風のBLOG

東京演劇集団風の時事通信!
公演情報や稽古場速報、全国巡回公演の情報など
日々の出来事を速報!!

東京公演「星の王子さま」

2009-02-25 16:07:00 | 公演情報

東北・北海道の旅を終えた「星の王子さま」は東京の拠点劇場レパートリーシアターKAZEでの公演が控えています!

東京演劇集団風
Tokyo Acting Troupe KAZE 2009

星の王子さま Le Petit Prince

出演:白根有子
   緒方一則
   工藤順子
   仲村三千代
   栗山友彦  
   車宗洸
   酒井宗親

<日程>
3月7日(土)・8日(日)

<時間>
開演:2時 (受付は開演1時間前、開場は15分前です)

<入場料>
当日4000円/前売3800円/学生3300円 (全席自由)

※3月4日~6日は<春の劇場体験週間>として中学校4校が鑑賞します


チケットのお求め、お問い合わせは

Tel:03-3363-3261
Fax:03-3363-3265
東京演劇集団風まで

またホームページにも公演情報、詳細が掲載されています

URL:http://www.kaze-net.org


風のレパートリーの代表作のひとつ「星の王子さま」、新しいメンバーも加わっての東京公演になります!
この作品は1943年に書かれて以来、世界中で読み続けられている大ベストセラーです。
なぜ、今も読み続けられているのか?
なぜ、今、この社会に「星の王子さま」なのか?


公演は間近に迫っています!
皆様のご来場をお待ちしています。


「星の王子さま」東北・北海道ツアー④

2009-02-25 13:18:54 | 全国巡回公演
2週間の東北公演を経て、「星の王子さま」の旅班は北海道に入りました。
北海道は本州とは違って、本当に「冷たくて痛い!」という寒さ!
旅班も防寒着をしっかり着こんで、いざ北海道、まずは函館へ乗り込みます!!

文化庁本物の芸術舞台体験事業「星の王子さま」ツアー最後の週は

2月16日 北海道(函館) 桔梗中学校
  18日 北海道(旭川) 旭川第二中学校
  19日 北海道(旭川) 愛宕東小学校

での3公演でした

桔梗中学校での公演は元気な生徒さんとの出会いがありました。
3年生が受験を控えているため、残念なことに参加は出来なかったのですが、2年生が歌った「僕の旅は続く」はとてもエネルギッシュでした!!
公演後は片づけを有志の生徒さんが手伝ってくれました。
寒さなんて関係ないくらい片付けの間も元気いっぱい、たくさんの交流がうまれました。



桔梗中学校、片づけの後での集合写真




2年生による「僕の旅は続く」




地理学者を演じてくれたのは安達克佳教頭先生
呑み助を演じてくれたのは福島大史先生
両先生がステージに出ると生徒たちから歓声があがりました!




カーテンコールでは全員で、王子が劇中でうたう「光と影」を歌います




大きな黒幕をたらし照明効果でタイトルを映しだします
どの学校でも「おお~っ」という声が!


桔梗中での公演が終わり、洞爺湖を経由して旭川に入りました。
旭川といえば、雪!!どこをみても真白!!まさに白銀の世界です。

旭川第二中学校では舞台見学が行われました。舞台スタッフの説明を真剣に興味津々の眼差しできく生徒さんたち。時間をかけて立て込んだ甲斐がある瞬間です。
この学校では、全校生徒さんで毎年ミュージカルを一作品創りあげるそうです。
廊下には写真や台本が飾られ活気に溢れていました。
来年度はどんなミュージカルが公演されるのでしょうか!?



呑み助の畠山陽輔先生、リハーサルも気合入ってました!本番では大人気!!




こちらは地理学者の芳賀秀樹先生、先生は舞台袖で自主稽古もなさってました!
英語担当の先生は本番で地球へ旅立つ王子に別れの一言「グッドラック!」きまってました




3年生「僕の旅は続く」のリハーサル風景、王子・飛行士との絶妙なハーモニーを聴かせてくれました


旅の最後のステージは、同じく旭川市、愛宕東小学校での公演です。
今回の公演の中で一番生徒さんの人数が多い学校でした。
本当に元気一杯の学校で体育館は熱気で溢れていました!!
芝居が始まるまえ校長先生が「芝居を観ている途中、楽しかったら笑って、悲しかったら泣いて、怒りたかったら怒ってください」と生徒さんに話していました。
皆はその通り、それぞれが感じる「星の王子さま」を全員で感じ、反応し合いながら最後まで一緒につくりあげました!



6年生のリハーサルの様子




呑み助の宮内清年先生、生徒たちは大笑いしてました!




地理学者の渡辺輝男校長先生、地理学者になりきってくれました





最終公演後、北海道でバス・トラックを運転してくれた浜田さんと旅班のメンバーでの集合写真

元観光バスの運転手、浜田さんは冬の北海道、雪道の運転のプロ!!
メンバーから浜田さんの運転テクニックに感嘆と歓声の声があがりました!
短い期間でしたが車のメンテナンスから、運転まで本当にお世話になりました!
またお会いしたいです。ありがとうございました!

「星の王子さま」は全公演を終了し、東京に戻ってきました。
3月7・8日の東京公演に向けて旅で出会ったことを大切にまだまだ続きます。





「星の王子さま」東北・北海道ツアー③

2009-02-17 03:02:10 | 全国巡回公演
第2週目の後半は、宮城県を離れ、さらに北へ移動します。

岩手県 大東中学校
秋田県 金岡小学校

での公演でした。

大東中学校では「僕の旅は続く」が1年生の皆さんの力強く歌いあげてくれました。全校生徒による「おーい、おーい。どこへいってしまったんだよ。」と、星へ帰っていった王子さまを呼ぶ声は、やはり中学生!迫力がありました。
公演後には1・2年生が片づけを手伝ってくれました。芝居だけでなく、出演者やスタッフと交流できる時間は私たちにとっても楽しく、大切な時間です。
お手伝いありがとうございました!!



呑み助役の菅原豪先生、出演後は生徒さんから大反響!




地理学者役の山崎弘貴先生、3年生を担当する先生には特別な想いがあったそうです



「僕の旅は続く」1年生とのリハーサル風景




公演終了後に全員で集合写真を撮りました!




うぬぼれ男・実業屋を演じる栗山友彦と片付けを手伝ってくれている生徒さん




「重い~!」と言いながら一生懸命に荷物を運び出してくれました


金岡小学校では近隣の学校や保護者、地域の方々も公演を楽しみに観に来てくれました。観客数は400人を超え体育館があっという間にいっぱいになりました。
本当に元気のいい生徒さんや先生方で、5・6年生の歌う「僕の旅は続く」、全校生徒による歌、「僕は行く」には圧倒されました!!素敵な歌声でした!!
金岡小では私たちもお昼に学校給食をいただきました。とても美味しかったです♪
片づけを手伝ってくれた6年生と5年生はとても積極的に参加してくれて、トラックまで荷物を運ぶ距離が長かったのですが、あっという間に片付けも終わりました!!みんな、遅くまでありがとう!



5・6年生の歌声は会場全体が感動した素晴らしい歌声でした




呑み助の児玉知行先生、持参のお酒はなんとめんつゆ!会場は大盛り上がり




地理学者の北条寛子校長先生、アドリブをきかせてくれました!!




王子役の白根有子から学校へ記念の色紙をプレゼントしました




体育館の入り口に「星の王子さま」に出てくるいろいろなものを手作りでつくって貼ってくれました!


来週はいよいよ北海道に入ります。
旅は続きます。

「星の王子さま」東北・北海道ツアー②

2009-02-17 01:51:30 | 全国巡回公演
「星の王子さま」第2週目の前半は

宮城県 名取第二中学校
宮城県 賀美石小学校

での公演でした。

名取第二中学校では本編で王子が歌う「光と影」を吹奏楽部の生演奏してくれました。リハーサルでの迫力ある演奏を聴き圧倒されました!本番ではさらに気持の入った演奏でとても素敵な共演になりました。
「僕の旅は続く」を歌った3年生の歌声も体育館いっぱいに響き渡り卒業を間近に控えた彼らの想いが伝わる歌声でした。
終演後には2年生全員と座談会が行われたくさんの質問、出演者との交流があり大いに盛り上がりました!その後、2年生は公演の片付けを手伝ってくれました!!



舞台見学が行われました。王子さまの住む星を皆で動かしています。




名取第二中学校吹奏楽部の皆さん




指揮者の高橋由佳子先生。盛り上げてくれました♪




呑み助を演じた大内裕二先生




地理学者を演じた高橋栄三先生




「僕の旅は続く」を歌う3年生

賀美石小学校は全校生徒が105人と生徒さんの少ない学校でしたが、一人一人がとても元気でした!舞台見学ではステージ、照明、音響と3班に分かれ、舞台裏、煙の出るスモークマシーン、明かりを操作するパレイタスという機材を実際に触ったり音を出す操作の仕組みを説明したりと、みんな興味津々!あちらこちらから、「わぁー!」や、「きゃあ~!」と楽しい声が聞こえました。
6年生の歌声は澄んだきれいな歌声でした。その歌声は下級生へ先生へしっかり届いたと思います。



6年生によるリハーサルの様子




呑み助役の本林利彦先生




地理学者役の本田晃校長先生、気合入ってます!




音響オペレーターの渡辺雄亮と生徒さん、楽しそうです♪




照明オペレーターの坂野貢也と生徒さん、操作をするフェーダーはこんなにあるんです!




舞台監督、長谷川敬久の操作する大きな扇風機からの風に皆大はしゃぎです


文化庁「本物の舞台芸術体験事業」では芝居を観るだけではなく、実際に参加し、自分たちが役者達と一緒に芝居を創ることを体験します。
彼らの中に生まれるであろう何かを私たちが受け取り一回一回の出会いがつくられていきます。




「星の王子さま」東北・北海道ツアー①

2009-02-09 01:48:37 | 全国巡回公演
「星の王子さま」の公演、第一週目は

2月3日 仙台市 秋保小学校・湯元小学校・馬場小学校
  4日 仙台市 住吉台小学校
  5日 仙台市 蒲町小学校
  6日 宮城県 貞山小学校
での4公演でした。

 

住吉台小学校6年生「僕の旅は続く」のリハーサルの様子



呑み助、曳地敏明先生



地理学者、竹内久子教頭先生



特別支援クラスの生徒さんの舞台見学もありました。星が人気ものです!



蒲町小学校での特別支援クラスの舞台見学、みんな照明に興味津々です



蒲町小の呑み助、鈴木健美先生



蒲町小の地理学者、赤間宏校長先生



蒲町小6年生とのリハーサル



貞山小の呑み助、遠藤まゆみ先生



地理学者、吉田和男校長先生



5年生が舞台見学に来てくれました!スモークと照明に歓声があがります!



そして6年生と「僕の旅は続く」のリハーサル


どの学校の生徒さんも先生方も保護者、近隣の方々も「星の王子さま」の公演を楽しみ待っていてくれました!
6年生の迫力のある歌声、全校生徒で歌うクライマックスの歌、そして大切な花のために自分の星へ帰っていく王子さまを呼ぶかけ声、芝居を観るだけでなく、自分たちも参加する、「星の王子さま」を一緒につくるという緊張や期待感は大人も子供も変わらない、体育館が一体の空気に包まれた一週間の公演でした。

「星の王子さま」は、儚く、美しく、悲しい物語であると同時に現代社会への問いかけを含んでいる物語です。
「星の王子さま」を上演する私達はこの問いかけを身体で感じながら、新たな出会いへと旅を続けます。



「星の王子さま」追加公演スタート!

2009-02-08 03:05:17 | 全国巡回公演
平成20年度文化庁‘本物の舞台芸術体験事業’「星の王子さま」東北・北海道ツアーの追加公演が始まりました。
今旅ではキャストも新しいメンバーが加わりました。

王子  :白根有子
飛行士 :緒方一則
ヘビ  :車 宗洸
キツネ :工藤順子
花   :仲村三千代
星の住人:酒井宗親/栗山友彦
バオバブ:佐藤勇太/菅田正照

舞台監督  :長谷川敬久
舞台スタッフ:佐田剛久/中村滋/清水菜穂子/渋谷愛
音響     :渡辺雄亮
照明     :坂野貢也
照明スタッフ:森本晃将
の17名でおよそ1ヶ月間のツアーです。

公演の皮切りは、2月3日、宮城県仙台市の秋保小学校でした。
前日の朝から体育館での準備が始まりました。
「先週の土曜日に雪が降ったんですよ」と先生が話してくれたように、まだ雪の残る中、初日に向けて着々と準備が進みます。先生方も雪かきをしてくださったり、バーナーで雪を溶かしてくれました!

秋保小学校での公演は近隣の湯元小学校と馬場小学校の生徒さんも参加し、3校合同公演になりました。他の学校の生徒さん同士が同じ場所でひとつの芝居をつくるとう経験は、彼らにとって貴重な経験になったのではないかと思います。
3校の生徒さんの混ざり合う歌声は力強い歌声でした!




「僕の旅は続く」の歌を6年生と王子と飛行士が円になって練習しました




本番と同じようにリハーサルを行います




星の住人「呑み助」を演じる笛孝夫先生




星の住人「地理学者」を演じる一条裕校長先生




秋保小、全校生で舞台見学もありました!
写真は音響スピーカーを指さす1年生


「星の王子さま」の旅は始まったばかりです!