自己満日記

最近疎遠になっている方への情報発信のため、
また、低下した自分の記憶力補助のために気づいたことを記録します。

恋ダンスのポーズに似た仏像を発見

2017-01-09 07:37:00 | ちょい旅

最近はやりの恋ダンス
この仏像、そのダンスの1ポーズに似ていませんか?



手を合わせ、少し横を向いた格好が似てますよね。

岐阜県羽島市の中観音堂(羽島円空資料館)にある、円空作の仏像だそうです。
こちらの円空仏を紹介したパンフレットで見つけました。


どうして突然、円空の仏像の話になったかと言いますと、先日岐阜県関市に行った際の話に遡ります。

まだこのブログではご紹介していませんが、関市には我が家お気に入りのそば屋さんがありまして、先日そこに出かけました。
その際、関市に「関市円空館」があることに気づいたのがきっかけです。



円空と言えば、岐阜県で生まれ出家した後、修行で訪れた日本各地で円空仏と呼ばれる仏像を彫りました。
その数、なんと12万体とも言われています。
現在でも、岐阜県内には多くの円空仏が残されており、円空仏を公開している寺社、展示施設があります。

今回訪れた、「関市円空館」もその中の一つ。
円空仏に関しては、以前から知っていましたが、恥ずかしながら実際に目にするのは今回が初めてです。
先日、「開運!なんでも鑑定団」の再放送で円空仏の紹介を観てから、チャンスがあれば是非実際に見てみたいと思っていたので、ちょうどよい機会でした。

美味しいそばに舌鼓を打った後、早速我が家は長良川河畔にある「関市円空館」に。
円空が自ら再興し、晩年を過ごした弥勒寺があることから、この場所に「関市円空館」が建てられたようです。

弥勒寺のすぐ隣ににある駐車場に車を停め、森の中の散策道を通って「関市円空館」に向かいます。





途中、国指定史跡となっている弥勒寺跡もありました。


歩くこと10分程、「関市円空館」が見えてきました。





入館料は大人1人200円。

近くの長良川では、小瀬鵜飼(おぜうかい)が行われていることから、館内には鵜飼に関しての紹介もあります。



「関市円空館」で最も有名な円空仏といえば、こちらの自刻像とも言われる善財童子です。
館内は写真撮影不可のため、パンフレットから拝借しました。



円空と言えば、勢いのある荒々しい彫り方が特徴。(作製された年代によって若干彫り方が変わります)
自分もその印象が強かったのですが、実際目にすると、その印象が変わりました。
荒々しい彫り方とは逆に、この優しい微笑みが記憶に残りました。

こちらの「関市円空館」では、全35体の円空仏が展示されています。
静けさに包まれた館内で、飽きるまで円空仏を眺めることのできる施設でした。

この地は、円空が即身仏となるため入定した地でもあり、入定塚も遺されています。
歩いて駐車場まで戻る際には、そちらも訪れました。



清らかな長良川を見下ろすことのできる静かな地です。


前述した通り、岐阜県内には他にも円空仏を見ることのできる寺社、展示施設があります。
冒頭に書いた、恋ダンスに似たポーズの円空仏も実際に見てみたいですし、今年は岐阜県内の各施設を巡ってみたいと思います。

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