風のBLOG

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2019年 秋『Touch~孤独から愛へ』九州ツアー第10週目

2019-12-02 21:49:09 | 全国巡回公演

2019年 秋『Touch~孤独から愛へ』九州ツアーついに二桁代、第10週目に突入しました。

トップの画像は週末に行われたNPО法人抱樸主催の公演の客席の様子です。

川内商工高校
今週最初は、鹿児島県の川内商工高校での公演です。
今回で風の公演は4回目、2016年の『ジャンヌ・ダルク』から3年ぶりの公演となりました。
開演前には、担当の先生が「演劇は、観客であるみんなも一つの空間、ひとつの時間を創ります。若い感性で観て欲しい。」と客席に向けてメッセージ伝え、客席も、私たちも想いを受け取るようにして始まったら本番となりました。
 
とても集中した姿で舞台に向き合っていた生徒さんたちの姿。
また、川内商工高校には、2016年の『ジャンヌ・ダルク』のジャンヌ役の高階の妹さんも在籍されており、妹さん、そして、お友達と先生たちと一緒に、嬉しそうな表情で舞台に触れ、ひとつの出会いの時間となっていたようでした。
 
 
終演後には、終礼後にたくさんの生徒さんたちがお手伝いに来てくれました。
先生方の中には、3年前の『ジャンヌ・ダルク』の公演を覚えてくれていた先生方も多く、お手伝いに来てくれた生徒さんたちに、その時のことや、覚えている台詞を教えていたりと、とても嬉しい再会の時間となりました。
 
上天草高校
今週2日目は、熊本県の上天草高校での公演でした。
体育館が改修工事のため、高校から歩いて約40分のところにある大矢野総合体育館で公演が行われました。
上天草高校では、風は3回目の公演、また、こちらも、2016年の『ジャンヌ・ダルク』から3年ぶりの公演となりました。
 
とても広い体育館でしたが、客席は、生徒さんたちも先生たちもとてもゆったりと、リラックスした様子で一緒になって、舞台に向き合っていた様子でした。
終演後には、図書委員長さんの素敵な挨拶と、上天草のお菓子をお土産に頂きました!
ありがとうございました!
 
 
終演後には、後片付けのお手伝いに来てくれた生徒さんたちとバックステージツアーも行われ、その最中、以前からお世話になっていた先生方と、ハロルド役の柳瀬との嬉しい再会もあったようでした。
そして、図書委員、放送委員、有志で集まってくれた生徒さん方が、とても元気に後片付けのお手伝いをしてくれました!
また、上天草の可愛らしい小みかんも頂き、とても美味しくいただきました!!
 
浮羽工業高校
今週3日目は、福岡県にある浮羽工業高校での公演でした。
浮羽工業高校では、風の公演は4回目、2011年の『ハムレット』の公演から、8年ぶりの公演となりました。
2階の体育館ということで、上天草高校の公演が終わった後、すぐに向かった浮羽工業高校の体育館には、なんと!!搬入のお手伝いに20人くらいの先生方が集まってきてくれており、お手伝いをしてくれている中、時には掛け声をかけたりと、とても盛り上げてくれた姿から、今回の公演を心待ちにして下さっていたことが強く伝わってきました。
 
そして、先生かたの想いが繋がり始まった本番では、生徒さんたちも、ひとりひとりが自分の身体でしっかりと、空間を捉え、向き合っていた姿が印象的でした。
 
カーテンコールの演劇部の生徒さんのお礼の挨拶では、「わたしたちも今回の公演を、自分たちの演劇につなげていきたい」と語ってくれました。
終演後の後片付けのお手伝いには、演劇部の生徒さんたち、運動部の生徒さんたち、そして、前日の搬入作業のお手伝いをしてくれた先生たちが集まってくれました。
先生たちが、舞台装置のことを生き生きと生徒さんたちに説明してくれていた姿もあり、「なんで、先生が知っとるとー!」という生徒さんの問いかけに、前日の搬入のことを語っていた姿から、本当にみんなで創ることが出来た時間であったと感じました。
 
本当にありがとうございました!
 
ラ・サール中学校・高校
今週4日目は、ラ・サール中学校・高校(中学1年生から高校2年生)での公演でした。
ラ・サール中学校・高校の公演は、今回で5回目、2017年の『ジャンヌ・ダルク』から2年ぶりの公演となりました。

1000人を超える客席、そして、男子校ということもあり、迫力のある客席となりました。
本番が始まると、時には笑ったり、ふっと、深い眼差しで舞台に向き合っていたりと、ひとりひとりの呼吸を感じる客席であったように感じました。
長年芸術鑑賞行事の担当をされている先生。
東京の劇場にも足を運んでくれたこともあります
終演後には、有志の生徒さんたちとのバックステージツアーと座談会も行われました。
新聞部の生徒さん、そして、担当の先生方の声かけにより、中学生から高校生まで8人ほどの生徒さんが参加してくれました。
舞台の仕組みや音響や照明などにも、とても細かな視点で観察したり、真っ直ぐに質問をぶつけてくれていました。
ハロルド役の柳瀬との座談会では、『Touch〜孤独から愛へ』の公演を通して、感想を自分の抱えているものや、自分の中で繋がったり、感じたりしたことを、自分の言葉で語ってくれていたそうです。

柳川高校
今週5日目は、福岡県の柳川高校での公演でした。
柳川高校では、今回が7回目、2015年の『ヘレン・ケラー』の公演から、四年ぶり、また、『Touch』は、4回目の公演となりました。
 
 
生徒さんたちの入場が始まると、とても元気な声が会場に響いていました。
すでに設営されている舞台を観て、「すごい!」、「何あれ!」とこれから一体何が始まるのかと、期待感に満ちた雰囲気が漂っていました。
また、先生たちの中には、以前行われた『Touch』の作品を全て観た、という先生もいらっしゃり、「とても良い作品で、印象に残っている。今日は、ぜひ、しっかり観て欲しい」と以前のことを思い出しながらしみじみと話してくれました。
 
本番が始まると、舞台上で起こる一つ一つ出来事に、心を動かせながら、友達や先生といる空間の中で、一緒になって、笑ったり、驚いたりしている姿はとても印象的でした。
終演後には、生徒会役員の生徒さんたちによるバックステージツアーと座談会も行われました。
思い思いに舞台に触れる生徒さんたち。
座談会では、舞台装置のことや、「どうしたら台詞が覚えられるのか」など、気になったことや思ったことを、質問したり、話してくれていたようでした。
 
NPO法人抱樸主催
今週最期の公演は、NPO法人抱樸主催の公演となりましまた。
NPO法人抱樸は、1988年に北九州を拠点に、ホームレス、困窮孤立者の生活再建、支援を目的として設立されました。
今回は、抱樸活動30年記企画として、東京演劇集団風の『Touch〜孤独から愛へ』の公演を通して、“出会いとふれあいの開く可能性を描いた演劇作品を皆さんと味わい、また集いの機会にもしたい”と企画されました。
そして、今回の収益金は支援活動のための資金となるそうです。
 
公演日当日の搬入のお手伝いに、なんと30人ほどのスタッフの方々が駆けつけてくれました!
 
会場には、大人から子供まで、様々な年齢層の方々が続々と入場してきました。
本番が始まると、明るい笑い声や息を飲むような声が客席からも漏れ、舞台を通して、また、自身の身体に詰まったものを通して舞台に向かっている姿が印象的でした。
 
終演後には、今回のNPO法人抱樸の理事長を務める、奥田さんと、ハロルド役の柳瀬との対談も行われました。
毎日を今の社会に生きる孤独を抱えた人々と向き合い続ける、奥田さんをはじめ、NPO法人抱樸の皆さん。『Touch』という作品は、ただの物語ではない、とても心にひびき、痛感する演劇でしたと語り、対談は次第に熱を帯び、客席からも、情熱的なふたりの対談にしっかりと耳を傾け、客席からも熱を感じる時間となりました。
対談後は、学習センターに通う子供達とのバックステージツアーやロビーでは、役者たちに想いを伝えている、暖かい観客の姿もありました。
また、後片付けには、また、多くのNPO法人抱樸のスタッフの皆さんがお手伝いに来てくれました!
 
再会や出会いをひしひしと感じた怒涛の一週間。また、今回の公演をつなげて下さった皆様、そして、お手伝いに駆けつけて下さったり、思い思いに言葉をかけてくれた生徒さんたち、先生方、本当にありがとうございました!
皆さんの想いを繋げて、来週も出会いと発見の旅を続けます!!
 
文:舞台スタッフ・倉八ほなみ

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2019年秋『ヘレン・ケラー 〜ひびき合うものたち』西日本・東日本ツアー【第8週目】

2019-11-30 16:54:56 | 全国巡回公演

11月も2週目を迎え、今週は西日本をあちらこちらと飛び回りました!2週間前には九州で暑い暑い言っていたのが嘘のように過ごしやすい気温となり、公演中も作業中も快適に。秋を肌で感じる頃合いとなりました。

11月5日(火) 砺波工業高校(富山県) 同校体育館

11月6日(水) 広島井口高校(広島県) はつかいち文化ホール
11月7日(木) 徳島科学技術高校(徳島県) 同校体育館
11月8日(金) 高松南高校(香川県) 同校体育館
11月9日(土) 市岡東中学校(大阪府) 同校体育館


砺波工業高校

先週の千葉の公演が終わってから、旅班は一度東京へと戻りました。そして振替休日である4日に富山・砺波市へと移動。今回の公園は午前開演なので学校に到着次第の設営作業です。さすがに旅も後半。設営作業もスピーディーです。お互いに声を掛け合って、セットや照明用の足場など、人よりも大きなものをどんどんと組み上げます。



公演当日。体育館に生徒の皆さんが入場してくると、体育館の変貌ぶりに驚いている様子。また、工業高校ということもあってか、客席後方に組まれた照明・音響席にも目線がチラチラ・・・。
開演前には校長先生から「本物の演劇を生で観て、感じてほしい。その中から皆さんが今学んでいる『ものづくり』を考えてほしい。」とのメッセージ。
公演中は舞台上で起きた一つ一つの小さなことまで皆さんそれぞれ驚いたり、笑ったりと反応してくれました。演じている私達と壁を持たず、ありのままを受け入れてくれたのだと思います。







カーテンコールでは綺麗な花束と素敵なお礼の言葉を頂きました。ありがとうございます!
そして終演後は全校生徒の皆さんの舞台歌見学の時間となりました!約500人は一斉には上がれないので、1学年ずつ舞台上、舞台裏を見学することに。他の2学年は客席内での質疑応答の時間です。舞台も裏も生徒の皆さんが思い思いのところへ行き、俳優とも会話をしながら、共に創ったこの2時間を楽しんでいるようでした。また、質疑応答ではどの学年からも俳優に対して「演劇をはじめたきっかけ」「劇団に入ろうと思った理由」が質問されていました。皆さん自分の進路、ということを真剣に考えているのだな、と気づきました。





生徒の皆さんは授業があるので午後の撤去作業には参加出来ませんでしたが、昼休みや休み時間を使って沢山の生徒の皆さんが手伝ってくれたり、私達に声を掛けてくれました。皆さんから元気をもらいながら、部材の積み込みを終えることが出来ました。本当にありがとうございました!

広島井口高校

富山での公演を終えて一路広島へ。総移動距離なんと660km!
翌日の公演は広島井口高校での公演でした。会場ははつかいち文化ホール。約1100人の客席数がある大きなホールです。当日は2階席まで生徒の皆さんで一杯の空間となりました。

午前中の設営作業と並行して、当日の進行を務めてくれる放送部の皆さんも当日のリハーサルを行いました。カゲアナウンス担当の方、開演前に生徒の皆さんと私達を結びつけてくれる司会の担当の方々・・・。放送部の皆さんはほとんど1年生だそうですが、とても綺麗なアクセントと丁寧な滑舌、また堂々とした態度で立派でしたよ!

放送部の皆さんの進行で校長先生からご挨拶いただきました。『芸術の秋』の由来からはじまり、(1918年に雑誌で「美術の秋」という言葉が使われてから広まっていったそうです!)私達の舞台へと関心を繋げて下さいました。

終演後には放送部の皆さん、そして演劇部の皆さんが舞台上へ。バックステージツアーです。ほんの少し前まで俳優たちが演技をしていた空間へと上り、その余韻を感じるように舞台上のあちらこちらへと興味のあるところへと向かっていきます。
また、その後にはアニー役の高階との座談会。
座談会終了後も高階の周りに沢山の生徒の皆さんが集まって、自分の思っていること、感じたことを高階に伝えていました。

放送部の皆さん、演劇部の皆さん、そしてこの日出会ったすべての皆さん、高校生活楽しんで下さいね!
(諸事情により公演の写真はありません。ごめんなさい!)

徳島科学技術高校

広島での公演を終えて、そのまま徳島県へ移動。次の日の公演の搬入の為に徳島科学技術高校へと向かいました。
徳島科学技術高校の体育館は2階にあるので、前日に搬入だけさせていただきました。夜遅くまでお付き合いいただきました先生方、ありがとうございました。

また、今回の公演は人権行事として開催されたのですが、同窓会の皆様の支援もあり実現した公演となりました。当日同窓会の方々も公演をご覧いただきました。ご協力感謝いたします。ありがとうございました。





終演後にはこちらの学校にある『総合デザインコース』というあらゆるデザインを学んでいる生徒の皆さんとバックステージツアーを行いました。学校のステージの脇に設置した衣裳置き場に行って衣裳を見たり、舞台上の舞台の構造を劇団員に聞いたりと、あらゆる視点から私達の舞台を感じてくれていました。



バックステージツアーの後には人権委員の皆さん、バスケットボール部の皆さん(総勢約60〜70名)が搬出作業を手伝ってくれました!
前日12人で上げた荷物があっという間に皆さんの力でトラックへと運ばれていきます。皆さん声を掛け合いながら、ワイワイと劇団員たちと話しながら、荷物を運んでくれました。本当に助かりました。ありがとう!





最後にはその日一日のための劇場から元の空間へと戻った体育館で終わりの挨拶。写真にはありませんが公演の記念の色紙を学校にプレゼント。代表の生徒さんにお渡ししました。学校のどこかで飾ってもらえたら嬉しいです。この公演が、皆さんの高校生活の思い出の一ページとなってくれたらとても嬉しいです。また大人になった時に、思い出してくれたらもっと嬉しいです。ありがとうございました!


音響 渡辺雄亮

高松南高校

香川県の高松南高校での公演は9年ぶりでした。
香川県では毎年多くの学校で上演させていただいき、他校で風を観た先生方もたくさんいらしゃいました。なつかしい再会でした。



千人近い生徒さんたちで体育館はいっぱいの中、一人一人の舞台へ集中する姿が印象的でした。





そして公演後には、たくさんの部活や委員会の生徒たちがお手伝いに集まってくれて感激でした。劇団員とたくさんの交流を持ちながらあっという間に搬出も終了です。



生徒たち同士の仲もとってもいい感じで私たちも元気をいっぱいもらった1日でした。

市岡東中学校



土曜日の公演は大阪市・市岡東中学校の午前開演でした。三年前にも『ヘレン・ケラー』を観ていただいた学校です。先生方には前日夜と公演当日の早朝から、いろいろと準備のやりくりをしていただき、本当にありがとうございました。



しっかりと舞台に向かう生徒のみなさんの鑑賞でした。



公演終了後には校長先生をはじめ先生方に大変喜んでいただき、旅班のメンバーもこの一週間の締めくくりを実感して来週の最後の一週間に向かいます。

東京・富山・広島・徳島・香川・大阪と広域を巡り出会った若い観客のみんなと、またいつの日かの再会ができることを願っています。

アナグノス校長役 緒方一則

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2019年 秋 『Touch~孤独から愛へ』九州ツアー 第九週目

2019-11-24 21:46:06 | トピックス

『Touch~孤独から愛へ』九州ツアー第九週目の公演は

 

11月18日 弘学館中学校・高校 (佐賀県)

   19日 尚絅中学校・高校 (熊本県)

   20日 串木野高校 (鹿児島県)

   21日 大村城南高校 (長崎県)

   22日 博多女子中学校・高校 (福岡県)

   23日 南さつま市教育委員会主催公演 (鹿児島県)

 

でした。

トップの画像は大村城南高校で公演した時頂いたミカンです。とてもおいしかったです。ありがとうございました!

 

弘学館中学校・高校

この学校では以前のヘレン・ケラーの公演以来、6度目の公演です。

体育館をに入ってくるなり、いつもと違った体育館にひとりひとり驚きや高揚を見せてくれていました。

本番中も一人ひとり自分の感覚を使って舞台と向き合っている姿は、とても印象的でした。

終演後の生徒会長さんのあいさつからも、この公演が学校生活の一つの思い出となってくれるのではないかと感じます。

公演後にはハロルド役の柳瀬と新聞部、生徒会の皆さんとの座談会が行われました。

片付けにはバスケットボール部、バレーボール部の皆さんがお手伝いに来てくれました。みんな率先して手伝ってくれていたので、とても助かりました。ありがとうございました!

 

尚絅中学校・高校

この学校では以前のTouchの公演以来、4度目の公演です。

今回は熊本県立劇場のコンサートホールでの公演ということもあり、大きな客席の真ん中にギュッと集まった力強い客席でした。

しかし芝居が進むにつれて、力強さだけでなく、笑ったり、リラックスしたりと多くの表情を見せてくれていました。

カーテンコールでは素敵なあいさつと役者全員分の花束をいただきました。

 

終演後には事前に希望していた生徒との舞台裏見学が行われました。実際に舞台に上がってみると、役者やスタッフと話しながら、ここはこうなってたんだと、また新しい発見をしている姿がそこここに見られました。

この公演が皆さんにとっての新しい出会いのきっかけとなってくれることを祈っています。

 

串木野高校

この学校では以前のジャンヌ・ダルクの公演以来、5度目の公演です。

全校生徒130人ほどの小さな学校です。当日は保護者の方々も観劇にいらっしゃって下さいました。

「一人ひとり感じ方が違ってもいいんです」という校長先生の温かい言葉から開演した公演は、一つ一つの動きや言葉をとらえ、リアクションとして客席から舞台を支えてくれていました。校長先生が言うように一人一人が自分なりのTouchと出会っていたのだと思います。

カーテンコールでは生徒会長さんから「物事を学ぶ楽しさを思い出しました」という言葉を頂き、私にとっても発見のある瞬間でした。

終演後、お手伝いのためにそのまま残ってくれた3年2組の生徒さん達。お手伝いの前にせっかくなので舞台裏見学を行いました。短い時間でしたが、楽しんで見て回っていました。

その後の片づけには、有志の生徒さん達も集まってきてくれて、劇団のメンバーと芝居の話をしながら充実した時間を過ごすことができました。

 

大村城南高校

この学校では以前のジャンヌ・ダルクの公演以来、2回目の公演です。

朝トラックが学校に到着すると、40人以上の生徒さんたちが荷物の運び入れを手伝うために集まってくれていました。先生方も盛り上げてくださり、元気よく荷物を運んでいる皆さんの笑顔に、朝から元気をもらいました。

舞台設営をしていると、授業の休み時間に体育館を覗きに来た生徒もいました。公演を楽しみにしていることを感じつつ、私たちも気合を入れて準備にかかります。

担当の先生の劇団の紹介から始まったの公演は、リラックスした状態からだんだんと集中していく様子が印象的でした。

カーテンコールでは「こんないい劇をほかのみんなにも届けていってください。」と文化委員長さんからのとても励みになる言葉を頂きました。花束を渡してくれた生徒会長さん、実は中学生の時、風の星の王子様を見ていました。思わぬ再開に劇団員も喜んでいました。

片付けには多くの生徒さんたちが、手伝ってくれてました。中には有志の生徒さんもいました。この一日の時間が大村城南高校の皆さんにとって学校生活の一つの思い出となってくれていたらうれしく思います。

 

博多女子中学校・高校

この学校では以前のジャンヌ・ダルクの公演以来、4回目の公演です。

体育館が2階ということもあり、前日の夜荷物の運び入れを行いました。夜遅くまで一緒にいてくれたご担当の先生、本当にありがとうございました。

中学校と高校合わせて900人がぎっしりと集まった体育館。副校長先生から劇団の紹介があり、ひとつ盛り上げてからの拍手で開演です。

芝居が始まると、場面の変化によって雰囲気が変化してゆき、いろいろな表情を見せてくれていました。今そこにあるものを捉え、感じ、考える力強さで一緒に舞台を作ってくれているあの空間が印象的でした。

終演後、高校の生徒会長さんが、自分の心に残った素直な感想を語ってくれました。

片付けには、バレーボール部とソフトテニス部の生徒さん達が残ってくれました。元気いっぱいに物を運びながら、劇団員と話したりと交流の場として楽しい時間を過ごすことができました。

博多女子高校の皆さんに元気をもらって、今週最後の公演地である鹿児島に向かいます。

 

南さつま市教育委員会主催公演

今週最後の公演は南さつま市での一般公演です。教育委員会の皆さんの熱い思いが集まって生まれた公演です。

 

外には大きな看板、そして地域の色んな所にポスターやチラシを張ってくださったそうです。

集まってくれたお客さんたちは、みな顔見知りなようで少しアットホームな雰囲気のある客席から芝居がスタートしました。

公演中も、普段の子どもたちとはまた違った視点で、温かいまなざしを送ってくれていました。終演後、役者全員でお見送り。なんと帰っていく全員と握手をしていました。見に来てくれた皆さんにとって何か心に残るものがあったことを実感します。

舞台上では舞台裏見学も行われ、教育委員会の方の提案で集まった皆さんと役者で記念撮影。「今度は孫もつれてきたい」とうれしいお言葉もいただきました。

この事業を担当してくださっている教育委員会の方も「いつもとは違う充実した顔が見れました」とおっしゃってくださり、新しい試みの第一歩を、一緒に作れたのではないかと思います。

 

旅のメンバーが変わって最初の週、再会や新たな出会いが多く詰まった1週間だったと実感しています。そしてあと4週間このメンバーでTouchを、一人ひとりにとっての出会いの場を作っていきます。

 

文:舞台スタッフ 石岡和総

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2019年 秋 『Touch~孤独から愛へ』九州ツアー 第八週目

2019-11-17 21:31:41 | トピックス

九州もすっかり秋模様になり、寒さも増してきました。

 

11月11日 福岡工業大学附属城東高校(福岡県)

  12日 古賀竟成館高校(福岡県)

  13日 鹿屋女子高校(鹿児島県)

  14日 唐津工業高校(佐賀県)

  15日 八女工業高校(福岡県)


福岡工業大学附属城東高校

城東高校は隣に大学も併設されており大学内のFITホールという立派な講堂での公演でした(トップ画像は開演前の様子)。

生徒の人数も2000人ということで午前午後二回に分けての鑑賞でした。

開演前ご担当の教頭先生からの生徒に向けた挨拶があり、創立記念の機会として行われる今回の行事のこと、「沢山の先輩たちの活躍があってこの歴史が繋がっています。でも、一番大事なのは今の城東高校生である君たちの活躍です。」「この演劇の機会に自分の感性を広げて観てください。」というお話があり・・・舞台裏でスタンバイしながら、風の『Touch』の上演に込められた想い感じていました。

午前午後ともに大きな盛り上がりを持って終演しましたが、その後は片づけを手伝いに来てくれた3年19組の皆さんとの交流がありました。

しかも片づけの間も「何か手伝えることはありませんか?」と沢山の生徒たちが駆けつけてくれました。

 

古賀竟成館高校(福岡県)

古賀竟成館高校では生徒会の皆さんが、公演前後の進行などで大活躍してくれました。

 

カーテンコールでは全校生徒が立ち上がって挨拶をしていただき舞台上と客席の繋がりを強く感じました。

上の画像は舞台裏見学の様子ですが、ハロルド役の柳瀬は高校時代からの友人であるこちらの学校の先生との再会もありました。

その後は生徒会と陸上部の皆さんが片づけを手伝ってくれました。有難うございました!

 

 鹿屋女子高校

画像は会場の際の鹿屋市文化会館前、生徒たちの楽しさが伝わってきます。

開演前には校長先生が20年前に観た『Touch』の話をしていただきました。風のレパートリーとして1000ステージを超える上演を行ってきた重みを感じながらの幕開けとなりました。生徒たちも笑いや驚き、そして涙を交えながら食い入るように舞台に視線を注いでいました。

最後の画像は担当の先生と柳瀬の友人(その中にも鹿屋女子高校の卒業生が!)との一枚。この子供たちはこの旅最年少の観客かもしれません。


唐津工業高校

この日は全国的に寒さが訪れた日となり、九州の北部・唐津でも冬の到来を感じるような気温でした。

しかしながら工業高校ということで男子生徒が多いのか体育館が開場すると元気な声が響き渡っていました。

本番中は打って変わったように静かになり

生徒たちが最後まで集中した眼差しを舞台に向けてくれました。

終演後は図書委員と体育館の部活の生徒さんが片づけを手伝ってくれました。

校長先生は残念なが出張で公園をご覧になれませんでしたが、片づけを手伝う生徒の表情を見ながら「この生徒の顔を見れば良い公演だったことがよくわかりました」といううれしい言葉を頂きました。

 

八女工業高校

画像は開演前の担当の先生、生徒会の生徒さんとの公演前後の打ち合わせの様子。少し緊張が伝わってきます

折角なので打ち合わせ後に舞台裏見学。これからどんな公演が始まるのか彼らの期待も高まります。

そしてカーテンコール。生徒会長の謝辞は涙涙の素晴らしいものでした…「こんな風に泣いたのは小学校の時に観たドラえもんの映画以来です」「謝辞を言うのに泣いちゃいけないと思いましたが」…少しずつ言葉を紡ぎながら本当に素敵なメッセージを頂き、思わずハロルドも彼の肩を抱いていました

今週最後の写真はそんな彼らと楽屋前での一枚。謝辞の際自分自身の弟のことにも触れていたので「弟にも宜しく!」と声をかけると「はい、帰ったらかぞくに『ありがとう』と伝えます」と返答され、私たちがおこなった公演以上のものを彼らが舞台から受け取ってくれていると感じました。

 

『Touch』の巡回公演はキャスト・スタッフあわせ9人編成で行っていますが、本州一円のツアーを巡っていた『ヘレン・ケラー』が今年の千秋楽を迎え『星の王子さま』のツアーが始まる関係で9人中3人のメンバーが来週から変わります。メンバーは一部変わりますが、勢いそのままに九州を駆け抜けていきます。

 

トリート役 佐野準

 


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2019年秋『ヘレン・ケラー 〜ひびき合うものたち』西日本・東日本ツアー【第7週目】

2019-11-12 20:47:29 | 全国巡回公演

『ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち』第7周目の旅は、

10月29日[火] 福島県 遠野高等学校
10月30日[水] 東京都 開智日本橋学園中学・高等学校
10月31日[木] 大阪府 楠根中学校
11月1日[金] 千葉県 千葉市立千葉高等学校
の公演でした。

遠野高校



生徒さんたち、先生方が心待にしてくれていた遠野高校での公演は、とても印象深時間を共に過ごすことができました。
開演前には校長先生が、『この公演を通して、みなさんの豊かな心をさらに育んでほしい』と生徒さんたちに語りかけてくれました。
体育館が暗くなり、芝居が始まると集中と緊張のまざる感触を肌に感じました。芝居が進むにつれて、場内では色んな反応があちらこちらで起こりはじめました。そこには、今起きていることを、その場で感じ、受けとめているという力強さがありました。









公演後には、たくさんの生徒さんが撤去の手伝いに来てくれました。トラックまでの100メートルの距離を何往復もする生徒さん。その間に劇団員との仲がどんどん深まっていき、たくさんの言葉を交わし合いました。明るい笑顔に、綺麗な心を持ち、人を、友だちを尊重する生徒さんたちに触れ、本当に楽しい時間と感動をもらいました。



『生徒たちと一緒に、一番前でかぶりつきで見ました。あの子たちにとって、本当にいい経験になっています』と話してくれた先生。『台風で被災して、まだまだ大変だけど、今日ヘレン・ケラーを見ることができて本当に良かった。感動しました』と力強く手を握ってくれた生徒さん。バスとトラックを最後まで見送ってくれた生徒さんたち、先生方。
どの瞬間を切り取っても、そこには『ほんものの想い』があったと、そう感じています。
これからも遠野高校での毎日を、思いきり過ごしてください!



開智日本橋学園中学・高校



2009年に『Touch~孤独~愛へ』を公演して以来、久しぶりの風の公演です。開智日本橋学園高校には、日本・西洋の演劇史を学び、実技もある演劇を学ぶコースがあります。
演劇コースの生徒さんの元気な掛け声で開演。大きな拍手で盛り上がり、そこからだんだんと芝居の中へ入り込んでくるように、会場がどんどん変化していきました。



公演後は、ヘレン役の倉八と一緒に、ロビーで生徒さんたちをお見送りしました。『面白かったです!』、『指文字はどうやるんですか?』など、たくさんの生徒さんが声をかけてくれました。また中にはヘレン役の倉八に真剣に質問をしている生徒さんもいました。





みんなを見送って舞台へ戻ると、演劇コースのみなさんが待ってくれていて、急遽座談会を開きました。公演を見て高揚してくれている様子が伝わってきました。ヘレン・ケラーの作品づくりのプロセス、演劇コースの学んでいること、など話題は尽きません。別れを惜しむように、時間が許す限り、めいっぱいお互いについて話しました。演劇コースのみなさんは情熱的なエネルギーを持っていて、とても素敵でした。



開智日本橋学園中学・高校の自分の夢や想いを大切に、挑戦を続けて下さい。


楠根中学校

東京での公演を終えて、旅班は大阪へ。楠根中学校では、2011年『ヘレン・ケラー』、2014年『ジャンヌ・ダルク』を上演を行っています。これまで近隣の文化会館が会場でしたが、今回は初めての体育館での公演です。朝から体育館で舞台設営を行っていると、体育館を訪れた先生、体育の授業後でグラウンドにいた先生と生徒さんたちが、だんだんと組上がってくる舞台を見て、『すごい』『うちの体育館がこんな風になるんですね』と驚いていました。





入場時も同じように、自分たちが普段使っている体育館が劇場に様変わりした様子を見て驚く声がたくさん聞こえてきました。
楠根中学校のみなさんは、気さくで、フラットに声を掛けてくれてとても元気です。しかし芝居が始まると、ものすごい集中力でもって舞台を見て、ヘレン・ケラーという演劇の空間を作り出してくれました。







終演後、座談会や撤去のお手伝いなどの予定はなかったのですが、『ヘレンに会いたい』『指文字を教えてほしい』と、再び会いに来てくれたり、待ってくれている生徒さんたちがいました。さらに、部活動前のバレー部に、ジミー役の蒲原がお手伝いのお願いをすると、快く引き受けてくれました。さらには、楠根中学校演劇部の男子生徒さんも応援に駆けつけてくれて、百人力!演劇部の生徒さんは、『こういう風に片付けをしたりとか、こんな演劇の作り方がいいと思う』と演劇が大好きだという想いを熱く熱く語ってくれました。バレー部とも仲よくなって、みなさんのおかげで、あっという間に片付けは終わり、いつもの体育館へ。お手伝い、本当にありがとうございました。嬉しかったです。そして、最後までバスを見送って楠根中学校のみなさん、ありがとう。また必ず再会できますように。





千葉市立千葉高校



大阪での公演後、バスは再び東へ向けて走り出しました。千葉市立千葉高校は、生徒数およそ1000人の大きな学校です。公演には保護者の方も来場されました。
会場となった千葉県文化会館で、午前中に舞台設営を行っていると、演劇部のみなさんが見学に訪れてくれました。俳優たちが案内をして、じっくりと時間を掛けて舞台美術や小道具に触れていました。さらには、照明のシュート(照明家がどこの位置にどのように明かりを当てるかスポットライトを一台ずつ合わせていく)作業も、生徒さんに実際に俳優が舞台に立つ位置に居て手伝ってもらうなど、体験や交流の、時間を持てました。







会場はとても大きかったのですが、本番では、その大きさを忘れるほど、凝縮した濃密な空間となりました。カーテンコールでは舞台上の俳優に大きく手を振ってくれました。



終演後は、ヘレン役の倉八と一緒にお見送り。 ハイタッチで別れたり、握手をしたり、手を振ってくれたり、一人ひとりの生徒さんの表示を間近で見られました。また『合唱コンクールに向けてクラスで練習を頑張っています。どうやって発声をしていますか?』と質問をしに訪れてくれた生徒さんたちもいました。最後には、担当の先生、演劇部の先生が『とても良かったです』と公演をともにつくった喜びを伝えてくれました。



出会えた生徒さんたち、先生方から、気がつかせてもらうことがたくさんあります。
俳優として、なによりも人として。
ひとつの言葉が、ひとつの仕種が、その表情が誰かに力を与え、またその誰かが誰かへと繋げていくことを、実感した日々でした。
ともに公演をつくりあげてくれた生徒さんたち、先生方、ほんとうにありがとうございました。
また、再会できますように。

『ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち』の公演は今、最終週を迎えています。ブログのアップが遅くなってしまい、ごめんなさい。
旅班は千秋楽まで、これからも、未知の出会いに期待して、舞台に立ち続けます。

アニー・サリバン役 渋谷愛

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