新 風のふくままに 

写真付きで日記や趣味を書く。プロフィールを変えました。

東京の新型コロナ陽性判明者数2022.3.25~27.

2022-03-27 | 社会

25日の東京の新型コロナ陽性判明者数は、7289人/16169件、26日は7440人/13408件、27日が7844人/13408件だった。今日は先週の日曜日よりも1000人も多かったと報道されていた。検査数もそう変わらないから、増えていると言えるのでしょうか?

東京都基準の重症者数は、25日38人前日より3人(10歳未満が1人減り、40代が2人)減っていた。26日は35人で、前日より3人(30代、60代、80代の方が各1人)減っていた。27日は36人で前日より50代が1人増えていた。

亡くなられたと発表があったのは、25日11人で(40代1人、60代1人、80代に3人、90代5人、100歳以上が1人)だった、亡くなられた日は2月から3月だった。

26日は18人で、50代、60代が各1人、70代が2人、80代が9人、90代が4人、100歳以上が1人だった。

27日に亡くなられたと発表があったのは、50代1人、70代1人、80代5人、9代2人で9人だった。2月から3月にかけてだった。

東京も桜が満開になったそうだ。新型コロナ禍で、酒盛りは禁止されているところが多いみたいだが、浮かれて感染が広がらないようにしないとね。

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三原山ハイキング?二日目2022.3.26.

2022-03-27 | ハイキング・登山

今朝も非常食の缶詰ごはんを昨日の鮨の容器を洗った器に移して温めて頂いた。プチトマトが2個残っていたものを冷蔵庫に入れておいたので、それを頂いた。

余り見晴らしもない宿だったので、早めに退出して、元町港から地層切断面前というバス停で降りて見学し、少し表砂漠方面に歩こうかと考えていた。良く時計を見たら、もう5分前、慌ててオーナーさんにカギを返して、走って元町港へ。なんとか間に合って、バスの運転手さんにそこで降りる予定と伝えたら、道路沿いだから車窓から見るので十分ですよと言われてしまった。何しろ次のバスは約一時間後なので、それなら波浮港へ直行しようということになった。お土産物屋さんくらいあるのかなと思っていた。

地層切断面は、かなりの規模で続き、見ごたえがあったが、車窓からだったので、つり革が反射して映り込んだりしてしまった。

波浮港は古い港で文人なども盛んに逗留したらしく、文人通りなどができているようだった。しかし港にはお店屋さんらしいものも見えず、船が停留しているだけの静かな湾だった。昔は火口湖だったところを切り開いて港にしたのだとか。

大島海洋国際高校所有の船

バスは波浮港のバス停に停まったが、そのまま乗っていたら波浮港見晴台にこのまま行きますと放送され、そのまま見晴台まで乗って行った。このバスルートは路線バスだったので、シルバーパスが使えて、私は無料だった。

そのバス停に一緒に降りた青年に、(湾の展望とあんこ椿の歌碑の他は、)何もないですね、と話しかけたら、この先を歩いて信号を右に曲がると文人通りとか見どころのある建物などもありますよ、そっちから降りて、ご自分は美味しいコロッケ屋さんがあるから、行くつもりだとのお話。それなら私たちもご一緒させていただくことにした。

ところがその手前に、波浮港近道という標識があり、私たちはそちらの方がハイキングコースっぽいので降りて行ったら、その方も面白そうということで一緒に降りて来た。

でもなんということはない、西海岸のバス停に近いところに降り着いたが、入口には何の標識も出ていなかった。

それで海岸で釣りをしている若者に、何がつれますか?と聞いたら、かさご、という答え。一人の人のバケツに小ぶりのカサゴが泳いでいた。カサゴのから揚げ、美味しいですね。煮つけも…

それから風情のある、商店がほとんど今はない商店街を通り抜けて、カモメの像が置かれた場所の手前の商店、目立たないが「コロッケ」の旗が出ていて、中には有名人のサインの色紙が並んでいた。それで、その方が注文した後、私たちも一つずつ注文した。小ぶりで一個70円(値上げのお詫びが書かれていたから、もっと安かったのだろう)揚がるのをしばらく待っていると、紙袋にくるまれたコロッケが出来上がり、港の端で立ち食い。肉は入っていない玉ねぎだけのあっさりしたコロッケだったが、確かに美味しかった。

途中にみなとずし、と書かれた鮨屋があって、後で見たら消毒液などが出ていて営業しているかなと期待したが、なんと今日は貸し切り予約で、一般客は入れないと書かれていた。天丼などもあって、美味しいらしかった。残念でした。

それから港の端の方に行ってみたら、古い通信塔があって風情があった。

その間の民家の土地には、黄色のパルポコジュームの花がさいていたり、野生化したペチュニアとか白いペチュニアでしょうかが咲いていて、崖の方にはキイチゴの花が沢山咲いていた。

キイチゴの花

それから時間もあるので、昔は賑わっていたという湊屋旅館が保存されているのを見学。

階段を登って登って、旧甚の丸邸を見学したりした。

土間にきれいなタイルがはめられているのが当時をしのばせた。

裏から見たなまこ壁

踊り子会館は見つからなかった。登山靴を脱ぐのが面倒で奥に行かなかったからだろうか?

脇のオオシマザクラがきれいだった。

再び階段を下りてバス停に出たが、時折パラパラしていた雨がちょっと本降りっぽくなって、雨具を身に着けた。真っピンクの雨具が目立ったのか、その時に、横の車に乗って、コロッケを食べていらっしゃったおじさまに声をかけて頂いた。「送ってあげようか?」

それなら、後から合流した例の青年も一緒に乗れるかなと思って、3人でも良いかどうか伺ったら、良いとおっしゃるので、遠慮なく乗車させていただいた。どこまで?と聞かれて、その青年のおすすめで火山博物館が見ごたえあるということで寄ろうと思ったので、火山博物館とお伝えした。

私たちはてっきり元来た道を戻るのかと思っていたが、筆島は見たことある?と聞かれて、私たちはそういう島があることも知らず、その青年が「バスでは行かれないですから」とお答えしたら、連れて行ってくださるというのでお願いした。

そこは断崖絶壁の向こうに 小さな島があって、火山活動で固まった固い岩が周りを削られて残った島だそうだ。

そこから大島周遊道路のバスの通らない東側を運転してくださって、裏砂漠の出口(真っ黒な砂地が細長く広がっていた)や最初計画していたテキサスルートの出口を教えて下さり、途中の海のふるさと村というキャンプ場にはコテージもあって温泉もある良いところだとのお話。同乗の青年は数年前に自転車で大島一周なさっていて、そこをキャンプで利用したそうだが、急な道をすごい下の海岸まで降りるので大変。特に帰りが登りで大変だったとのお話だった。そこはバスが通らないのでレンタカーとかマイカーでないと利用できませんね。

テキサスルートからバス停のある、大島公園まで、かなりの距離の車道を歩かないとならないことが分かって、そのコースを選ばないで良かったと思った。

大島公園のあたりから、アジサイの多いアジサイレインボーラインという大島を横断するルートに入って下さり、桜っ株という、昔はさくらの大木で航海の目印にしていたという桜の古木が保存されているところも教えて下さり(花はこれからだそうだ)、大島温泉横を通って、なんと昨日バスに乗った三原山山頂口まで寄ってくださった。そこから御神火スカイラインのくねくねした道を下って行った。かなりの腕前でないと、華奢ではない4人が乗り込んでいる重い車の操作は大変そう。途中、三原山を見渡す場所で止まって下さり、写真撮影。

あいにく雲が頂上付近を覆い隠していた。それから、元町港が俯瞰できる場所で減速して下さった。

またくねくねと溶岩流が今は浅い緑に覆われた傾斜地になっているのを見ながら降りて行って、新しい子供のための公園にはさくらの苗が沢山植えられていて、将来は見事だろうなと思いながら見て、元町に出て下さるのかなと思ったら、左折してなんと火山博物館の入り口に車を付けてくださったのだ。夢のようなドライブを経験させていただきました。お礼に何かと思って非常食などを探しているうちにもうお帰りになりかけて、言葉のお礼しかできなかったのが申し訳ありませんでした。相当にガソリンも消費したと思います。本当にありがとうございました。ご子息様は東京に出られていて、夜釣りがご趣味で大島に残っていらっしゃるとのこと。お元気でお過ごしください。

ということで、その青年と私たちは火山博物館を見学。入場料は500円だったが、大島だけでなく、世界各地の噴火の種類とか岩とかの説明や、噴火予知のためにどういう調査を行っているのか、そういう機器の展示などがあり、見ごたえがありました。ただ、食事や喫茶の施設は一切なく、少しお土産が置いてあるだけだったのが残念。それでバスの時間を確かめたら、また、後5分しかなく、慌てて長い階段を下って行って、道路の向こう側のバス停に出た。時刻表が元町港出航の日と、岡田港出航の日で違っているので見間違えてしまったのだった。困ったものです。

元町港で食事をなさるというその青年の後をついて行って、同じ食堂に入ってみた。その青年はくさやが気に入って、食べるとのこと。私たちは地魚刺身定食にしたら、白身の地魚が4種盛り合されて、珍しい魚もあって美味しく頂いた。しかし、思ったほどは臭いが広がらないし、折角大島に来たんだから、くさや、食べてみましょうか?ということで1人前だけ頼んで分けて頂いたが、私は臭いに敏感なので、大きめの一切れを頂いたら十分だった。食堂の方は、マイルドなくさやだとおっしゃっていたが、やっぱり私には無理だった。なんとか食べられましたが。慣れると美味しく感じるのかしらね?

追加注文したので、時間が少しかかり、気が付いたら、次のバスまでまた、後5分。またまた走ってバスのところにたどり着いた。お酒を召し上がった仲間は少し遅れたが、何とか時間に間に合った。

昨日来た道をまた戻って岡田港へ。まあお土産屋さんを見たりしていたら、1時間はすぐにたった。お土産屋さんでは試食のお菓子も置かれていて、コロナなのに大丈夫かしら?と言いながらそばの女性と一緒に試食してしまった。

ついに呼び出しの放送があって、最終便に乗り込んだ。朝の段階では久里浜行きは運航するかどうか分からないと出ていたが、運行され、舘山経由の便も運航、旅行会社の千葉行きの臨時便も運行されて、最後の最終便も運行の運びとなった。幸い強い雨には会わず、乗船時、パラパラ降る程度で助かった。

途中、さすがにしばらくしたら白波が立っていたが、思ったほどは揺れず、眠れる程度の揺れで、時間通りに伊東港から熱海港に到着した。

熱海港では道路の反対側にバス停があり、そこに並んでいたらすぐにバスが到着。ここはスイカが使えました。大島では、まったく使えませんでしたが。

それから順調に電車で品川に行き、私は乗り換えて帰宅。仲間は残念なことに乗り継ぎの電車が架線事故か異音か何かで点検中で止まっていたらしく、大分遅くに帰り着くことができたそうでした。何分基本的には新幹線とか有料特急とかを使わない方針なので、時間がかかります。お疲れ様でした。

伊豆大島をたっぷり楽しむことができました。椿祭り中で、椿もたくさん咲いていたのですが、写真に撮らなかったことを反省しています。大島は良い所でした。人口はどんどん減っているとか。行楽施設もほとんど見当たらず、喫茶店さえ数える程度でした。田舎はどこもそんな感じかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

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伊豆大島三原山ハイキング2022.3.25.

2022-03-27 | ハイキング・登山

25日は以前から計画した通り、伊豆大島の三原山に登ることにして、家を5時半ごろ出て、熱海8:19着の東海道線で向かった。幸いお天気は良さそう。

ブラタモリの伊豆大島の番組を見たリーダーが登ってみたいと言うことで、昨年だったかGotoトラベルを利用して行ってみようと企画していたが、Gotoが延期になり、中止していた。2月だったかに新聞広告で東海汽船の格安ツアーがあって、往復乗船券に大島温泉ホテルのセットで13900円位の案内を見つけて、それで行こうと思ったのだが、日程調整しているうちに、春休みということもあってすぐに満席になってしまっていた。2月の終わりなら申し込めたのだが、残念!それで、何か割安の方法はないかなと探していたら格安の往復乗船券が電話なら申し込めることを発見した。創立記念だったかの往復6500円の特別割引券3月27日までだったかな?は、ネットでは申し込めず、電話予約だけ。事前のキャンセルには1000円かかり、途中での変更は不可というものだった。それを予約したのだった。

熱海で渋滞があったら熱海港まで時間がかかるという情報もあり、タクシー会社に電話して予約できるところがあったので、8:25に予約しておいた。ところが、8:25になっても、待機場所に指定されたあたりに行ってもそれらしいタクシーがいない。しばらく待ったがいないので電話したら、9:25と間違えられていた。9時出航の高速船に乗ると言っておいたのだが。間違っているとキャンセルして、沢山並んでいたタクシーに乗り込んだ。平日だったから、タクシーも沢山待機していたようだ。

スイスイと熱海の町を南下して、熱海港に着いた。数人並んでいた窓口で電話予約しておいた番号を言って、お金と交換に往復割引券を頂いた。列が並んでいたらどうしようと心配したが、こちらも平日だったので、問題なかった。体温を測って乗船。遠方に行く船の場合は、乗客名簿をそろえるために、乗船する人の氏名などを記入して出すようだったが、大島は必要ないとのこと。

特別割引なので、もちろん下の階の席だったが、一応窓際の席が指定されていた。このジェット船に乗るのは初めてで、少々不安。シートベルトをして、最初に避難用のベストの着用手順の映像が流れて、置いてある座席下を確認して、よく見ておいた。

それから、全員シートベルトをしているかどうかの確認をして、ゆっくりを船は浮上して、動き出した。

伊東経由なので、大島までは1時間5分の予定。初島とかに見とれているうちに伊東港に寄って、すぐにまた離岸して進んだ。

初島

伊東港

波は静かで、ほとんど揺れなかった。放送では、大型のイルカとかクジラがいると衝突を避けて減速したり、止まったりするそうで、イルカいないかなと海を見ていたが、時折カモメが飛んでいる以外に生き物は見当たらなかった。

少し寝てしまったらしい。ふと見たら島影が見えて来て、大島についたらしい。私はてっきり元町港だとばかり思っていた。下船して、外に立っていらしたバスの運転手さんに、宿への道をお聞きして初めて、その港が岡田港(運転手の方は、オカタコウと発音されていた)だと分かって、慌てた。

大島バス

バスの時間があるから、登山に不要の荷物を宿に置いて行こうかと思ったのだった。岡田港のビルにコインロッカーないかと一階だけ見たが見当たらなかったので、どうしようと思ったけれど、向かい側の土産物店で預かるとお聞きして、漁業組合の食堂を見たら、荷物預かり300円と書かれていて、荷物を預けた。最初、山から元町港に行くバスがあると思っていたが、岡田港発着だと観光ルートのバスは岡田港に戻り、直接元町に行くバスはないとのこと。びっくり。岡田港から元町港行きのバスで移動しないとならないそうだ。

漁港組合の食堂のウツボ丼が気になったが、何分カップラーメンにお湯を持参しているので、何も食べずにバスを待った。まだ10時過ぎだが5時に軽くパンだけ食べてきたので、もうお腹が空いていた。私たちは時間があるので、日の出浜という看板を見て、そちらに向かったが、工事中で中側には入れず、護岸のところから覗いただけだったが、黒々した岩が並んでいて、火山の噴石なのかなと思った。

バスは空いていると思っていたら、なんとビルから次々に観光客が乗り込んで、立ち席でも満員。とてもコロナ禍とは思えない混みようになった。しかも、切符を買った人を確認しているのか、後2人きますと次々連絡が入って、5分位遅れて出発。皆マスクしているが、若い人も多いから若干不安になる。

シルバーパスは、観光ルートのこのバスは、椿ガーデンまでの250円区間までしか使えないとのことで、その先は自己負担だった。他のルートもそうなのかな?

椿ガーデンでかなり人が下りたが、まだ立ち席の人たちもいらした。私たちより一回り位高齢の様子の方が乗られて優先席のところに立たれたが、若い女性は気づかないのか席を譲ることもしないのでイライラ。自分は荷物が大きすぎて、立つとそれはそれなりに邪魔になるので声を掛けられなかった。

バスの車窓からも色とりどりの椿の花が見られたが、写真は撮らなかった。

その後、大島温泉(三原山温泉)で10人くらい降りたが、すぐにハイキングコースに向かう人がいなくて、登山口がどこだか書いてもいないので、温泉ホテルに入って、受付の方に伺った。つつじ園のところから降りていく道がありますとのこと。登るのに降りていくのか!と思いつつ、温泉のことも15:00から日帰り客も入れると確認したら、もう11時過ぎなので、これから登るんですか?という顔をされてしまった。舗装されたつつじ園への道を11:20出発

気温は高いとの予報だったが、風は意外に冷たい。最初はツバキなどの森の中の舗装された道を歩く。まっすぐ進むと国土地理院の地図では見たが、三原山という標識はなく、木洩れ日トンネルの道とか、いつか森になる道とか書かれていて、ちょっと不安になった。港でもらった地図にはしっかりとそれらのことが書かれていたのだが、見ていなかった。。。

途中から舗装が途切れ、ところどころひどく泥がぬかるんでいる。反対側からぬかるみを戻ってきていた車の方にお聞きしたら、まぁーすぐ進んで三差路に出たら右に行くと登れますよとおっしゃった。樹木相は確かに快適な木漏れ日の森から段々木がなくなり、枯れススキや火山岩の奇岩の道となり、登山道は砂利道になっていた。予定では裏砂漠のテキサスコースから大島公園に抜けようと計画していたが、エスケープルートとして元来た道をたどり温泉にでて、日帰り温泉に入って帰ることや、疲れたらバスで帰ろうと思っていた。

砂利道になる。

奇岩の森

裏砂漠一帯

長い火山灰の裏砂漠の道をたどって行ったら、三差路(裏砂漠コースと、櫛形山コースと三原山コース)に出て右の三原山コースを登る。ここから本格的な登り坂になる。つづら折りの火山灰の砂利道をゆっくり登った。ストックをそのために持参したのに、結局使わないで済んだ。何回か折れ曲がった先にベンチがあり、頂上の方から降りていらっしゃった観光ツアーの人たちがお弁当を食べていた。ほとんどお茶とお弁当だけしか持っていない方やスニーカーの方もいらして、滑りやすいとこぼしていらした。

そこから一登り頑張ったら、T字路にでてお鉢巡りの途中に合流した。私たちはまずは剣が峰の方に出ることにして、さらに急坂を上って行った。

大分登ったら、新しい爆裂火口跡(割れ目噴火口)が見えた。火口は赤い土で生々しく迫力があった。

遠くに裏砂漠が見える。

そのあたりから裏砂漠一帯と櫛形山(白いのは雪)海の方まで見渡せた。三日月のようなのは雪、その向こうには海が見渡せた。

反対側には中央噴火口の近い所から噴煙が上がっていた。強風のせいで臭いは感じない。

記念写真を撮ってから、さらに最高地点に向かったが、そのあたりにはうっすら雪が残っていて、三原山にも雪が積もるんだと、びっくりした。中央噴火口の端では噴煙もたなびいていて、活火山だなと思った。剣が峰12:45頃標識やベンチはなかった。

中央噴火口(手前の白いのは雪)

お鉢巡りコースは結構アップダウンがあり、私は三原神社というバス停が時刻表に書かれていたので、三原神社のところに行けば、てっきりバスが来ているのかなと思い込んで、お鉢巡りコースを後戻って、三原神社の方に向かった。ベンチもなく、強風が吹いていて寒かったこともある。

それから最初にたどり着いたT字路のところに、来るときは若者が座っていたベンチがあって、空いていたらそこでお昼にしようと戻った。もう1時だった。カップラーメンにお湯を注いだが、風当たりが強くて、お湯を入れた容器が飛ばされるのではないかと、草陰に移動させて時間を待った。持参のゆで卵を剥いて、カップに入れて一緒に頂いた。それからプチトマトなどもいただき、三原神社らしい鳥居が見える方に向かった。日差しはあるが、風が冷たくて寒いくらいで脱いでいたフリースを1枚着こんだ。

三原神社の鳥居のところに着いたら、神社へは舗装道路になっていた。三原神社の建物は、1986年の噴火の際も、不思議なことに溶岩流が避けて通って、無事だったのだそうだ。

お参りして、坂を登り返した。バス停がその先にあるのかと思っていた。その先の避難施設の方も舗装されていた。避難施設にはきれいなトイレがあったので、利用させていただき、そのあたりにいらしたカップルの若い女性にお聞きしたら、山頂口のバス停は、谷の向こう側の白っぽい建物だとのこと。大分遠く見える。時間はもう13:45位で、最終バスは14:25分だと言われて、あそこまで30分強で行けるかしらと心配になった。1時間くらいかかるのでは?でも女性は大体30分位で登ってきたとおっしゃった。時刻表は確かに出発は14:25でそれが最終。乗り損なったら、大島温泉の方に歩くしかありません。

それから慌てて、舗装の遊歩道を下って行った。途中草むらに黄色い動物が見えたが、近づいたら反対側に逃げて行った、20センチくらいの細長い動物はイタチかな?写真撮る暇がありませんでした。

こちらは避難壕が所々に設置されていた。大島温泉の方からのルートにはなかったような気がする。

それから、黄色の長細い塊の花らしい房?とこげ茶の丸い実らしい木が沢山続き、これは何だろうと話し合っていたが、家に帰って調べたら、ハンノキだったようだ。こちらではヤシャブシと呼ぶらしい。黄色が雌花でこげ茶が雄花と書かれていた。

所々に見どころがあったようだが、時間がないので寄り道もせず、今度は急坂をフーフー上って、やっとバス停にたどり着いた。登山靴で舗装道路を歩くのはつらいですね。外輪山展望台あたりからの三原山の姿は、台状に見えた。

バスに乗ったのは10人以内くらいで、温泉で降りた人もいた。私たちは、タオルや着替えを預けた方の荷物に入れていたので、寄らずに岡田港に直行した。

それから荷物を引き取り、元町港行きのバスに乗って、元町に。宿は元町港から〇分というので、元町港で降りたが、その一つ手前のバス停の方が近かったのが後で分かった。緩やかな坂を上り、途中見かけたスーパーで夕食になるものを購入。ここで島ずしと書かれたお弁当を買ったのだが、これが辛いのだがすごく美味しかった。島醤油(づけ醤油)として売られていたが、何分瓶が大きくて重いので買わずに帰った。青とうがらし醤油の方が小ぶりだったが、こちらは激辛とか…

宿は少し変わった作りだったが、台所なども付いた昔喫茶か食堂でもしていた部屋なのかなと思う作りでゆったり過ごせた。シャワー室は上階にあって、ちょっと面倒だったけれど、しっかりお湯は使えた。(やや古そうな建物で、最初お湯がでなかったりしないかと心配になってしまったけれど)トイレもウォシュレットだったので助かった。

御神火湯という温泉が近いと何かで読んでいたのだが、車を持っていたら近いけれど、歩くと10分以上かかるそうで、帰りが上り坂というので、ちょっと風が冷たい中15分近くも歩くとなると風邪をひきそう、ということで温泉行はやめてしまった。温泉の島に来て温泉に入らないのももったいないことですが。。。

ということでスーパーで購入した食材を電子レンジで温めたりして、豪華な?夕食タイムを過ごしました。

 

 

 

 

 

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