風のBLOG

東京演劇集団風の時事通信!
公演情報や稽古場速報、全国巡回公演の情報など
日々の出来事を速報!!

『アポカリプティカ』-20世紀の黙示録

2008-08-29 17:35:26 | 公演情報
風創立20周年企画・ブレヒト連続公演第3弾「マハゴニー市の興亡」も盛況のなか幕を閉じました。
フランスの俳優オリビエ・コント、ルーマニアの俳優イワナ・クラチュネスクとの共同制作から始まった「ブレヒト連続3本公演」は新たな出会いと発見をもたらしました。


そしていよいよ!東京演劇集団風創立20周年企画のラストを飾る、マイムアーティスト、ミラン・スラデクによる「アポカリプティカ-20世紀の黙示録」が9月4日(木)~7日(日)に公演されます!

この作品は1968年にドイツのケルンで初演され、2003年、レパートリーシアターKAZE〈ビエンナーレKAZE演劇祭〉にて日本初公演されました。
今回はミラン・スラデク70歳の記念公演として、世界各国を巡る公演の中、「20世紀の黙示録」と題してレパートリーシアターKAZEにて再演されます。





1968年「プラハの春」、1970年のドイツ亡命を経て、社会主義崩壊を目の当たりにしてきたミラン・スラデクが、宇宙に誕生した生命、自然との共存と闘い、権力、金、戦争という人類の壮大なテーマを、ひとりの人間の苦しみ、恐怖、希望の物語をユーモラスに、人間的にマイムで描きます。




作:ミルコ・ケレメン/フェルナンド・アラバール/エドモンド・キーゼルバッハ/ミラン・スラデク
演出:ミラン・スラデク
舞台美術:アントニン・マレク
出演:ミラン・スラデク
   イシドロ・フェルナンデス
   グラシアス・デバラジュ



チケットのお申し込みはこちらから↓↓
東京演劇集団風
TEL:03-3363-3261
アドレス:info@kaze-net.org

URL↓↓
http://www.kaze-net.org

です!
どうぞご期待ください!!


『パンダの物語』アヴィニヨン演劇祭を終えて

2008-08-16 20:28:37 | 公演情報
アヴィニヨン演劇祭に参加していたパンダのメンバーは3日に無事日本に帰国し、創立20周年記念企画第1弾『乞食あるいは死んだ犬』の千秋楽に間に合うことができました。さまざまな旅の経験、思い出と時差ボケを東京に持ち帰り、劇団のみんなとの再会を噛みしめました!
劇団員のみんなが、各々の手応えを感じました。



今レパートリーシアターKAZEでは『マハゴニー市の興亡』の稽古が始まりました!
久々に劇団員全員が揃い、活気にあふれた稽古場になっています!
20周年記念公演もまだまだ盛り上がっていくと思います!
みなさんと劇場でお会いできるのを楽しみにしています。

ブレヒト連続公演第三弾!『マハゴニー市の興亡』へ!

2008-08-14 23:52:04 | 公演情報
8月8日から10日にかけて行われた、"風創立20周年記念公演"-ベルトルト・ブレヒト連続公演の第2弾『肝っ玉おっ母とその子供たち』は盛況のなか幕を閉じました。
レパートリーシアターKAZEでは、休む間もなく第3弾『マハゴニー市の興亡』の稽古が始まっています!
いよいよ風の総力を結集した記念公演も後半戦。
ブレヒト初期の時代に書かれた短編『乞食 あるいは 死んだ犬』、そしてブレヒト後期の作品として知られる『肝っ玉おっ母とその子供たち』の公演に続き、ブレヒトがこの作品から叙事的演劇を模索を開始したというオペラ『マハゴニー市の興亡』が連続公演の第3弾として8月22日(金)~27日(水)に公演されます。
風の総力を結集したブレヒト・オペラを、どうぞご期待下さい!!


キャスト
口上役 :田中賢一

パウル・アッカーマン :柳瀬太一
ヤーコプ・シュミット :栗山友彦
ハインリヒ・メルク :中村滋
ヨーゼフ・レットナー :緒方一則


やもめのベグビック :保角淳子
社長のヴィリー :田中悟
三位一体のモーゼ :酒井宗親


ジェニー・スミス :柴崎美納(22.24.26日)
          渋谷愛(23.25.27日)
マハゴニーの女たち :清水菜穂子/木村奈津子/稲葉礼恵
           仲村三千代/千田沙都/工藤順子 白根有子
トビーヒンギス :佐野準
マハゴニーの男たち : 田中賢一/佐藤勇太/白石圭司
           佐野準/車宗洸


です!
どうぞご期待下さい!

チケットの予約お申し込みはこちらから↓↓
東京演劇集団風
TEL,03-3363-3261
info@kaze-net.org
URL↓↓
http://www.kaze-net.org

『肝っ玉おっ母』凱旋公演!

2008-08-09 11:56:26 | 公演情報

ブレヒト連続公演第一弾、乞食あるいは死んだ犬』は大盛況のうちに幕を閉じました。
オリビエ・コント、イワナ・クラチュネスクの素晴らしい演技は、20周年を迎えた劇団への最高のプレゼントになりました。

そして、ブレヒト公演第二弾『肝っ玉おっ母とその子供たち』がただいま上演中です。
今回の公演は2年前からはじめた中学生・高校生を対象とした旅公演の凱旋公演としての位置づけです。
2年間で100ステージ近くの公演をし、多くの若い観客のまなざしに支えられてきた公演は、あたたかい初日を昨日迎えました。



オリビエ、イワナとともに芝居をつくった経験も、今回の公演に生きているようで、客席とのやわらかい関係性は、いままでとはまた一味違った『肝っ玉』をつくりだしています。

公演は10日日曜日まで、まだ若干の空席がございます!