風のBLOG

東京演劇集団風の時事通信!
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『これからの人生 Le vie devant soi』

2011-02-21 14:46:20 | 公演情報


『ニーナ あるいは剥製のかもめの脆さについて』で幕を開けた2011年、マテイ・ヴィスニユック作品の風の新しいレパートリーとして、引き続きの上演を期待する声をたくさんいただきました。みなさまご来場本当にありがとうございました。

レパートリーシアターKAZEの2011年第2弾の公演となるのは、
ロマン・ギャリー作、南雲史成 演出による新作『これからの人生 Le vie devant soi』です。

これからの人生 La vie devant soi
3月1日[火]]~6日[日]開演:平日7時/土日2時

作:ロマン・ギャリー Romain Gary(Emile Ajar)
脚本:グザヴィエ・ジャイアールXavier Jaillard 訳:川口覚子
演出:南雲史成 音楽:八幡茂
舞台美術:高田一郎 照明:塚本悟 音響:実吉英一
衣裳:長谷川敬久 舞台監督:佐田剛久 製作:佐藤春江
出演:辻由美子/白石圭司/酒井宗親/柳瀬太一
cEditions Gallimard 仲介:フランス著作権事務所

助成:文化芸術振興費補助金(芸術創造活動特別推進事業)
後援:在日フランス大使館/中野区

この作品はフランスの作家ロマン・ギャリーによって描かれ、彼はこの作品によって2度目のゴンクール賞を受賞しています。
1977年に映画化もされているこの作品は、舞台化されることによってフランスでとても話題になった作品です。
上演にあたっては、長く親交のあるフランス・ガリマール出版社のフレデリック・マサール氏が、「風の真剣な舞台への取り組みと志を持って、日本の観客にこの作品を届けてほしい」と紹介を受け、協力を得て上演に至りました。

舞台はパリの下町。
ユダヤ人の元娼婦ロザは、人種の区別なく、母親の権利を持つことができない娼婦の子どもたちを預かってきた。徐々に老いていく彼女の元に最後に残ったイスラム教徒の少年モモ。強制収容所での過去、人種の問題、出生や両親のこと…、互いを知ることの中で2人の心はなお深くつながっていく。背後にイデオロギーや人種、宗教をテーマにしながら、人が人と出会い心を通わせ合う「愛」を描いた物語。
『ニーナ』の演出 江原早哉香に続き、劇団の若手演出家 南雲史成が今回演出に取り組みます。









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みなさまのご来場を心よりお待ちしております。