自己満日記

最近疎遠になっている方への情報発信のため、
また、低下した自分の記憶力補助のために気づいたことを記録します。

バスを食す

2010-05-11 21:03:44 | Weblog

帰省先である神戸からの帰り道、せっかくなので以前から気になっていた
琵琶湖博物館に立ち寄りました。

渋滞中の名神高速道路を栗東ICで下り、一般道を30分程で到着。
この博物館内には水族展示室もあり、そこがメインの目的地です。

何を隠そう自分は、関東に住んでいる頃にも、近郊にあるあちこちの水族館を
訪れる程の水族館好き。
ここには琵琶湖固有種である、普段目にすることの無い魚が多く飼育されていると
あって、以前からすごく気になっていたんです。

でもこの博物館、実はその他にも以前から話題になっているものがあります。
それは、博物館内にあるレストランで提供されている通称「バスバーガー」
その名の通り、特定外来種にも指定されている「ブラックバス」のハンバーガー
なんです。
琵琶湖で駆除の対象となっている「ブラックバス」を有効利用するために
考え出されたこの一品(たぶん)。
果たしてどんな味なのでしょうか???。

博物館に到着するなり、魚鑑賞は後回しにレストランへまっしぐら。
GWのせいなのか、時間はすでに14:00だというのにレストランは満席状態。
それとも、まさかこれは皆「バスバーガー」目的なのか!?

期待一杯でメニューを覗き込むと、お目当ての「バスバーガー」が無い・・・
それでも良く探すと、「バス天丼」というのがありました。
さらに琵琶湖固有種「ビワマス」と「バス」の天ぷらによる「湖の幸の天丼」というものも。
悩んだ挙句、一度にいろんな味が楽しめる「湖の幸の天丼」を注文しました。
(ちなみに帰り際に確認したところ「バスバーガー」は夏休み限定のスペシャルメニューとのことでした)

ここで改めて周りを見渡すと、カレーやそばのような、ありがちなものを食べている人が
ほとんどで、「バス」を楽しみにしてきたような人は全く見当たりません。
もしかしてそんな奇特な人は自分だけ・・・?
と思いはじめたころ、ついに「湖の幸の天丼」が登場。



見た目は完全に普通の天丼。
さて、お味の方は・・・
うーん、普通に美味しい。

バスはスズキ目に属し、白身で淡白な味と以前に何かで聞いたことがあったのですが、
まさしくその通り。
たぶん調理方法に工夫がされていると思うのですが、臭いもまったくなく天丼の
タレとも良く合います。
興味のある方は、是非一度お試し下さい。

とここまでは、まるで水族展示室がオマケのようになってしましたが、水族展示室も
なかなかのものです。
館内はお世辞にも広いとは言えず、飼育されている魚も淡水魚ばかりとかなり
地味ではありますが、先ほども書いたように、琵琶湖固有種が「これでもか」とばかりに
飼育されており、硬派の印象を受けます。

さらには博物館だけあって、琵琶湖の歴史や、人と琵琶湖の歴史など様々な展示も
ありました。
時間が無く、かなり駆け足の鑑賞になってしまいましたが、じっくりと鑑賞しようとすれば、
半日以上はかかりそうです。


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