自己満日記

最近疎遠になっている方への情報発信のため、
また、低下した自分の記憶力補助のために気づいたことを記録します。

きっと来年話題の場所(浜松北部ドライブ その4)

2016-12-12 07:37:00 | ちょい旅
今回の浜松北部ドライブ、最後に立ち寄った場所は、来年必ず話題となる場所です。

浜松ぎょうざを買うため、一旦東名高速道路近くまで南下しましたが、再度新東名近くまで北上です。

そうしてやって来た「来年話題になる場所」とは、龍潭寺(りょうたんじ)です。
どうして来年話題になるかと言いますと、2017年のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」に所縁のお寺さんなんです。




「井伊の赤備え」で有名な、徳川四天王の1人である井伊直政。
龍潭寺はこの井伊家の菩提寺となります。

来年の「おんな城主 直虎」との関連は菩提寺というだけではなく、更に深いものになります。


とここで、来年の大河ドラマにもなる直虎のお話を簡単にご紹介。
(大河ドラマとは少し違うかもしれません)

時は戦国時代。
井伊家二十二代当主直盛が桶狭間で戦死した際、直盛には嫡男がなく、従弟である直親が当主となりました。

その直親も今川家によって殺害され、1人遺されたのが、直親の嫡男である虎松(後の直親)です。

しかし虎松はまだ幼く、当時出家していた直盛の一人娘が、幼少の虎松の後見人として「井伊直虎(次郎法師)」を名乗り、女領主としてその後の井伊家を守りぬきます。

実は直親と直虎は、許嫁でした。
それが訳あって、直親が亡くなったと思った直虎は、早くしてこの龍潭寺で出家し、次郎法師を名乗ります。
龍潭寺南渓和尚は、おんな城主となった直虎の良き相談相手として、その後も直虎を支えたことから、この龍潭寺は菩提寺としてだけではなく、井伊家に所縁の深いお寺さんなんです。

直虎は、井伊家の歴代当主として 名前はありませんが、井伊家の危機を救ったおんな城主として今も語り継がれる人物です。

余談になりますが、この龍潭寺にある井伊家墓所には、生前結ばれることのなかった直虎と直親が隣あって祀られているそうです。

この時期は日が沈むのも早く、とくに山あいの場所は、さらに早く日陰になってしまいます。
訪れたのは15:30過ぎですが、すでに日差しが山に隠れていました。
寒々しい写真になってしまったのが残念です。





NHK大河ドラマの効果でしょうか、この時間でも多くの方が来られていました。

お寺の一部は無料でも見学できますが、有名な庭園を観るには有料となります。

拝観料は大人1人500円。
JAF割引で450円になりました。

庭園は小堀遠州の作と謂われ、国指定名勝となっています。
廊下に腰掛け、案内を聞きながら庭を眺めていると、気持ちが落ち着きますね。




こちらが先ほどご紹介した、井伊家の墓所です。
こちらには無料でも来ることができます。






車を停めた場所から少し歩くと、井伊家の元祖である共保公所縁の「共保出生の井戸」がありました。


井戸が「井」の形をしているのが解りますでしょうか。


今回、浜松の北部を思い付きでドライブしました。
浜松というと、どうしても浜名湖周辺を訪れることになりますが、北部にもいろいろな場所がありますね。

新東名開通のおかげで、立ち寄りやすくなりましたし、たまにはこんな浜松旅はいかでしょうか。

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