自己満日記

最近疎遠になっている方への情報発信のため、
また、低下した自分の記憶力補助のために気づいたことを記録します。

懐かしい音色を堪能です(マニアック金沢旅 その2)

2017-02-23 07:37:00 | ちょい旅
昼食をとった後は、いよいよマニアックな場所に行きますよ。

駐車場から歩いて数分。
あっという間に到着です。

まずは、ここ「金沢蓄音機館」です。


入館料は大人1人300円ですが、今回我々は、1DAYパスポートを購入しました。

この1DAYパスポートは、金沢の文化施設17箇を1日利用し放題で510円。
(さすがに1日で全部は廻りきれないと思いますが)

それとは別に「1ウィークとくとくミュージアムめぐり」という冊子があり、3ヶ所以上の施設でスタンプを集めると、記念品が貰えるという企画があるので、それに参加される形には便利なチケットです。
わが家も3ヶ所を見学したので、クリアファイルを貰いました。

我々は1日だけの利用でしたが、時間がある方や頻繁に金沢を訪れる方には、3日間パスポート(820円)や、1年間パスポート(2,050円)というチケットもあります。


ちなみに、先にご紹介した「1ウィークとくとくミュージアムめぐり」では、3ポイント、5ポイント、7ポイント、10ポイントと訪れた場所が多くなるにつれ、選べる記念品も増えていきます。

さて「金沢蓄音機館」ですが、こちらには、本物の蓄音機が何台も展示されており、時間は決まっているものの、実際にその音を聴くことができます。

当日は、解説付きで全9曲のSP盤を聴かせてくれる「音盤の記憶」という企画がありました。
残念ながらあまり時間が無かったので、我が家は4曲だけ聴かせてもらいました。
蓄音機で聴くSP盤は、どこか懐かしい、暖かみのある音色です。

全員で30人程、お客さんがいたかと思いますが、地元の常連の方が多かったようです。
週末のひとときに、蓄音機から流れる音楽を楽しむ。
優雅な時間ですね。

その他、館内では蓄音機の仕組みを学ぶことができます。
もしかすると、若い方は蓄音機自体を知らないかも知れないですね。
自分も電気式ではない蓄音機は、TV以外で見た記憶がありません。
さすがにLP盤やEP盤のレコード世代ですからね。

パンフレットの写真を流用させていただきますと、これが蓄音機です。


発明したのは、かの有名なトーマス・エジソン。
当時は錫箔を貼った銅製の筒に音を記録しましたが、その後円盤状のレコードへと進歩しました。

電気式ではない蓄音機の場合、右側のハンドルでゼンマイを巻き、その力でSP盤を回します。
回転数が78回転と早いため、SP1枚で1曲程度しか収録できません。
それに対して、自分も持っていたLPは、33回転。
片面で30分、両面で60分程度の曲を収録できます。
A面B面という言葉が懐かしいですね。
長時間再生ができることから、LP(Long Playing)という訳です。

ちなみにクラシックやオペラ等は1曲が長く、何枚ものSP盤をアルバム状のケースに収納していたことから、その後複数の曲が入ったLPのことを「アルバム」と呼ぶようになったそうです。

電気式ではない蓄音機の場合、レコードに記録された溝から、針で振動をひろい、サウンドボックスという部分とラッパ状のホーンで、大きな音へと増幅させます。
こういった説明を、蓄音機を目の前にしながら、係りの方にしていただき、とても勉強になりました。

博物館などで、蓄音機を目にすることはあっても、仕組みを学んだり、実際にその音を聴く機会は、あまりありません。

今回その音色を聴くこともでき、貴重な体験になりました。
またゆっくりと蓄音機の音色を楽しみにいきたいですね。

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