10月11日 伊集院高校(鹿児島県)
12日 阿蘇高校・阿蘇清峰高校・阿蘇中央高校(熊本県)
13日 杉森高校(福岡県)
14日 真和中学・高校(熊本県)
15日 久留米信愛女学院中学・高校(福岡県)
『ハムレット』ツアー第三週目は鹿児島県の伊集院高校の公演から始まりました!担当の先生が開演前に話していた「to be or not to be このままでいいのか、いけないのか」という言葉は観てくれた生徒さん達がそれぞれの思いをもって受け止めてくれました。
座談会の予定はありませんでしたが、観劇後「どうしても会いたい」と残った生徒さん達が楽屋を訪ねに来てくれました。トップの画像はその生徒さん、担当していただいた先生との一枚です。
二日目の熊本県の阿蘇高校・阿蘇清峰高校・阿蘇中央高校の三校合同での公演でした。実は阿蘇高校・阿蘇清峰高校は現在三年生のみの学校で、その二校が統合されたのが阿蘇中央高校ということでした。
最後の一学年となった学校と、新しく歩み始めた学校…開演前から客席がこの公演を楽しみにしているのが舞台裏まで伝わってきました。そして観劇後は体育館中が温かい拍手に包まれました。
↑片付けには生徒さん達と先生方が手伝っていただきました。それだけでなく沢山の生徒さん達が体育館を覗きにやってきて、ツアーメンバーとの交流を深めていました。
↑最後に片付けを手伝ってくれた皆さんとの記念の一枚。
杉森高校では二年前にも『肝っ玉おっ母とその子どもたち』を上演しています。客席の皆さんは前半はとてもよく笑ってくれ、後半は打って変わって集中して舞台に視線を送っていました。
終演後、興味を持った生徒さんとハムレット役の佐野・ガートルード役の柴崎との座談会が行われました。そこでは「難しかった」という感想と同時に「でも、このシーンがすごく印象に残った」という感想が多くありました。柴崎が彼女たちに送った「今の時代だからこそ上手く言葉に出来ない自分の感じたもの」を大事にしてほしいという言葉は、彼女たちに深い想いを残したように感じました。
↑座談会に参加してくれた生徒さんと担当していただいた先生との一枚。
金曜日に行われた真和中学・高校は代表して上演後に挨拶をしてくれた生徒さんの言葉を一部借りれば「客席の皆さんが自分自身の感性に触れた公演」でした。今まで知らなかった自分の感覚との出会いを大切にしていってくれたらと願っています。
終演後は国王クローディアスを演じた柳瀬と演劇部の皆さんとの座談会が行われていました。この記事をアップしているころには彼ら自身の本番も終わっているかとおもいますが、どうでしたか?
↑真和高校演劇部の皆さんとの一枚。
週の最後は久留米信愛女学院中学・高校での公演。会場となった学校内のグローリアホールには生徒さんだけでなく保護者の方や近隣にお住まいの方も足を運んでくれました。91年・2001年の『星の王子さま』、そして今年の『ハムレット』と不思議なことに十年の間隔をおいての公演でしたが、学校の中でなにか生徒の皆さんにとっての盛り上がりを作れたように思います。
↑音響オペレーターの酒見と片付けを手伝ってくれた生徒さん。
↑片付け後には急遽握手会が行われました。
↑片付けを手伝ってくれたバスケ部・演劇部・新聞部の皆さん、本当に有難うございました!
来週は今ツアー初めての宮崎県での公演から始まります、お楽しみに!