頂上の岩場の脇にミヤマアキノキリンソウが咲いていた。
岩場を降り、笹藪の細い道を辿り、展望のない展望地を経て、ガレ場に出る。雨の割には、意外に滑りやすくはなかった。頂上近くのハクサンシャクナゲに咲き残りの花が見られた。
しばらくすると雨も止んで暑くなり、アザミの多い少し広い場所でレインウェアの脱いだ。
行きがけは取れなかったモミジカラマツのアップの写真(ボケていますが)
マイヅルソウ
スダヤクシュなど、行きがけに撮れなかった植物の写真を撮った。
青空も出て来た。
サンカヨウの実が色づいてきていた。
ゴゼンタチバナの咲き残り
どこかに穂ツツジが咲いていたと思って、ずうっと探しながら歩くと、大分下にきれいに咲いているのが見つかった。ピンクがかっているが、ミヤマホツツジかな?
熊沢湿原に入る。14:40頃
チングルマの綿毛
霧の中のワタスゲの原
熊沢田代の池塘のところにたどり着いた。ほぼ15:00
霧が晴れてモウセンゴケの赤茶の湿原が目立つ。
広沢田代にたどり着く。16:35頃
線のような植物はフトイかな?
それから森に入り、岩ごろの激坂を、ふうふう言いながら降りる。途中不思議な小さな真っ白な花が見えたので、写真に急いで撮ったが、ぼけています。茎が白っぽい。もしかしたら蘭の仲間かな?調べたら、アリドウシランのようだ。ぼけても、写真撮っておいて良かった!でも、もっとじっくり撮れれば最高でしたね。
その後先行した方が3合目の標識を見つけて下さった。まだ3合目で16:50頃。ヤマレコも数10メートル下がるたびに時間を通知してくる。どんどん夕闇が近づいてくるようであせるが、足が動かない。何回か滑って転んだりしたので、休憩を取るから、なおさら時間がかかる。
岩が終わって木道でそろそろ分岐かなと思うとまた岩場になり、また危なっかしい階段などが現れ、最後の木道かと思うとまた岩の道になって、やっとヤマレコがもうすぐ分岐だと通知してきたが、さらに10分位はかかってしまった。
途中で、家族に下山予定は16:30だったがもう少しかかると電話を入れた。それと17:30にはたどり着けると言っておいた宿にも18:30頃になると電話を入れたが、実際に登山口にたどり着いたのは18:40分。とっくに最終バスは終わっていて、土産物屋さんも閉まっていた。
登山口の御池ロッジに予約すべきでしたね。自分たちの能力を甘く見ていました。
幸い石川からの友人の方の車があったので、遠回りになるのに、宿まで送っていただいた。申し訳ありませんでした。本当にありがとうございました。
ということで、ドロドロの靴のまま、車に乗せて頂き、トイレにも寄らずに宿に直行だった。外の水道で靴だけ洗わせていただき、入室。一般の方の夕食は終わっていて、私達だけ特別に遅い時間の食事を提供して頂いた。疲れ果てて食べられるかなと思ったが、何とか山菜とイワナ中心のヘルシーな夕食を平らげた。「はっとう」という地元のお菓子、そば粉ともち米を合わせて搗いて伸ばしたものに、えごまと砂糖をまぶしたお菓子も頂いて満腹。サンショウウオの天ぷらはリーダーにお任せしたが。美味しかったです。疲れた身体に、キュウリの薄切りと豆腐の味噌汁もすごく美味しく頂けた。
お風呂は後でゆっくり入らせていただいたが温泉で少し熱め。でも筋肉痛がすでに始まっていて、少し和らいだようだった。
ただ、民宿で冷房がなく、南会津と言えどもかなりの気温。風もあまり入らず、窓を開けて、扇風機をつけっぱなしにしたので、朝起きたら喉が痛くなっていた。食堂は良く風が入って涼しかったが、風向きの関係だろう。
朝ごはんは、オーソドックスな和食だったが、ゼンマイやわらびが用意されていた。朝のジャガイモとツルナと豆腐の味噌汁も美味しかった。
ご馳走様でした。ペットボトルの瓶など置かせていただいたが、良かったのかどうか?
色々ありがとうございました。
帰りのバス、危ない所で乗り過ごすところでした。というのも、乗車位置を間違えて、山の方に行く側で待っていたのだった。反対側に青年が1人待っていたので、バスが止まり、行先に会津高原尾瀬口と書かれていたので、慌ててバスの前を横切って、運転手さんに確かめて、乗せて頂くことができました。あの辺の方向感覚がきちんと掴めていませんでした。青年のおかげで無事に乗れてよかったです。
さて駅について、ゆっくりソフトクリームなど食べて喫茶室の席に座っていたのだが、そういえば特急券が付いていないから買わないと、と駅の方に移動してお聞きしたら、鬼怒川温泉から先は満席で乗れませんとのこと。代替え案をお聞きしたら、鬼怒川温泉から新今市迄各駅に出て、そこから特急に乗ることができる、というので、一応その切符をお願いした。リバティよりもスペーシアの方がちょっと高かったと思うが距離が短くなったので、少しだけ安くなりました。リバティでそのまま乗れないのかなと思ったが、新藤原駅から東武鉄道になるので期待したが、満席ですの繰り返しだった。夏休みの土日、ということを忘れていました。スペーシアも隣り合わせの席は空いていないということで乗れる席をお願いしたが、ゆったりした席でゆっくり(熟睡して)変えることができました。暑いと言っても都会の暑さとは雲泥の差で、帰宅したときは疲れと暑さでぐったり。エアコンを家族がつけてくれていたので助かりました。ありがとうございます。
翌日から仕事なので、衣類の洗濯をして、作り置きのカレーを食べた。カレー、多めに作っておいて良かった!
皆様お疲れ様でした。かすり傷程度で大きなけががなく下山できて幸いでした。標準の2倍はかかりましたね。今まで標準の1.3倍で計画してきたが、岩場が多い場合は2倍くらいで計画しないとなりませんね。
追記:石川からの方は、小出インターから国道352号(樹海ライン?)を平が岳登山口とか小沢平(三条の滝から抜けられる所のようだ)を通って御池迄いらっしゃったのだが、何かに酷道と書かれていたので、注意してくださいとお伝えしたけれど、明るい内にいらした方が良いですよとはお伝えしなかったのだが、まるまる一車線の幅しかなくて、交差する待機所もとても少なく、深夜に通行されて本当にヒヤヒヤされたとか。元運転のプロの方だからこそ、無事に通行されて合流できましたが、びっくりされていました。帰りも結局そのルートの方が近いのでしょうか?そこを通られたのかどうか?ご無事にご自宅に帰られたとお聞きしてほっとしました。
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