風のBLOG

東京演劇集団風の時事通信!
公演情報や稽古場速報、全国巡回公演の情報など
日々の出来事を速報!!

2018-2019 東京演劇集団風

2019-01-31 12:08:32 | 公演情報

東京演劇集団風は2018年秋『Touch~孤独から愛へ』『ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち』文化庁“文化芸術による子供の育成事業”『星の王子さま』の巡回公演を終えました。BLOGに、また劇団掲示板に、今年もたくさんの声を寄せていただきありがとうございました。

風は2018年の締めくくりとなる『Touch~孤独から愛へ』の凱旋公演へと向かいます。

そして2019年から、新たな活動も展開していきます。2019年上半期までの活動をご紹介します。

 

 

レパートリーシアターKAZE第22回凱旋公演

Touch~孤独から愛へ

作:ライル・ケスラー Lyle Kessler 上演台本・演出:浅野佳成

2018年12月23[日・祝]・24日[月・振替休日] 開演:2時

レパートリーシアターKAZE

出演:柳瀬太一/佐野準/佐藤勇太

 

Touch―人と触れることを通して

生きる証しを掴もうとする孤独な魂たち

アレルギーの発作に怯え外出できない弟フィリップと、不良の兄トリート、ふたりの前に現れた謎の紳士ハロルド。ハロルドはふたりのデット・エンド・キッドに「元気づけてあげよう」と手を差し伸べる。

孤独を抱えた3人の出会い、そして旅立ち―。

ロングランを続けるレパートリーに新たな演出を加えた5年ぶりの東京公演。

 

 

【東京演劇集団風 2019年の活動】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

 

文化庁委託事業「平成30年度戦略的芸術文化創造推進事業」

舞台芸術による地域活性化事業【未来誕生】

『星の王子さま』参加型公演/『ジャンヌ・ダルク』一般公演

熊本県・御船町/長崎県・新上五島町

この事業は、全国各地に優れた実演芸術を鑑賞する機会の充実を図り、国の芸術文化を豊かに育てていくために文化庁が実施している事業です。特に地方や島部・へき地など、実演芸術を鑑賞・体験する機会が求められている地域や子どもたちに芸術を届け、地域と共に芸術を育んでいくことを目的としています。

東京演劇集団風は、学校、教育委員会の方々と連携し、子どもたち、そして地域に暮らす人たちの誰もが、演劇公演・芸術活動を実体験できる機会を継続的につくっていきたいと考えています。

平成30年度から、熊本県・御船町、長崎県・新上五島町での活動がスタートします。

 

御船町【未来誕生】プロジェクト

1月9日(水)御船町立滝尾小学校 『星の王子さま』参加型公演

1月14日(月)御船町カルチャーセンター 『ジャンヌ・ダルク―ジャンヌと炎』一般公演

新上五島町【未来誕生】プロジェクト 

1月11日(金)新上五島町立有川小学校 『星の王子さま』参加型公演

1月12日(土)新上五島町 鯨賓館ホール 『ジャンヌ・ダルク―ジャンヌと炎』一般公演

       主催:文化庁/東京演劇集団風  共催:御船町教育委員会  

       後援:新上五島町教育委員会

       協力:新上五島町立有川小学校/御船町立滝尾小学校

 

 

 火の君文化ホール竣工記念公演

『ジャンヌ・ダルク―ジャンヌと炎』

作:マテイ・ヴィスニユック 演出:浅野佳成

2019年1月18日(金)・19日(土)火の君文化センター(熊本県・城南町)

2016年の熊本地震で被災した熊本県・城南町「火の君文化センター」の竣工記念として『ジャンヌ・ダルク―ジャンヌと炎』の公演を行います。18日は社会福祉法人「慶心会」の城南学園の皆さんが観劇。19日は町の人たちのための一般公演を行います。

 

 

2019年バリアフリー演劇第一弾

『ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち』

 作:松兼功 構成・演出:浅野佳成

2019年2月2日(土)2月3日(日)レパートリーシアターKAZE

長年上演してきた『ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち~』に、浅野佳成が新たなバリアフリー演出を加えて、耳が聞こえない人や目が見えない人たちも一緒に楽しめる新しい舞台を作り上げ、上演します。

主催:文化庁/障害者の文化芸術国際交流事業実行委員会
協力:東京演劇集団風、アメニティーフォーラム実行委員会、NPO法人シアター・アクセシビリティ・ネットワーク、 NPO法人バリアフリー映画研究会、アーツサポ東京

                           GLOWホームページへ

 

レパートリーシアターKAZE劇場体験週間

ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち

作:松兼功 演出:浅野佳成 

2月9日[土]・10日[日] 開演:2時 レパートリーシアターKAZE

※2月5日~8日は〈劇場体験週間〉として中野区内6カ所の支援施設・事業所の利用者の方が観劇・体験します

自分らしい明日を探しているすべての人へ

飽くなき好奇心と不屈の愛情の物語―ひびき合うものたち

生まれて間もなく一切の光と音を失い、心の鍵を閉ざしたヘレン・ケラー。彼女のもとにやってきた情熱的な新米教師アニー・サリバン。ふたりは必死に「生きている幸せをともに味わいたい」とぶつかり、身体ごとの〈対話〉を重ねていく。

     助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)   

     独立行政法人日本芸術文化振興会

     協力:社会福祉法人愛成会/社会福祉法人中野あいいく会

 

 

 

第95回公演【レパートリー作品】

コーカサスの白墨の輪 

 作:ベルトルト・ブレヒトBertolt Brecht 翻訳:岩淵達治

演出:江原早哉香

4月3日[水]~7日[日] 開演:平日7時/土日2時 レパートリーシアターKAZE 

廃墟となった世界で、ひとりの歌手が語る

関節が外れた時代を生きた人間のふたつの物語

混乱の時代のどさくさの中で、領主の赤ん坊を背負い込んでしまった女中グルシェ。一方、ひょんなきっかけで裁判官にさせられた飲んだくれアツダク。

それぞれ違う道を辿ったグルシェとアツダクは、生みの母親と育ての母親の子供を巡る大岡裁きの席で出会うこととなる……。

2015年に初演し、「小気味の良い寓意劇」と評価された江原早哉香の演出によるブレヒト作品、初めてのレパートリー上演。コロスの集団性、さらにパペットの批評的造型を駆使し、現実には絶えず破れながらも、歌い、笑い、生きていく人々の物語を描く、風のブレヒトの舞台にご期待ください。

 


第96回公演【新作・詩劇】

10番目の詩女神(ムーサ)

構成・演出:浅野佳成

5月4日[土]~6日[月・振替休日]開演:2時 レパートリーシアターKAZE 

この物語は昔のものだ

しかし愛は新しく、人々に希望を与えた―

古代ギリシャの女流詩人サッフォーの詩編からインスピレーションを受けた、劇団オリジナルの新作上演。演出の浅野佳成が考案した“俳優が詩を身体化し演じる”独自のジャンル「詩劇」と、古代ギリシャのことば、日本の伝統文化が出会い、新たなリズムを奏でる。

 

 

   【東京演劇集団風 2019春の全国巡回公演】2019年5月~7月

    東日本地域『ジャンヌ・ダルク―ジャンヌと炎』

    西日本地域『ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち』

 

 

【プレビュー公演】

都会のジャングル

作:ベルトルト・ブレヒトBertolt Brecht 翻訳:岩淵達治

構成・演出:浅野佳成

 8月29日[木]~9月1日[日] 開演:平日7時/土日2時

都市は残らぬ、残るのは吹き抜けてった風ばかり―

演出浅野佳成が、原作にブレヒトの詩を織り交ぜたオリジナルの構成台本を作成。

劇団の俳優総出演で上演する新作のプレビュー公演です。

 

  ※日程等変更になる場合があります。各公演の詳細は劇団までお問い合わせください。

 

2018年から2019年へ。新しい出会いと発見を求め、また再び歩みを進めていきたいと考えております。レパートリーシアターKAZEで、また各地の公演現場で皆様と出会えることを楽しみにしています。

コメント

2018年秋『Touch〜孤独から愛へ』九州ツアー [第12週]

2018-12-25 09:25:55 | 全国巡回公演

いよいよ『Touch〜孤独から愛へ』九州ツアーも最終週となりました。

12週目は鹿児島県種子島ということもあって、前の週とは打って変わって春のような暖かな気候でした。

船も揺れずに進みました。

 

12月17日  [鹿児島県]  種子島中央高校 同校体育館

12月18日  [鹿児島県]  種子島高校 同校体育館

 

 

種子島中央高校

風が4回目の公演です。

仕込みの最中に見学に来た、先生も含め、先生たちが「この日を楽しみにしていました」と口々にしています。

開演前から熱気に包まれた客席は、開演と同時にそのまま芝居に集中していきます。

前半、1幕の終盤にレンタルした発電機の不具合から電源がストップしてしまうというハプニングがありました。

スタッフが体育館の水銀灯を点けて芝居は進行しましたが、客席の生徒さんたちはそんなことは意に介さないという感じで、芝居を見続けています。

ほぼ全ての生徒さんたと目が合いました。

ニコニコしながら、また自分自身と対話しながら観ているみんなの表情が忘れられません。

カーテンコールでお礼の挨拶では、生徒会長さんが「僕にも弟がいて、弟を元気づけてやりたいし、人を元気づけてあげられる人になりたいです」と語ってくれました。

後片付けにも、予定されていた生徒さん以外にも多くの生徒が手伝ってくれました。それを見て「ほっとしました、やってよかったです」という担当の先生の安堵と喜びに満ちた顔が印象的でした。

 

 

 

種子島高校

いよいよ九州ツアーの千秋楽となります。

この学校も種子島中央高校と同じく、「ヘレン・ケラー〜ひびき合うものたち」の公演以来3年ぶりの、そして4回目の公演になります。

この学校も期待感の強さが伺えます。

「うそーっ!種高の体育館じゃないみたい!」と声を上げながら、あっという間に客席の準備が整います。

校長先生の「この劇場で、しっかりといろんなことを受け取ってください」という言葉で開演です。

その校長先生も生徒たちに混じって、最前列で見ていました。

校長先生の言葉にうながされるようにリラックスした客席で、この時間を噛みしめるように楽しんでいる姿が印象的でした。

後片付けの時もバスケットボール部、テニス部以外にも、全校生徒の半数近くの生徒さんたちが自主的に手伝ってくれ、熱気あふれる時間となりました。

 

後片付けが全て完了した時に「あーあ、元の体育館に戻っちゃった」とつぶやいていた生徒の声が印象に残りました。

 

こうして、9月17日の群馬県みなかみ町での公開舞台稽古から始まった43ステージの長いツアーも終わりました。

この巡回公演のひとつひとつの舞台を通して、演劇とは何かー、我々の成すべきことは何かー、と考えさせるツアーだったと思います。

 

文:ハロルド役/柳瀬太一

 

 

 

コメント

2018秋『Touch〜孤独から愛へ』九州ツアー 【11週目】

2018-12-22 08:41:22 | 全国巡回公演

暖かさを残す九州の気候から一変し、日に日に寒さが増し、冬の訪れを肌で感じ始まった『Touch〜孤独から愛へ』の秋の九州ツアーも11周目を迎えました。


今週は、

12月10日(月)  [鹿児島県]  修学館中学・高校  同校体育館

            13日(火)  [福岡県]  福岡女子商業高校  同校体育館

            14日(水)  [福岡県]  糸島農業高校  同校体育館

の公演でした。


修学館中学・高校

今週第1週目は、鹿児島県の修学館高校での公演です。
修学館中学高・高校では、2015年に公演をした『ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち』から3年ぶり、風は3回目の公演となりました。
冬でも暖かさを残す九州独特の気候から一変し、冬らしい寒空の下、前日に行われた搬入作業には、サッカー部の生徒さん方や、校長先生を始め、先生方、たくさんの方々がお手伝いに駆け付けて下さり、寒さに負けないくらい盛り上げてくれました。


また、生徒さん方や先生方の中には、3年前の『ヘレン・ケラー』の公演を観て、お手伝いしてくださった方、当時のご担当の先生もいらっしゃり、「任せてください!」、「これは、こっちから運ぼう!」、「こう持ったらいいよ!」と声をかけ合い、前回の公演を思い出しながら、手際よくお手伝いをして下さる姿は、とても印象的でした。
本番当日は、放送部の生徒さんによる司会進行と共に大きな拍手で開演しました。
本番が始まると、とても集中したしっかりとした眼差しで舞台に向き合っている姿に支えられた公演となりました。


終演後には、前日にお手伝いしてくれたサッカー部を始め、運動部の部活動の生徒さん、有志の生徒さん方、先生方が来てくださり、最後の最後まで盛り上がった公演となりました。


また、帰り際には、3年前に『ヘレン・ケラー』の公演を見た生徒さんから「風のトラックを見て、また風が来た!やったー!って思いました。touchの公演もとてもか感じるものがありました」と生き生きとした言葉をかけてくれました。



福岡女子商業高校
 
 
今週2回目は、福岡県の福岡女子商業高校での公演です。
福岡女子商業高校は、昨年2017年の『ジャンヌ・ダルク〜ジャンヌと炎』の公演から2回目となる公演となりました。
福岡女子商業高校での公演は、校長先生や先生方が毎年でも生徒たちに演劇を観せたい、という想いから、生まれ繋がった公演でもあります。
前日の夕方からの搬入には、有志の生徒さん方が「何か手伝えることはありますか!」と続々と集まってくれました。
 
 
本番当日、入場が始まると、「わー!すごい!」と歓声を上げ、元気な姿で生徒さんが劇場へと変わった体育館に集まってきました。
開演前には、生徒会の生徒さんの『Touch』のストーリー紹介から始まり、昨年に続き、一体どんな物語が始まるのか、心を揺らめかせている姿と共に大きな拍手で開演を迎えました。
 
物語の序盤は、笑ったり、驚いたりととてもリラックスした姿で観ていた生徒さんも、物語が進むにつれ、静かな視線で一人一人が思い思いに感じたり、考えながら、舞台に向き合っている様でした。
終演後には、生徒会長さんより、「今回の公演で得たものを通して、1日1日を大切にしたい」と、想いの込もった言葉をもらいました。
終演後のバックステージツアーには、たくさんの生徒さんが集まってくれました。
 
 
また、今回の公演には、ツアーメンバーである、昨年の『ジャンヌ・ダルク』のジャンヌ役の高階もおり、「ジャンヌだ!」生徒さんたちに声をかけられ、昨年、そして、今回の公演を通して感じたことを語り合っている姿もあり、その姿から、公演の繋がりや彼女たちの中に残っていった時間をとても強く感じました。
 
 
後片付けにも、生徒会や運動部、有志の生徒さん方、先生方も多く来て下さり、皆さんのパワフルな姿に私たちも元気づけられました!
 
 
 
糸島農業高校

 
今週最後は、福岡県の糸島農業高校での公演です。
糸島農業高校では、2008年の『肝っ玉おっ母とその子供たち』の公演より、10年ぶり4回目の公演となりました。
福岡女子商業高校での公演を終え、次の公演場所である糸島農業高校へ向かい、搬入作業を行いました。
糸島農業高校に到着すると、お手伝いのために集まって下さった、生徒会を始め、たくさんの生徒さん方や先生方に迎えられ、慣れない作業にもとても積極的にお手伝いをしてくれ、皆さんのとても生き生きとした姿に、私たちも明日の公演への想いを受け取りました!
そして、生徒会の司会進行で始まった本番。
客席からは、生徒さんも先生方も一緒になって、しっかりとした表情で、時には笑ったり、沈黙の中でひとりひとりが空間を支え、創っている姿がありました。
カーテンコールでは、全校生徒さんから、「ありがとうございました!」と、とても元気な素敵な挨拶を貰いました。
終演後のバックステージツアーや後片付けには、昨日の搬入のお手伝いに来てくれた生徒さんもたくさん集まってきてくれ、「昨日私が運んだやつだ!」と舞台に触れたり、舞台が解体されてもとの体育館に戻っていく姿に、驚きの声を上げていました。
 
 
 
 
公演後には、糸島農業高校の皆さんが愛情を込めて作った、みかんの「はるか」とその皮を使って開発した、「天の皮かりんと」を頂きました!
とても、美味しかったです!
本当にありがとうございました!
 
 
 
 
 
公演を通して、先生方の生徒さんへの想い、そして、人と人との繋がりを心から感じた一週間でした。
次回はついに、千秋楽の種子島の公演です。
 
 
文:倉八ほなみ
 
コメント

2018年秋『Touch〜孤独から愛へ』九州ツアー [第10週]

2018-12-12 11:25:20 | 全国巡回公演

 

12月にもかかわらず、暖かいというよりも暑い日が続いた今週、季節外れの暑さに負けないくらいの熱気をもった公演でした。

今週は

12月   3日(月)  [福岡県]  若松商業高校  同校体育館

            4日(火)  [福岡県]  福岡魁誠高校  同校体育館

            5日(水)  [福岡県]  北九州高専  同校体育館

と、すべて福岡県での公演でした。

 

若松商業高校

この学校は、風の公演は4回目です。新築の真新しい体育館での柿落としの公演でした。

昨年まで福岡女子商業高校にいらっしゃった教頭先生が若松商業の生徒にも風を見せてあげたいということで、この公演が実現しました。

開場中は体育館に元気な声が飛び交っていましたが、本番が始まるとジッと食い入るように舞台に目を向けていました。

公演が終わるとまた賑やかさが戻り、それぞれに見たことや感じたことを友だち同士で話していました。

公演後には、有志の生徒のみなさんと先生方が舞台見学と舞台撤去のお手伝いをしてくれました。

活発な女の子たちが多く手伝ってくれ、積極的に劇団員と交流をしながら楽しい時間となりました。

「感動しました。またお会いしましょう!」と熱く話してくれる先生や「うちの生徒たちは、先生に厳しいんですよ(笑)」と笑顔で生徒と作業をする先生方を見て、生徒のみんなと先生方との温かな関係を垣間見ることができました。

 

 

岡魁誠高校

この学校は、風の公演は初めての上演でした。

この公演は、PTAの主催行事ということもあり、多くの保護者のみなさんや地域の方々も一緒に観劇をすることとなりました。

例年は講演会や音楽鑑賞が多く、演劇を見るということで、みなさん、とても楽しみにしてくださっていました。

体育館に入るや「マジ!スゴいじゃん!」「どうなってんの!」と劇場に変わった体育館に驚き、興奮した様子が舞台裏にも伝わって来ました。

公演が始まると会場は静まりかえり、目の前で起こる出来事に息をのみ、舞台の進行とともに動いている客席でした。

カーテンコールでは、PTAの健全育成委員長の方から「子どもたちにとっても、私たちにとっても、とても有意義な時間となりました。」といううれしい言葉をいただきました。家に帰ってから親子でこの日の芝居がどうだったかを話してもらえたらと思います。

公演後には、体育館で行う部活動の生徒のみなさんが舞台撤去のお手伝いをしてくれました。そこに、別室で座談会を行っていた演劇部のみなさんも加わり、みんなで声を掛け合って、まるでお祭りのように盛り上がりました。

撤去が終わったあとも、演劇部のみなさんは、劇団員からいろいろな話を聞こうと、しばらく体育館に残って交流をしていました。表現をすることに対して純粋で、真剣な態度、いつまでも忘れないでいてください。

 

 

 

北九州工業高等専門学校

こちらの学校は、風は3回目の上演となります。

1年生から5年生まで、約1000人の学生で体育館は超満員!彼らの舞台に向ける眼差しと興奮も相まって、まさに熱気溢れる公演となりました。

公演後に、この『Touch』の公演を企画した担当の先生が「今日、みなさんは劇団の方から水を注がれたと思います。それをみなさんが、どんな器でどのように受け止めたのかが大切です。これから是非考えてみてください。」と、学生たちに熱いエールを送っていました。先生の情熱も含めて、きっと学生のみなさんの心に響いてくれたのではないでしょうか。

そのあと、体育館では、学生会の学生のみなさんと、有志のみなさんとが、舞台見学をしたのち撤去を手伝ってくれました。高専生だけあって、照明や音響機材、舞台機構を見ては、「へぇ!こうなっているんだ。」と、目を輝かせていました。

 

 

『Touch』の九州ツアーも残すところあと、2週となってしまいました。毎年思うことですが、いつもあっという間に旅の時間は過ぎていきます。楽しい時間というのはいつもあっという間です。ですが、ひとつひとつの公演で出会ったものは確かに残っています。その出会いの積み重ねをもって、この先の2週間、そして東京での凱旋公演と気を引き締めていきます。

 

文:佐藤勇太(フィリップ役)

コメント

2018年秋『Touch〜孤独から愛へ』九州ツアー [第9週]

2018-12-09 00:12:56 | 全国巡回公演

 

11月30日 (佐賀県) 北陵高校 同校体育館

12月 1日 (福岡県) 九州産業大学付属九州高校 同校講堂

 

 

北陵高校

 

 

 

朝から生徒会の生徒や先生方が体育館に集まり出迎えてくれました。

 

この学校には一昨年『ジャンヌ・ダルク』、四年前『ヘレン・ケラー』、六年前『Touch』と隔年で上演しており、開演前の生徒会の司会でも「六年前に芸術鑑賞行事が始まるきっかけとなったのがこの『Touch』という作品です」と紹介がされてとても嬉しかったです。

 

 

公演中も大きな笑いもおこりながら楽しんで観てくれ、本当に子供たちが盛り上げてくれた公演でした。

 

そして圧巻は公演後の片付け、生徒たちだけでなく先生もトラック内まで手伝って頂き、あっという間に終わってしまいました。

担当の先生に「生徒たちも先生方もすごいチームワークですね」とお礼を伝えると「改めて(チームワークを)確認できました」と目を細めていました。

 

 

 

九州産業大学付属九州高校

 

 

北陵高校をあとにし、その夜は九州高校内のKYUSHUコミュニティホールで翌日の公演準備、元気な吹奏楽部の皆さんが作業を手伝ってくれました。

 

四年前から毎年1年生が風の舞台を見ることになっている九州高校ですが、私(佐野)は四年前の公演のために建設時からKYUSHUコミュニティホールを下見させて頂いていました。いよいよ、そこで『Touch』を上演する日を迎え、企画した先生方や職員の方と感慨もひとしおでした。

 

子供たちも最初から最後まで強い眼差しを舞台に向け、カーテンコールでは鳴りやまないような拍手を頂きました。終演後も沢山の生徒たちが舞台裏や音響照明席などを巡り楽しい交流が出来ました。

 

 

片付けを手伝ってくれた演劇部の皆さん、最後までトラックで作業してくれた三人の男子生徒たち、本当にありがとう!

 

 

 

この週末は『Touch』班と文化庁公演で九州北部地域を巡演中の『星の王子さま』班が北九州市内にて合流をしています。

お互いの近況を話ながら「お互いに最後まで良い旅をしよう」と刺激しあっています。

日に日に寒くなって来ましたが、年末のレパートリーシアターKAZEの凱旋公演まで元気に突っ走っていこうと思います。

 

 

文:トリート役/佐野 


コメント