GWに神戸まで出かけた際、神戸市唯一の建造物国宝がある「太山寺」を訪れました。
阪神高速北神戸線を前開ICで降り、車を走らせること3分程度。
山のふもとに三重塔の姿が見えてきます。
「駐車場」と書かれた小さな看板に従い、細い道を入っていくと、そこは石畳の小道。
車で通って良いものかと戸惑いながらも、その先に駐車場を見つけました。
GW期間中は、特別に「安養院庭園」も公開されており、こちらを先に見学させて頂きました。
国記念物・名勝に指定されている三身山の原生林を借景にした枯山水庭園には、とてもここが神戸市内だとは思えない、静かな時間が流れています。
縁側に腰掛け、眼前に広がる庭園をゆっくりと堪能した後、大山寺本堂へ。
パンフレットによると、太山寺の開山は716年。
本堂は1285年に消失し、その後すぐに再建されたそうで、この本堂が国宝に指定されています。
時間が午後3時過ぎだったせいか訪れる人も少なく、こちらもゆっくりと見学することができました。
三宮などの賑やかな観光地を散策するのも楽しいですが、こういう神戸も良いものです。
いつも訪れている神戸とは、また違った表情の神戸を堪能した旅でした。