自己満日記

最近疎遠になっている方への情報発信のため、
また、低下した自分の記憶力補助のために気づいたことを記録します。

有松の町並みと有松絞り見学

2017-02-03 07:37:00 | ちょい旅
先にご紹介した「桶狭間古戦場」から、歩いて15分程の場所に有松の町並みがあります。

愛知県名古屋市緑区の有松、鳴海地域は、江戸時代から「有松・鳴海絞り」で有名。

我が家も有料駐車場に車を停めたまま、有松の町並みまで歩いていきました。

この辺りは、重要伝統的建造物群保存地区とされており、電線も地中に埋められているそうです。
かつての東海道に、当時の建物が残る趣深い景色ですね。






車で来られる場合、この町並みの中ほどの「有松鳴海絞会館」に駐車場がありますが、10台程度のスペースですので、休日等は空いていない場合もあるかもしれません。
その場合は、有松駅の周辺にコインパーキングがあるようです。

こちらが「有松鳴海絞会館」。


絞りの販売や、伝統工芸士によるくくりの実演を見学することもできますので、ここから散策をスタートさせるのも良いかもしれませんね。

有松・鳴海絞りとは、木綿を糸でくくり、藍などの草木で染めたものです。
絞りの技法は、100種類にもおよび、そのくくり方よって、様々な柄に染め上がります。
手拭いや、様々な小物、インテリアにも使われており、それほど高価ではないので、買いやすいと思います。

この案内所で、地図やパンフレットを貰うことができます。


案内所の建物内部を見学することもできました。




こちらは国登録有形文化財の建物です。




邪気から家を守るという鍾馗様が屋根に乗った建物もあります。


通りには石窯パンのお店もあります。
パンの写真はありませんが、美味しいパンでした。


あるお店で、いろいろと話を伺いました。
ここでは、くくりの状態の布がありましたので、それも見せて頂きました。
(許可を頂き写真を撮っています)


写真が見づらいですが、左側がくくりの状態。
染め上げると右のような模様になります。
ものすごく細かくくくられており、その大変さにびっくり。
熟練された方が、1日近くかかって作業されるということからも、その作業の大変さが分かるかと思います。

以前からなんとなく知っていた、有松鳴海絞りですが、今回実際に町を歩き、いろいろな話を伺うことで、その歴史や工程を知ることできました。

この有松の町並みは、それほど長い通りではありませんので、気軽に散策することできます。
北斎や広重の浮世絵にも描かれたこの宿場町を歩きながら、気に入った有松・鳴海絞りの小物探すというのも楽しいですよ。

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