新 風のふくままに 

写真付きで日記や趣味を書く。プロフィールを変えました。

陣馬山から高尾山縦走2014.5.4.(写真つき)

2014-05-04 | ハイキング・登山

今朝は予定よりも早く目が覚めて、外を見たら快晴。これはハイキング日和だと、食事の準備など済ませて陣馬山に向かった。

玄関を出たところで、門の前や道路、ガレージなどに、落ち葉や花殻などがたくさん積もっていた。昨夜の突風でモッコウバラの花びらが散り、紅かなめの古い落ち葉、近所のハナミズキの花びらやツツジの花びらが沢山。

親が掃除して疲れてしまうのもよくないので、出かける前に掃除した。20分くらいはかかってしまった。

それから出たので高尾に着いたのは9時半ごろ。

北口に出てバス停に行って見たら、陣馬高原行のバスが止まっていた。後ろの方に長蛇の列。

これは3台目の臨時バスで、もうバスが出払って、次は1時間後の定期バスだという。

それで終点まで行きたいと言ったら、何とかぎちぎちだったが載せていただけた。リュック背負ったままの人が多くて、イライラしてしまった。リュックは下した方が空間使えるのにね。

乗車口のドアに寄りかかって陣馬高原下まで、立ったまま。30分ほどの乗車と思ったが、途中擦れ違いに待機している時間があったりで、着いたのは10時半近かったと思う。

山下屋さんのところでスタンプを押す。お店ではパンとかよく売れていた。

もう11時近いので、一番時間がかからない新ハイキングコースをたどる。かなりの人たちでにぎわっていた。このところ下りばかりに利用していたコースだ。

 

フタバカンアオイの花が見られた。

    

ヤマルリソウ

ホウチャクソウ(つぼみ)

   

ヒトリシズカやチゴユリはたくさん見られた。

川沿いを経て杉林に入る。しばらく登ると広葉樹林帯にはいり、また杉林にはいる。杉に又の字の印が見えた。どういう意味があるのかしら?

ミヤマシキミ

また広葉樹林に入り、頂上が近づく。

モミジイチゴの花

フタリシズカのつぼみ

花筏もあった。

マムシ草

斜めにトラバースする道を経て沢に達するとニリンソウの群落が見事。

スミレも咲いていた。タチツボスミレ

もう頂上はすぐそこ。二股に別れていたので、私はわだちの後のある広い通りを行った。頂上広場のすぐそばに出た。ちょうど1時間20分で到着。(標準時間だ)

明るい日差しの下に、こいのぼりが横に貼られたロープに10匹くらい泳いでいた。風があって気持ちよさそう。

そのこいのぼりを背景に新しい、陣馬山の案内版(門型)ができていて、家族連れが記念写真。彼らがよけてくれて写真を撮った。

     

さて、富士山はどうだろうと少し上の方に進んだら、雲はかかっていたがかすかに白い富士山が見えた。

お茶屋さんのカザグルマが勢いよく回っていた。

 

相席のテーブルに座って富士山を見ながらおにぎりを食べる。今日の縦走は新緑を楽しむという目的の他にこのところ太り気味なので減量の目的もあるので、最寄駅で買ったおにぎりだけにした。

そそくさと食べて明王峠に向かう。

多少のアップダウンがあるが杉林は涼しく、ところどころの草花に気を取られながらスタスタと歩く。一株だけ、ポツンとセンボンヤリの小さな花が見つかった。

何かの花(追記:神代植物園にあったアブラツツジのようだ)。

センボンヤリ(山桜の花びらに取り囲まれて)

明王峠のお茶屋さんは営業していて、山菜てんぷらとか売っていたが、我慢我慢。減量しないと!

ベンチが新しくできていた。

それで富士山を見ようとトイレの横の方に進み、そのままうっかり階段を下りて行った。

富士山は見えない。

桜の花殻に虫コブができていた。

わらび

そのコースは少し濃い紫のスミレが多く、またところどころにイカリソウもあって、写真を撮ったりしながら進んだのだが、二人連れの女性が、小仏から影信山に登って来たとおっしゃっていて、あれっと思ったのだが、さらに階段を下がったところで、私が一丁平の方にイカリソウの群落がありますよね、といったら、その女性たちが、こちらは相模湖に出る道ですよ、と教えてくださった。

葉がやや丸いが、何スミレ?

オオタチツボスミレ?

ノジスミレ?

上のスミレと少し葉が違う?コスミレ?それとも同じ?

白いスミレ

 

クサイチゴ たくさん見られた。

イカリソウ

そういえば、前に明王峠にでたら小屋の後ろの方に高尾山への道があったんだわ。すっかり間違えてしまった。

相模湖に出ても困るわけでもなかったが、今日は縦走しようと思っていたので、階段を後戻った。20分くらい無駄になってしまった。

ナガバノスミレサイシンの咲き残り? 

イカリソウ

こちらにも濃い紫のスミレがあった。コスミレか?

エイザンスミレの咲き残り

花の名前を教えて差し上げた方がここにも黄色の花があるよ、と教えてくださった。

キジムシロかミツバツチグリか?

それから底沢峠の標識を見て、景信山に向かう。堂所山は避けてまき道をたどる。結構遠い。

ウワミズザクラ

サンキライ(山帰来)の花

景信山には1時間以上かかった。景信山からの眺望はかなり気持ちの良いものだった。北側に八王子方面の街並みが広がった。新緑がまぶしい。ところどころウワミズザクラの白い木が目立つ。

 

足元にあったジュウニヒトエは日が当たってきれい。

南をみても木々の合間から富士山は見えなかった。まだ眼力でそれらしいものは見えたけど。

お茶屋さんのアイスクリームの文字を見て、禁を破って購入。お値段にびっくりだったが、暑かったのでつい頂いてしまった。それを食べ終わるまで少し休憩を取った。

景信山には立派なトイレがあって、水洗だった。ただし手洗いはない。

そこから小仏峠に向かう。しばらく展望が良い。

ナガバノスミレサイシンの咲き残りらしい。

細い急な道をたどり、また平坦な道をたどる。また一時間ほどで小仏峠に出た。

展望はわずか。ここで菓子パンもいただく。全然減量にはならないですね。もう3時半ごろだったかな?

狸の置物を配した、小仏峠の標識、狸が増えているような気がした。小仏に降りた方が良いかなとも思ったのだが、小仏だと高尾にでるので電車に座れないかもしれないと思って、高尾山方面に向かうことにした。

この小仏峠で地図を開いて、自分たちが測量して作ったという高尾周辺の地図と丹沢方面の地図を売っている若者がいた。東丹沢の山蛭情報も載っているというので、面白そうなので一部購入。今日は人出も多くてまあまあ売れたと言っていた。

それから城山を通らない巻き道を選んで歩く。そのせいか、イカリソウの群落は一丁平までの間には見つからなかった。城山の近くだったのかしら?

巻道に咲いていたヤマブキ。

小さなニリンソウの群落があった。

一丁平の展望台から南を見渡すが、もう眼力を使っても富士山は見えなかった。しかし丹沢方面の山並みがきれい。手前の山の新緑もきれいだ。

東屋から見たホウの花(遠望)

ナナカマド?

一丁平から階段状の道をたどり、イカリソウないかなと見まわしながら歩く。また一時間程度で見慣れた山頂下にでた。もう4時過ぎているというのに、途中子供連れが一丁平の方に向かっていたので、ちょっと心配。

ウツギが咲きだしていた。

笹の花(風が吹いてピンボケ気味)

こちらは園芸種のツツジか?ヤマツツジとも違うみたい。

此処でまた失敗する。看板の地図で左手の道をたどれば4号路の初めの所に出ると書かれていたので、そちらに歩いて行ったら結構坂道が続き、何時まで行っても4号路にはたどり着かず、いつも霜柱を見る道に出て、広いところに出たと思ったら、さっきの山頂下の分岐に戻ってしまったのだ。まるで狐につままれたみたい。えーっ!どこでどう間違ったのだろう?地図にはそんな道載っていないのだが。30分は大回りしてしまった。

このコースの途中で見た花

ヤマルリソウ

イカリソウ

こんなことなら山頂への階段を登れば良かったのに!

でもケーブルカーも混んでいそうだし、もう仕方ないから稲荷山コースで下りようと決めて、稲荷山コースに向かう人たちの後に続いた。

しかし、稲荷山コースでケーブル駅まで90分、他のコースを取っても90分と出ている。まあ90分はかからないかも、と思いながら歩いて行った。でもまだアップダウンもあり、かなり足に来た。

ノリウツギのまだみどりの花も咲きだしていた。

ナツトウダイ

ツクバネツツジも数本このコースにあった。

ゴマギの花らしい。

アケボノスミレかしら?

若い女性の一団が、このコース階段多いんだよね、最後の階段がきついと言っていた。そうだったかしら?

東屋の所はまき道を通って行ったが、そのあたりでまだ半分くらいだった。相当にへばってきたが、思いのほか、山ツツジが多くて癒される。かなり色あせつつあったけれど。このコース、こんなにヤマツヅジが多かったのか!

稲荷神社の所は特に植栽されたのか、ヤマツツジがきれいだった。そこから間もなく階段を下りるとケーブル駅の所に着いた。もうリフトは営業終了と書かれていた。さすがにケーブルカーに乗る人はいないみたい。

その下の土産物屋や蕎麦屋の通りはごった返していた。高尾饅頭を3個だけ買って、駅に。

17時30分ごろ到着。休憩いれたり、間違ったりで7時間半くらいかかってしまった。膝も少し痛んできた。

すぐにでる各駅に乗り、北野でのりかえ。乗り換えるまでは起きていないと、と思いつつ、うつらうつらしてしまったが、何とか北野駅に気付いて乗り換え、特急でまたまた熟睡して帰宅した。明るいうちに帰れて良かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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