ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




食べて感動するような美味しいものを出してくれるお店は沢山ありますが、

それとは別の感情としてね、なんかー、

「あぁ、ここは絶対に無くなってほしくないな

って思うお店、ってのがあります。ここは僕にとって、その筆頭とも言えるお店です。

 

今日は用事があって、恵比寿までクルマを走らせました。ちょうどお腹もケチョンケチョンに空いていました。

「ん。この状態で、しかも、ここまで来てるなら、あそこでしょ」と、クルマをぐるっと一回転。・・・あ、それじゃ元と同じ方向だ(笑)。

とにかく、

 

「めし処 こ○ち」へGO!

知る人ぞ知る、恵比寿という都会の真ん中にある、ノスタルジックでスパルタンな、まさに「メシ屋」です。古き良き、昭和の香りがぷんぷんしますよ。

 

広いオープンキッチンには、まるで職人風情の料理人の方がたが数名。熟練の技とも言えるような、素晴らしく合理的な動き、そして手さばきで、次々と入る注文を黙々とさばいてゆきます

愛想笑いとかしないし(「はい、いらっしゃーい!」ではなくて、渋い声で「・・・らっしゃい。」な感じ(笑))、見た目、ちょっと怖そうな方もいるんですけど、慣れるとクセになります(笑)。

でも、見てると、女性がご飯を全部食べた時なんか「・・・お、良くがんばったねー」って笑ったりするんですよ。スキンヘッドの、外で会ったら思わず道を空けてしまいそうなおじさんが。そういうのが、またいいんだなー。

 

勿論、ふつうに水道水です。コップもいいでしょ(笑)。店に入ると、ジャバーって、水道から汲んでくれて、ポタポタしたままカウンターに置かれます。実に、いい感じです(笑)。こっちも、まるで気取る必要はありません。僕はひたすら壁のメニューにギラギラと目を走らせてます(←わりといつもね。注文した後でもね(笑))。

 

まーだーかーなー

 

こちらには、いくつか名物があります。

中でも僕が大好きなのは、筆頭に、焼肉定食。焼肉といっても、肉は焼いていません。豚肉を煮たものです。でも、ご飯が進みます。進みます。進みすぎます。チャーハンや焼ソバもよく出ているようですが、僕はまだ未経験なんですよね。あの大量のメニュー(店内にはものすごい量のメニューが書いてあります)制覇できる日は来るのか。来ないのか。やっぱ来るのか。来ないのか。・・・どっちやねん

サイドメニューというか、一品料理も豊富で、お安いです。さらにここが恵比寿であるという場所がらを考えると(家賃とかめちゃくちゃ高いところですからー)、相当にリーズナブル。納豆やアジフライなんかを頼んでもいいですね。イカフライも美味しいよ

あー、あと、渋いところで、焼きハムとか。焼きハムって、他ではなかなか見ないですよ。淵のところが赤いハムが確か4枚、キャベツと一緒に出てきます。とっても美味しいですよ。結構頼んでる人見るなぁ。皆さん、渋いです(笑)。

 

さて、今日はね、こちら。

 

肉生姜定食。味噌汁の到着を待たずに、とにかく慌てて写真を取りました。一刻も早く食べたかった気持ちが伝わりますでしょうか(笑)。

見てください、このお肉。

生姜焼き、ではなくて、こちらも煮てるんですね。煮ることによって、余計な脂分が抜けて、また、味もしっかり沁み込んでいます。なにより、とっても柔らかいのです。こちら、見てる限りでは、おそらくNo.1人気メニューではないでしょうか。ご飯が進みます。進みます。進みすぎます

ちなみに、写真ではちょっと分かり辛いですが、お椀ではなくて、丼です。一度実際に食べていただくと、「女性が全部食べるとおじさんに褒められる」、というのがお分かりになると思います。・・・ま、僕は大盛りまでは食べられますが、今日は、その後気の張る仕事があったので自重しました。

 

・・・あ、できるんですよ、自重。

あれ、なんですか、その目は。もしや、疑っておられます(笑)?

 

え、・・・えぇ、ウソですよ。

食べる事に関しては・・・基本的には無理なんです。すいません、ウソつきました(笑)。今日は、たまたま、ね。ってか、このお店の大盛りはちょっと・・・(笑)。

 

帰りの夕焼け、とっても綺麗でした。お腹一杯だと、景色が余計に美しく見える法則ってのがありましたっけね(←ないずら)。

 

ではー。



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