少し前のことですが、「七本槍」で有名な賤ヶ岳に出かけてきました。
我が家からは高速道路を利用して約1時間半程。
北陸道の木之本ICを降りると車で3分という近さでした。
ここから少しだけ先の敦賀に釣りに行く度に、「賤ヶ岳」という地名が気になっていたので、今回は賤ヶ岳をメインとし、釣りをサブの目的としました。
(それでも釣りには行くんかい・・・)
山のふもとにある駐車場から小道を登ると、いきなりスキー場にあるようなリフトが目に入ってきます。
どうやら歩いても登れるようですが、体力に自信の無い自分は迷わずリフトを選択。(歩くと30分はかかるらしい)
思ったよりも急勾配のリフトに乗ること5分程。
さらに10分山道を登り、山頂に到着しました。
山頂だけに景色の良さはある程度予想してたのですが、実際に目にした景色はその予想の遥か上。
南には奥琵琶湖が見え、その反対側となる北側には余呉湖を眺めることができます。
さらに南東には稲田や町並みも一望でき、これだけ様々な表情の景色を眺めることのできる場所はそうそうあるものではありません。
山頂には賤ヶ岳の合戦の説明もあり、眼下に広がる景色と対比させながら説明を読むと、余呉湖を中心とした合戦の様子が良く解ります。
関ヶ原の古戦場もそうですが、城などの大きな建造物が無い場所であっても、その地に立つことで感じることが多々あります。
決して派手な観光地ではありませんが、日本の歴史を刻んだ土地を訪れるということは、非常に大切なことだと改めて感じました。
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