京都大原紫葉工房便り

京都洛北・大原の里のしば漬屋から、毎日!情報発信。

辛味大根

2006-11-21 14:05:55 | 妻!の料理
 何日か前に従業員さんにもらった辛味大根が、からからになってきたので、料理に使うことに・・・



 上が普通の大根で、下のが辛味大根。
 小さくて、ちょっと変わった形。

 おろしてみると、水分が少なくて、ぼそぼそした感じ。
 ?と思って、一口味見してみましたら、「火!」吹きました。
 からい!
 普通の大根おろしの数倍の辛さなんだろう、と思って食べてみたら、もう、わさびの辛さ! ビックリしました。
 
 でも、これがきっとザルのお蕎麦に合うんだろうなあ。
 お蕎麦食べたくなりました。

 この辛味大根、鮭焼いたのに付け合わそうと思ってたんですけど、あまりに「わさび!」なものですから、普通の大根おろしと合わせて使うことにしました。

 でもって、興味半分。
 辛味大根の葉っぱの部分も、あんなに辛いのか?と気になったので、刻んで、ジャコと炒り煮にすることにしました。

 普通の大根は千切りにして、人参・油揚げとあわせて、なますに。
 


 朝炊いた肉じゃがと一緒に。
 今日の肉じゃがは、薄味にしようと思ったら、水っぽくなってしまいました。
 でも、肉からいいおダシが出てました。

 辛味大根の葉っぱとジャコの炒め煮、そんなに辛くなかったです。
 普通の大根より、葉っぱも(皮も)水分少なめだったので、からっと仕上がって、大根臭さもなくて、美味しかったです!

11月。激務ですf^^‘

2006-11-21 04:19:21 | 京都観光に役立つ?話
こんばんわ。辻しばの若です(はずかし)。前回投稿に、妻!つながりの皆様、多数の激励のコメントありがとうございます。優しいお言葉に、心癒され、また仕事への意欲が高まります。

深夜4時前。20日締切りの請求書作成してます。11月は今日と観光シーズン。忙しい。請求書の数もどっと増えます。日中も忙しく時間足りないのに、こればかりはアルバイトなどに頼れない。年末まで勢いで駆け抜けます。

さて、おかげ様ですぐき売れてます。しかし、ずっと古くからある食品なのに、ダイエットに良いと紹介されただけでこうも知名度があがるとは・・・なにやらむず痒いですね。

お店のブログでこんなコメントおかしいのかもしれませんが…

インターネットに代表される現在の情報社会、その世界はバーチャルなので無限です。あつて無いようなものなので。そして人の欲求も。
一方で、資源は限りあるものです。地球上の面積は限られています。このすぐきの勢い、いつまで続くか分かりませんが、(先日漬物の組合員との会合でも話題になりました)来年にかけて、品不足になることは間違いないです。すぐきの栽培農家、加工技術の持ち主の絶対数を考えればこんな事態に対応できるはずがありません。

すぐきに限らず、最近は人の関心、欲求が一つのことに集中します。現代は、情報過多で簡略化。多すぎて、自己管理できないから、結局単純な行動に出てしまう。
人の感情が追いついてないように思います。

私、ここの長男ですが、しば漬けやすぐきを畑から製造加工してる仕事を見てきて、なかなか売れなくて、悔しい思いの反面、そんな希少品、スローフードの原点を製造する仕事に携われていることに、つよがりでなく誇りを感じております。

すぐき、好まれる方においしいといっていただければ良いやって、思ってたのに、突然のブレイク、しかしダイエット効果ってのがね…生産者として素直に喜べない部分もあるんですね。売れてんだからいいだろうって怒られそうですが…中途半端に俯瞰的に物事を見てしまうとがんじがらめになってしまう。うーん、深く考えないようにしよう。

まあ、この機会に、発酵漬物の認知度が上がることは良いことだ、ボーナスのようなものと考えてます。

深夜だからでしょうか、こんなブログになってしまいました。仕事に追われてる日中は、考える間も無いんですけどね。それがシアワセなのかもー。