京都大原紫葉工房便り

京都洛北・大原の里のしば漬屋から、毎日!情報発信。

ごぼう沼へようこそ!

2006-11-27 20:05:11 | 妻!の料理
 今日の午後から、どっぷりゴボウ沼にはまっておりました、妻!
 あとで、ゆっくり説明は加えるとして。
 とりあえず、簡単な説明だけしておきます。


 お父さん(かずとよ氏)の弟が作ったゴボウ。
 かれこれ一ヶ月くらい前にいただいてました。
 堀川ゴボウに近い品種なんですって。



 ちなみに、これは、今週の生協さんのチラシ。



 堀川ゴボウって、高いんですねー。
 びっくり。
 
 聚楽第かどっかの生ごみ捨て場で生えてたのを、誰かが調理して、おえらいさんに食べさせた、とかいう逸話がありますね。
 (怒られたんでなく、美味しい!とお褒め頂戴したんです。)

 さて、たたきゴボウを作ることにしました。



 このチラシの作り方、お米の研ぎ汁でゴボウ茹でるんですって。
 それをやってみたくて・・・

 長い間おいていたせいか、かなりアクが強くなってます。



 流水の中で皮こぎしても、こんなに黒くなります。



 ゴボウ断面図。
 確かに堀川ゴボウに近いだけあって、中がスカスカっとしています。

 それを、お米の研ぎ汁で茹でて。



 よく茹で上がってから・・・
 外皮と内側の身の断面に、竹くしを入れて、中をくりぬきました。



 これ、したみたかったわあ。
 でも、すごい難しいです。
 力任せにすると、外皮が破れてしまうんです。
 7割がた、失敗しました・・・
 細かい根っこのところで、引っかかって、力を入れると破けるし・・・



 たたきゴボウも作るんですけど、やっぱりこんな料理がしたくなりました。
 妻!創作料理。(あたりはずれが大きい。)

 外皮を器に見立てて、中に具を詰める。

 中身は、
  くりぬいたゴボウの中身(みじん切り)
  鶏肉
  ミックスベジタブル
  片栗粉・醤油・酒
  
 これをだし汁を調味したもので煮ます。
  


 完成品。
 これを大きなお椀に盛り付け、とろみをつけた煮汁をはり、ゆずを飾り付けました。
 なかなか上出来!



 たたきゴボウも、すごく柔らかくて、美味しかったです!



 書いてしまうと、あっという間ですねー。
 でも、これを昼からずっとやってまして。
 肩はパンパンだし。
 寝ていった赤子も起きちゃうし。

 ゴボウで過労死するか?というくらい、くたびれました。