自己満日記

最近疎遠になっている方への情報発信のため、
また、低下した自分の記憶力補助のために気づいたことを記録します。

厄年神輿

2010-04-24 06:12:59 | Weblog

先週末、田舎のお祭りに参加し、お神輿を担いできました。
地元では厄年神輿と呼ばれるもので、今年本厄となる同級生と一緒に参加です。

一口にお神輿を担ぐといっても当日だけのイベントではなく、本厄のメンバーはお神輿の準備から、
後厄、前厄の人たちの飲み物、食事の準備と2ヶ月も前から、何回か集まり準備を進めてきました。

前厄となる昨年、自分は参加していなかったため、今年初の参加となります。
昨年は日差しも強く暑いほどだったそうですが、果たして今年はどうでしょうか。


前夜祭の飲み会から数時間後の朝6時、一同疲れを隠せない表情で現地に集合。
8時からの神主さんによるご祈祷を済ませた後、威勢の良い掛け声ととともについに神輿が動き出しました。
まずは、前厄が担ぎます。
その間本厄である我々は、担ぎ手にかける水を汲んだり、休憩の度にタバコや飲み物を配ったりと大忙し。
天候はというと、太陽は出ているものの気温はあまり上がらず、水浸しの前厄のみんなは一様に寒さに震えています・・・。

そしてついに本厄の出番。
全長数キロに及ぶ道のりのうち、最も人の多い目立つ場所で本厄が担ぎます。

一同、気合十分で担ぎ出した直後、後厄の面々から一斉に水が掛けられました。
四方から浴びせられる水!、水!、水!
冷たい上に、バケツで真横から掛けられる水の辛いこと。
それでも、寒さと息もできないほどの水量にひたすら耐えていると、自然に体が慣れてきました。



そのままゆっくりと通りを進み、神社の階段を登っていきます。
ところが、後厄の面々がお神輿についている紐を引っ張ったり、逆方向に押し返したりと、なかなか前に進めません。
そうして一進一退を繰り返し、なんとか階段を登りきった一同は疲労困憊。



休憩をはさんだ後も、再度階段を降り、後厄、前厄と担ぎ手を交替しながら通りを進んで行きます。
それにしても水に濡れたままの衣装が冷たく、燗をつけたお酒を飲んでも体の震えが止まりません。
風はあるものの日差しはそれなりに強いため、顔は日焼けで痛いし、担ぎ棒で肩も傷だらけ。
午後3:00過ぎに、出発した場所まで戻ってきた頃には、一同満身創痍でした。

それでも最後まで担ぎきり、充実感で一杯。
その後我々は当日、翌日の後片付けもあり、最後まで忙しい数日間でしたが、貴重な楽しい経験でした。
参加したみんな、本当にお疲れ様でした。