昨日は、やっぱりすぐには眠れずで、一杯飲みながら(まだ飲んだのか、という)、
映画を観ておりました。
ちょうどケーブルテレビで、今月まとめて放送しておりました「はだしのゲン」の、映画、最初の実写版シリーズです。
ちょうど、第三部を観終えたところです。
「はだしのゲン」(第一部 1976年)
「はだしのゲン 涙の爆発」(第二部 1977年)
「はだしのゲン ヒロシマのたたかい」(第三部 1980年)
特に、第一部のラストの、ゲンの母親のセリフは
「逆に今は、自主規制になってしまうんじゃないかな」
と思うような、しかし、本音といいますか、本質をついたセリフがございまして、大変に印象に残りました。
この第一部、本当は107分の映画ですが、ダイジェスト版がYoutubeにございました(こちら)。
もちろん、四分の一以下に短くされておりますし、ラストのセリフ部分もございませんが、空気は、観て頂けるかと思います。
特に、父親役の三国連太郎さんの演技は、凄いですねえ・・・。
存在感が、圧倒的でございました。
こういう本物の役者さんの演技、というか、もう、・・・なんなら、その存在を観る、感じるだけでも、映画の価値があると思いました。
映画自体の持つメッセージが一番大切ですが、やはり、それを伝える役者さんの力というのは、大変に大きいものですね。
「はだしのゲン」は、まだ数年前に、原作漫画を読みました。
原爆の悲惨さは勿論ですが、その後の、ある意味「容赦のない」人間ドラマも、非常に印象に残りました。
1983年のアニメ映画版や、2008年の実写版は、まだ未見です。
いつか、必ず観ようと思います。
2005年の8月も、あと一週間ほどですね。
よき、夏の終わりをお過ごしくださいませ。
夏が終わりますと、秋ですよ。
読書の秋、そして、食欲の秋でございます。
ではー。