凄い瞬発力のあるお祭りだと思います。たったの1日、そのために1年間入念な準備が行われ、1日で完全燃焼!次の日にはすぐに片付けが行われる。
「気持ちがいい」「決まりがよい」お祭りだと思います。
まだご覧になったことがない方、どうぞ一度お出で下さい。そしてできれば体験なさってください。飛び入り大歓迎だそうですよ。
雪の中を裸になり、水に入り、毘沙門さまの御前で押し合い、「サンヨ、サンヨ」と声を張り上げ、撒かれる福物をとりあう・・・これが楽しくて、意外とクセになるんです。ワタクシも僧侶でなかったら絶対に入っています。(笑)
毘沙門さまのお護摩にあい、撒き与えられた「福餅」です。
封筒の真ん中には御朱印が押されています。毘沙門さまの種字といって梵字が押印されています。
この福餅をありがたく頂戴し、さぁ、魚沼に春が訪れます!
オン・ベイシラマンダヤソワカ!(毘沙門さまの御真言)